高速道路などには速く走行したい車両のためのファストレーン（高速車線・追い越し車線）が用意されています。
なんとイギリス・リバプールでは、世界で初となる速く歩きたい人のための「ファスト・ウォーキング・レーン」が作られたそうです。
ちょっと急いでいるけれど、前にのろのろ歩いている人がいて邪魔だと思ったことはあるでしょうか。
あるいは抜かしたいのに通りの幅いっぱいに人がいて追い抜かせないときなど、急ぐ人にとってはこれほどイライラすることはありません。
そんな人のために、速く歩きたい人専用の「ファスト・ウォーキング・レーン」が設置されました。
特に若者に支援されているようで、16〜24歳の69％がこの「ファスト・ウォーキング・レーン」を支持しています。 ただし55歳以上では37％に留っています。
理由の1番人気は「時間の無駄を避ける」というものでした。そして31％の人が道がふさがっているとイライラすると答えています。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●自分は歩くのが速い。たいていは人々の間をくぐり抜けているが、たまに自分の斜め前のゆっくり歩く人の後ろに、まるで磁石のようにぴたっとくっつくことになる。相手は全く気付かず、自分は気まずいまま1分ほど赤ちゃんステップを強いられる。
●「47％が都市部におけるのんびり歩きにイライラする、という調査結果を経て〜」
その通りですある。
↑それは53％の人が歩くのが遅いってことなのか。
↑53％が車を持ってるってことだよ。
●じゃあこれからファスト・ウォーカーたちは、他のファスト・ウォーカーがさっさと歩かないといらいらするんじゃないか？
↑3番目のレーンが必要だな。
●これはいいアイデア。
●ニューヨーカーもやってきます。
↑ああ、これはうちの都市に持ってきてほしい。本当に気づいてくれない愚鈍な連中の後ろに詰まってしまうのはもううんざり。
↑きっと何も変わらないよ。エスカレーターでも左側に突っ立って、ふさいでいる人がいるくらいだから。
●ふざけた歩き用のレーンはある？
●車の道路みたいになると思うね。「ファスト・ウォーキング・レーン」にゆっくり歩く人が陣取っているため、速く歩く人が普通のスペースを歩くとかね。
人の多い所ではこうしたレーンがあると効率化が図れそうではあります。
ルールが遵守されやすいイギリスであれば、こうした試みがうまくいくかもしれませんね。
Could fast and slow walking lanes introduced in UK towns and cities? - YouTube
Liverpool becomes the first city to open fast walking lanes
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