『ヤングエース』連載、「百合な私と悪魔な彼女(？)」の1巻です。
女子高生・野々山やしろ は男に触られるだけで失神してしまうほどに極度の男性恐怖症。これというのも幼い頃に男の子から何かといじめられたことがあるからだ。だから初恋の相手も実は女の子。名前はわからないけど いじめられていたところを助けてくれた女の子がいて、その子を好きになっていた。でもアクシデントでキスしてしまったことがあり(上の画像ね)、その子とはそれっきり。また会ってみたいなぁと思っていたら、その時が急に訪れます。

西園寺みこと という転校生があの子にそっくりなのです。話をしてみたらやっぱり そうでした。当時の話をしていたら みことからキスをしてきたので みことも受け止める。でも何かおかしいぞ？　股間に手がいってしまったら何か膨らんでるし…。そう、実は みことは男の娘だったのです！　これというのも家庭の事情、というか女性ホルモンが異常に分泌する家系の事情でした。

このままだと僕は本当に女の子になってしまう。そうならないためには最初にキスした相手である やしろと毎日キスする必要があるとのこと。もちろん拒否する やしろですが「僕はどうしても…男に戻らなきゃダメなんだ…！」と強い口調で言われて返す言葉がありません。

そして相手に流されるままキスをする日々を重ねていく──というお話です。とにかくキスのオンパレードな漫画ですわ。1話に最低一回はキスをしており、こっちが恥ずかしくなってしまいますよ。
男女のキスでも見た目は女の子同士。このアブない関係に気が付く子が現れます。

それは帰国子女の 四ノ宮エリス。自分のことを超絶美少女と語る自信家で、自分以上に男子にモテる みことに嫉妬している様子。ただ頭が残念なことから簡単に言いくるめられてしまい、以後は良好関係となりました。この子がもっと活躍してくれたら二人は波乱な日々になるんじゃないですかね。