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食事画像でサイバー攻撃 「アノニマス」声明
Kyoko Shimbun 2015.11.02 News

食事画像でサイバー攻撃 「アノニマス」声明 これは嘘ニュースです

サイバー攻撃で書き換えられた蘇我入鹿さん公式ブログ
 2日未明から早朝にかけ、国内の企業や団体のインターネットサイトがステーキなど料理の画像に書き換えられるサイバー攻撃が相次いでいることが警視庁などへの取材で分かった。いずれも国際的ハッカー集団「アノニマス」が関与している可能性が高い。

 サイバー攻撃によって内容が書き換えられたサイトは、2日朝の時点で、イルカ追い込み漁の歴史について解説する「日本イルカ連合会」など46件にのぼる。被害に遭ったサイトは全てトップページに「イルカよりうまい」というメッセージと共にステーキや豚しゃぶ、親子丼など肉料理の高解像度画像が表示されている点で共通している。

 国際的ハッカー集団「アノニマス」はサイバー攻撃とほぼ同時に「日本政府はイルカ漁を中止せよ」とする声明をツイッター上で発表。深夜ウェブ上に突如食事画像を掲載する行為は閲覧者に精神的ショックをもたらすことから「飯テロリズム(飯テロ)」と呼ばれ、カップル写真をツイッター上に掲載する行為に並ぶ重大な禁止事項とされている。

 「アノニマス」はイルカ漁や捕鯨に反対する立場を表明しており、今回の飯テロも反捕鯨を訴えるサイバーテロ活動の一環と見られる。また「次は飯テロでは済まない」とも警告した。

 だが今回サイバー攻撃の被害を受けたなかには、大化の改新で倒された蘇我入鹿さんの公式ブログ「失われた首を求めて」や、プロ野球球団・大洋ホエールズのファンサイト「超二流」などイルカ漁・捕鯨と関わりがないサイトも多く、攻撃対象に杜撰さも見られる。10月22日には同じく無関係のインターネットニュースサイト「ASCII.jp」がサイバー攻撃を受け1週間近く閲覧不能になっていた。

 また「飯テロ」として掲載された画像には絶滅危惧種に指定されているニホンウナギを使ったうな重も含まれていたことから、今後「アノニマス」自身が二ホンウナギ保護を掲げるサイバー集団「EELS(イールズ)」からカウンター飯テロを受ける可能性も高まりそうだ。

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