八幡「やはり雪ノ下雪乃のボーリングは最大級に間違っている」
- 2015年10月26日 23:10
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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結衣「三人でボーリングとか、初めてだね!」モグモグ
雪乃「私はボーリング自体初めてなんだけど。比企谷君、どうやればいいのか、教えてくれる?」
八幡「ああ。まずはボールを選ぶんだ。向こうに幾つかボールがあるから、自分が持ちやすいボールを選んでくれ」
雪乃「そうね……。これがいいかしら」ムンズッ
結衣「ゆきのん、ボールを鷲掴みとかスゴいね!」モグモグ
八幡「何で由比ヶ浜はさっきからバナナを食ってるんだ?」
雪乃「それで、このボールをどうすればいいの?」ブンブン
結衣「ゆきのん、ボールを鷲掴みで振り回すとかスゴいね!」モグモグ
八幡「ああ。そしたら、そのボールをこのレーンの奥に向かって投げるんだ。ピンが倒れた本数が自分の点数になる」
雪乃「このボールをレーンの奥に投げればいいのね?」ザッ
八幡「おい、野球の投球モーションで投げるのか」
結衣「ゆきのん、ボールに重さを感じさせないってスゴいね!」モグモグ
雪乃「それじゃ、第一投目、行くわよ」ザッ
結衣「ゆきのん、がんばれー!」ポイッ
八幡「おい、由比ヶ浜。食べたバナナの皮をポイ捨てするな。危ないだろ」
雪乃「せーの……あっ」ツルッ
雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」
八幡「しまった! 雪ノ下がバナナの皮で滑って転がっていったぞ!」
結衣「ゆきのーん!」
雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」
パッカーン!!
パンパカパーン♪
雪乃「がこっ! うぃーん!!」
八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」
結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」
ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ガシャコン
コロコロ……
雪乃「ただいま」スタッ
八幡「お、おう……」
結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、スゴいね!」
結衣「じゃあ、次は私の番だね。がんばるよー!」ムンズッ
八幡「おい、由比ヶ浜! それはボールじゃなくて……!」
結衣「せーの!」ブンッ
雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」
八幡「しまった! 雪ノ下が凄い勢いで転がされていったぞ!」
結衣「ゆきのーん!」
雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」
パッカーン!!
パンパカパーン♪
雪乃「がこっ! うぃーん!!」
八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」
結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」
ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ガシャコン
コロコロ……
雪乃「ただいま」スタッ
八幡「お、おう……」
結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、すごいね!」
八幡「点数表示が、何故か雪ノ下が二連続ストライクになってて、由比ヶ浜はガーターになってるぞ」
結衣「でも、次はヒッキーの番だから、今度こそ大丈夫だよね!」
八幡「ああ。俺は腕力がないからな。雪ノ下を掴んで放り投げる事は無理だ」
結衣「ところでさ、ヒッキー。このボール置き場にあるボタンって何だろ? とりあえず押してみるよ」ポチッ
ドカンッ!!
雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」
八幡「しまった! 雪ノ下がテロリストの仕掛けた爆弾の爆発で飛んでいったぞ!」
結衣「ゆきのーん!」
雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」
パッカーン!!
パンパカパーン♪
雪乃「がこっ! うぃーん!!」
八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」
結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」
ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ガシャコン
コロコロ……
雪乃「ただいま」スタッ
八幡「お、おう……」
結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、すごいね!」
八幡「これで雪ノ下は三連続ストライクか」
結衣「でも、私たちがガーターだよ、ヒッキー!」
雪乃「次は私の番ね」ムンズッ
八幡「雪ノ下の番が多すぎないか?」
結衣「不思議な不公平を感じるし!」ヌリヌリ
八幡「おい、由比ヶ浜。勝手に床にワックスを塗ると、滑りやすくなって怒られるぞ」
雪乃「それでは、行くわよ」タタタッ
雪乃「あ」ツルッ
雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」
八幡「しまった! 雪ノ下が滑って転んで勢いよく転がっていったぞ!」
結衣「ゆきのーん!」
雪乃「ごろごろごろごろごろごろごろごろ!!」
パッカーン!!
パンパカパーン♪
雪乃「がこっ! うぃーん!!」
八幡「まずい! 雪ノ下がそのまま奥に転がっていったぞ!」
結衣「スゴいよ、ゆきのん! ストライクだよ!」
ガコガコッ、ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ガシャコン
コロコロ……
雪乃「ただいま」スタッ
八幡「お、おう……」
結衣「ゆきのん! レーン奥から転がり戻ってきて無事とか、スゴいね!」
八幡「遂に雪ノ下が四連続ストライクだな」
結衣「ゆきのんばっかりズルイし! こうなったら、ゆきのんを使って私がガーターを出してやるし!」ムンズッ
八幡「おい、由比ヶ浜! まさか、お前、雪ノ下を投げる気じゃ……!」
結衣「せいっ!」ブンッ
雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」
八幡「しまった! 雪ノ下がオーバースローで飛ばされていったぞ!」
結衣「ゆきのーん!」
雪乃「ひゅーーーーーーーーーーん!!」
ズガンッ!! バキンッ!!
