怖くないのかな？

漆黒の闇の中での船外活動といえば宇宙が題材の映画では欠かせないシーンですが、そこでも人類は新たな一歩を踏みしめたようです。今回2人のアメリカの宇宙飛行士が、地球の250マイル（約400km）上空に設置された国際宇宙ステーション（ISS）にて7時間16分の宇宙遊泳を達成しました。

この宇宙遊泳は、第45次長期滞在クルーの船長のScott Kelly氏とフライトエンジニアのKjell Lindgren氏によって達成されました。今回のミッションは「機体のメンテナンスとアルファ磁気分光器へのサーマルカバーの取り付け」というもの。実際の作業時間は予定よりも45分延長されたとのことです。

あんなに重くて動きにくそうな宇宙服を7時間以上着て、さらに作業もするなんて、ものすごい重労働な気がしますね！

.@Astro_Kjell is seen inside the airlock from the helmet cam of @StationCDRKelly as they wrap up #spacewalk. pic.twitter.com/wMonK1LYaT

— Intl. Space Station (@Space_Station) 2015, 10月 28

この宇宙遊泳は2人にとって初の宇宙遊泳だったというのですから、2人ともすごい度胸です！ また船長のScott Kelly氏は今後、アメリカの宇宙飛行士としては世界最長となる342日間をISSで過ごす予定です。

We orbit the Earth every 90 minutes, with a sunrise or sunset every 45 minutes. 16 sunrises & 16 sunsets every day. @FameScientist #askNASA

— Douglas H. Wheelock (@Astro_Wheels) 2015, 10月 28

そうそう、ISSって90分で地球を1周するそうですよ。なんだか聞いてるだけで目が回りそう…。

source: CNN

（塚本直樹）