経済紙、
週刊ダイヤモンドが、
ネットの闇「
ステマ」を特集した記事を掲載。
非常に話題になっております。
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■引用元週刊ダイヤモンド11月2日号に掲載された「
ステマ特集」。
この記事では、PR会社「ベクトル社」が行っている、
ステマの相場表が掲載。
月刊PVと、
ステマ記事掲載に必要な金額などが
詳細にアップされております。
上がっているサイトには、「まんたんウェブ」「サーチナ」「JCASTニュース」
「NEWSポストセブン」「日刊SPA!」「日刊サイゾー」「ガジェット通信」などなど、
よく聞くサイトの名前がずらりと並んでいる。
また、ゲーム関連サイトでは「INSIDE」も名を連ねています。
この相場表は、あくまでベクトル社が設定したもので、
サイト側が設定したものでは無い点には注意が必要ですが、
昨今話題になっている「ノンクレジット記事」、
いわゆる「
ステマ記事」の金額まで暴露されるというのは非常に珍しいですな。
個人的に気になったのは、
上がっているサイトって、2ちゃんねるでスレのソース元として
引用されるメディアが多いなあという部分かな。
ステマがダメなのは、何がステマでそうじゃないのかが分からなくなって、
消費者の間に疑心暗鬼が蔓延してしまうのが
ダメなのは言うまでも無いんだけど、
これをみると、実際にやってるところは結構あるんすね~。
なお、今回の件について、名指しされた「ベクトル社」は抗議文を掲載。
■ 弊社に関する「週刊ダイヤモンド」の報道について(pdf)
記事内では、弊社の活動があたかもステマであるとされる表現や、
「ベクトルが作成したステマの“相場表”」というタイトルを付すことで
表内に記載されたメディアが、あたかもステマをしているという
誤解を招く表現がなされていることに関し、
弊社としては本意とするところではございません。
弊社を含め PR 業界におけるメディアとの取引は、
広告枠を購入するという形ではなく、必要に応じて
編集協力費を支払うという商習慣が存在している事は事実であり、
弊社もその慣習に従った活動を一部しておりました。
しかし、編集協力費を支払う事が、記事の内容やクレジット表記の
有無を決めるものではなく、それらは最終的に編集権を持った
メディア側の判断に委ねられるものであり、
我々PR 会社がコントロールできるものではございません。
また、我々が取り扱う情報は、生活者を不当に誘因するような虚偽や事実を歪める
誇張を含んだものではなく、あくまで事実に基づいた情報に限られます。
当然ながら、メディア側でも中立的な立場から、そういった点を精査した後に
記事化されているものと認識しております。
そうした認識を持つ一方、
ネットメディアの急速な進歩により、
広告と PR の境界が曖昧となってきている中で、弊社としても、
時代の変化と共に、変わりゆくルールや規範を取り入れた
業務を行っていく事が求められているという事も自覚し、今後の活動を行ってまいります。
今回の
週刊ダイヤモンドの記事は、ステマの定義も定まらず、
違法行為ではないとしながらも、弊社が行っている PR活動が生活者を欺く行為で
あるかのように誇張された表現がされている点、
業界全体の慣習の話にも関わらず弊社一社のみを特定し攻撃している点、
さらには今回の記事掲載に至る取材方法が公正性に欠ける点など、
弊社としては誠に遺憾であり、法的措置を含め検討する所存でございます。
なお、本件に関連して弊社の業績に対する影響はないものと考えております。
そして今回話題を振りまいている
週刊ダイヤモンド、
なんとベクトル社社長の西江肇司代表取締役の
インタビューを掲載するようです。
■西江肇司(ベクトル代表取締役社長)インタビュー (有料記事)
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/15308いや~、なんかすごいことになっていますねw。
とりあえず、今後はニュースサイトの記事をみるとき、
以前にも増して注意することにします。
■C‐NET■ベクトル社が名指しステマ記事にホームラン級にアレな反論をして広告業界大困惑の巻
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