雪乃「ぎゅいーーーーーーーーーーん!!」
八幡「大変だ! 雪ノ下が天井をぶち破ってそのまま大空に飛んでいったぞ!」
結衣「ゆきのーん! カムバーック!!」
― ニューヨーク 高層ビル ―
キャシー「凄いわね、ニューヨークの街が一望出来るなんて。こんな場所でお洒落にディナーが出来るだなんて、まるで夢みたいな気分よ」
ブライアン「だったら、自分の頬でもつねって確かめてみるかい? それとも俺が確かめさせてあげようか? 頬をつねる訳じゃなく、唇を塞いでだけどね。HAHAHAHA」
キャシー「ブライアンったら、冗談ばっかり。やめてよ、もう。ふふっ」
キャシー「それにしても、ブライアン。今日は一体どうしちゃったの? こんな高級そうな場所に私を誘うなんて」
ブライアン「ああ、その事か。だったら、キャシー。実は君にも、ある程度の察しはついてるんじゃないかい?」
キャシー「ついている、と言えば、ついているかもしれないわね。でも、それは到底私の口からは言えなさそうな事だもの。だから……」チラッ
ブライアン「キャシー……今日は少し真面目な話をしたいんだ。いいかい?」
キャシー「ええ、もちろんいいわ。でも……せめて食事が終わってからにして欲しいの。もしも私の予想通りの事だったら、ここであなたと一緒にこのまま食事なんて出来そうにないもの」
ブライアン「オーケー。わかったよ。話は食事の後に。ワインをすっかり飲み終えて、デザートを食べ終わってからにしよう」
キャシー「そうしてもらえると嬉しいわ。ありがとう、ブライアン」
キャシー「そういえば、あなたと初めて出会った夜も、こんなシチュエーションだったわね」
ブライアン「そうだな。あの時はこんな高そうなレストランじゃなく、しみったれたラムの匂いが充満している安くてボロっちいバーだったけどな」
キャシー「そして、あなたはお客じゃなくてその店のバーテンダーだった」
ブライアン「ああ。来る客、来る客、全員がコカインでもやっているかのような、キマッちまってる奴らばかりだったよ。お代を貰おうとすると、代わりにショットガンを突きつけてくる様な奴もザラにいたさ」
キャシー「あの頃の私もそうだったわね。すっかり酒と麻薬に溺れていたわ。まるで野良犬の様だった」
ブライアン「そう思っているのは君だけだよ、キャシー。バーに入ってきた君は美しくて、俺には君が天使のように見えた。これは嘘じゃない」
キャシー「そう言ってくれるのは、今も昔もあなただけよ、ブライアン。他の人は違うわ」
ブライアン「……なあ、キャシー。自分を卑下するのはいい加減やめにしないか。昔はともかく、今の君は真面目にスーパーマーケットで働いてるじゃないか。周りの評判だって……」
キャシー「でも、それは全部あなたが世話を焼いてくれたからだもの。私一人だったら絶対に無理だった。それに、今のあなたはバーテンダーではなく、有名プロレスラー……。私とあなたとの距離は遠ざかっていくばかりだわ」
ブライアン「キャシー……」
キャシー「私はね。あなたに助けられたから、今度は私があなたを助けたかったの」
ブライアン「そうだったのか……。君がそんな風に思ってるとは知らなかったよ」
キャシー「でも、あなたは私の助けなんか必要ないぐらい体も心も強かったし、それに隣には可愛いガールフレンドもいた」
ブライアン「いや、ステファニーと俺はそんな仲じゃ……。それに、キャシー、ちょっと待ってくれ。俺は、実は君
コメント一覧
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- 2015年10月26日 23:11
- 掘る方のボーリングでもするのかな?
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- 2015年10月26日 23:17
- タイトルを見て地質調査でもするのかと思った
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- 2015年10月26日 23:18
- ボウリングの誤字に見せかけた掘削ssだと期待した俺が馬鹿だった。
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- 2015年10月26日 23:21
- 壮絶に滑ったな
ボウリングだけに
タイトルはボーリングなのになぁ
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- 2015年10月26日 23:21
- ボーリング云々の前に読みにくすぎだろ…
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- 2015年10月26日 23:22
- あんまいじめんなオマエラ
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- 2015年10月26日 23:29
- キャシーとブライアン部分のほうがしっかり書かれてて草
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- 2015年10月26日 23:33
- キャシーとブライアンに尺使いすぎやろ
次は二人の出会い編書いたら読んでやるよ
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- 2015年10月26日 23:36
- キャシーとブライアンの下りを見るとまともな文章書けそうなのになんでメインはああなっちゃうのか
いや嫌いじゃないけど
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- 2015年10月26日 23:40
- だからもうお前はSS書くなって・・・
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- 2015年10月26日 23:43
- 誰もボーリングにツッコまなかった本スレの奴らは優しいな
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- 2015年10月26日 23:47
- むしろキャシーとブライアンが主役だろ
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- 2015年10月26日 23:49
- 読むのを止めたわ
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- 2015年10月26日 23:51
- こういうssも好きだがこれはずっとパターンが同じで途中で飽きてしまった
キャシーとブライアンを書け
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- 2015年10月26日 23:57
- キャシーとブライアン人気過ぎんだろww
キャサリンとの修羅場はいつになるのかな?
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