僕らはみんな河合荘 7巻 (コミック(YKコミックス))

やばい。可愛い。超やばい。超可愛い。
『僕らはみんな河合荘』7巻の律ちゃんはとんでもないものを盗んでいきました。それは私の心です!あり得ん。あり得ん破壊力だよ。可愛さ力を53万計測できる私のスカウターを即効で「ボン!」させた。いやはや、まさかここまで可愛い律ちゃんを堪能できようとはね。

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ほら、最近は律ちゃんのライバルキャラ、後輩・椎名が伸張めざましかったじゃないですか。キャラが立ちすぎてアクの強い『僕らはみんな河合荘』において、普通にいい子、普通に可愛い、普通に強敵…と、「普通」であることを最大限の武器にした椎名の恐ろしさ。

1
椎名

可愛いな、おい!
宇佐のこと聞かれて、「―えっ!?」(かあっ)の赤面っぷりの威力。その後の「違います。そーじゃなくてっ」と否定しながら宇佐のいい所述べまくって「私こーゆー話題苦手なんですよ~」って。コミュ力モンスターがテンパって混乱ですからね。そのギャップにハートをにぎにぎされちゃいますよ。

なにこの娘…超可愛いじゃん!
読者の心をガッチリ鷲掴みしていく。ラブコメとしても律ちゃん危うし状態!肝心の律ちゃんも同級生のヤローと勉強会とかして宇佐とすれ違いまくりですからね。そんなこんなで色んなタイミングが悪くてすれ違ってしまう2人。空気がピリピリしてきます。

2
すれ違ってピリピリ

マジで修羅場る5秒前。
なにこのギスギスした空気。いいね。修羅場大好き!修羅場っつーのはね、ラブコメのはな場ですからね。小さなすれ違いからはじまって、バトルが勃発するまで楽しめる。修羅バトルこそラブコメよ。やり過ぎると鬱っぽくなるので注意が必要なんだけど、『僕らはみんな河合荘』の塩梅は見事という他なかった。

このギスギスした雰囲気は大好物ですよん。今まではさ、律ちゃんの可愛さを堪能して甘い展開をニヤニヤ楽しんでいたじゃないですか。ラブコメらしく単に都合が良い展開がひたすら繰り返されるだけでしょって舐めてた僕もソワソワしますって。キリキリしますって。

この修羅場によって、律ちゃんはとんでもない事になった。
アトミックウェポン級の破壊力になった。ズバリ、ヤキモチである。
ヤキモチこそラブコメの究極。ヒロインの奥義。ヤキモチを制するものが読者のハートを制するのだ。ただヤキモチを焼く姿が可愛い…だけでなく!ヤキモチは世界で一番可愛い最上の求愛パフォーマンスなり。外敵(他のヒロイン)に奪われないようにする為に生み出された、二次元界の境地に他ならない

3
怒る律ちゃん

ねぇ、ねぇ、なーんで律ちゃんは怒ってるの?
まあその解答が出たら『僕らはみんな河合荘』完だけどさ。
これぞ、無我のヤキモチなり。

うむ、『僕らはみんな河合荘』は可愛い女キャラ多くて視覚的に楽しんでいましたけど、律ちゃんのヤキモチ焼かせ要員としても価値が上がったね。特に、今まで無表情系美少女だった律ちゃんのヤキモチ焼いて怒った表情の可愛さはグンバツに素晴らしいんですよ。小さなすれ違いで始まった、律ちゃんのヤキモチ焼き。ご馳走様でした!

もうね、この時点で悶絶必至!
「小さなすれ違い」からの「仲直り」が完璧すぎます。頬の筋肉が痙攣しそうなぐらいゆるゆるとニヤニヤしちゃうじゃないの。無条件降伏しちゃうぐらいの圧倒的な戦力!完全にノックアウトしてしまいます。喧嘩してるような邪険な雰囲気…からの~!

4
からの~

「きらいにならないで…」

はい死んだ。死因は悶絶死です。
ここからの律ちゃんの可愛さのコンボはね、最高でした。「椎名さんみたいに上手にできなから…」と何故か椎名の名前を出す律ちゃん。可愛い。ポカポカ殴る律ちゃん。可愛い。笑顔で仲直りする律ちゃん。可愛い。一挙一動すべてに「可愛い」が付くよね。可愛いという言葉を具現化したら律ちゃんになりましたって感じです。

「この世全ての悪」がアンリユマならば、「この世全ての可愛い」は律ちゃんなのではないだろうか。それほどまでに「可愛い」の全てが律ちゃんにあった。ひょっとすると、「可愛い」という言葉は律ちゃんの出現を予言して作られた言葉なのかもしれん。それほど律ちゃんは全てが「可愛い」のである。

さらに。さらにだ。
ここまでで完璧に読者が撃沈しているのに、律ちゃんの「可愛い」攻撃は究極奥義を発動するのである。「壁ドン」である。いや、壁ドンどうのでヤキモチ焼いていたけどさ、まさかここまでの壁ドンが炸裂するとはね。宇佐が寝てるところに(本当は起きてたけど)、律ちゃんはそっと近づきます。え?キスでもしちゃうの?とドキドキしながらページをめくったら、「壁ドン」ですからね。宝具級の威力。

―――ここに。
終わりにして絶対不落の、真なる「壁ドン」が存在する。


5
壁ドン

なんだアレ―

宇佐と読者のシンクロ率が400%を超えた。もんどん打って倒れ込むってもの。あまりにも悶絶レベルで「カンバンしてくれ…」って震えるもん。私はね、いまだかつて、かくも刺激的で、かくも破壊力のある「壁ドン」を見たことがない。おおよそ、考えられる限りで、最高の「壁ドン」ではないだろうか。そう!最近流行りの「壁ドン」の萌えシチュを律ちゃんは完成させたのだ。終わらせたのだ。

「人の夢」と書いて「律ちゃんの壁ドン」と読む!
もしもだ、学校などで「夢」をテーマに宿題が出されたら、このページを提出すればいいと思う。それぐらい「夢」が、うらやまシチュエーションが律ちゃんの壁ドンにはあった。ここで、自己ベストの可愛さを叩き出してるとは…恐ろしい子だよ。本当に。

律ちゃんがベスト主演女優賞ならば、林には世界が許してくれるならベスト助演女優賞を上げたい。いい仕事しますねぇ…と唸るレベルで律ちゃんの可愛さを引き出している。世話焼き親友ポジションでいじり役もこなす。律ちゃんはいじられキャラなのですけど、林がいじったほうがさらに魅力的になる。「律ちゃんいじり」役としても「世話焼き」役としても外せないキャラになってきた。椎名も椎名で、かき回し要員でありながら、弁えてるのか律ちゃんを見事に引き立てつつ、自信も輝く名キャラとなっている。いい3人組みすぎる。

6
いい3人組み

「律ちゃん+林+椎名」の化学反応を侮っていた。
ぶっちゃけ、河合荘の面々よりもこの3人組のほうが好循環を生んでいる。律ちゃんに林が絡み、この2人に椎名が絡むことで、生き生きとしていく。あれですね。律ちゃんと絡む林と椎名は名軍師だね。両兵衛並び称す竹中半兵衛と黒田勘兵衛がいた豊臣秀吉のようなもの。その心は天下が取れる!まとめると、3人とも大好きという結論なり。まる。

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憧れの先輩と一つ屋根の下。 でも同居人が変人ばかりです」的ラブコメ。 宇佐くんの憧れ・律は、読書ばかりするひとりぼっちな先輩だった。 彼と彼女は徐々に距離を縮めていたが、強烈なライバル出現によって2人はギクシャク!?