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http://kyuukaiou.ldblog.jp/archives/1678590.html

巨人・高橋由伸新監督（４０）が９日、宮崎市で行われている秋季キャンプで、高知高から入団２年目の右打者、和田恋（れん）内野手（２０）にほれ込んだ。
１軍未出場ながら、内野の全ポジションを守れる将来の大砲候補を「時間をかけて見てみたい選手」と評価した。
天才打者だった指揮官が、才能の原石を見初めた。曇天のサンマリンスタジアム宮崎で行われたフリー打撃。ケージ裏に陣取った高橋監督が、和田のスイングを食い入るように見つめた。

　「打球も飛ぶし、角度も、インパクトも強い。ずっと中だったので、外での打撃を見たいと思っていた。遠くに飛ばす能力はあるのかな」
予定をオーバーして視察したため、サブ球場に移動した際には投手陣の特守が終わりかけていたほど。和田の動きに合わせてタイミングを取る場面もあり、
「僕との違いはどこにあるかと。自分を基準にするしかないから」と説明した。

和田は高知高で通算５５本塁打を放った右の大砲候補。今季は２軍戦１１３試合で打率・２１４、８本塁打、４５打点。坂本が入団時につけていた背番号６１を背負うのも、期待の表れだ。

フリー打撃では左翼ポール直撃の打球も放ち「体の開きが早いと言われているので、修正しながらやっています。
１軍メンバーでのキャンプは勉強になります」と汗を拭った。チームは野手陣の若返りが課題。「チャンスを与えてみようかと思えるぐらいになってくれれば」と指揮官。世代交代の象徴となれるか。　（長崎右）
http://www.sanspo.com/baseball/news/20151110/gia15111005030003-n2.html