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Android 6.0 の目玉機能 Now on Tap が日本語対応。あらゆるアプリを解析して次の一手を先読み提案 - Engadget Japanese


Android 6.0 Marshmallow の目玉のわりに良く分からない機能、「Now on Tap」が日本語に対応しました。

Now on Tap は Google Now のサジェスト機能をOS全体に拡大する仕掛け。いつでもどのアプリからでも表示内容を解析して「ユーザーが次にすること」を先読みし、関連情報やサービスを提案する機能です。ホームボタンの長押しでポップアップとして表示されます。


Google検索アプリやホーム画面で従来から使えたGoogle Nowは、ユーザーが能動的にキーワードを検索するより先に、現在地や時刻、予定、Gmailの文面などからその時々に必要な情報を予測し、あらかじめ提供する機能です。

Now on Tapはこの文脈予測と提案を、現在使用中のアプリを手がかりに呼び出す新機能。どのアプリでもどの画面でも、ホームボタンを長押しすれば、表示内容を解析して地名や固有名詞などを抽出し、関連情報やアプリをポップアップで提案します。

たとえばLINEなどのメッセージングアプリでお店の名前が出たときにホームボタンを長押しすれば、文面から店舗名を抽出して、お店の地図や電話、ガイドアプリのレビュー、予定作成などを提示します。

押しても意味のあるキーワードを抽出できない(文脈が読めない)場合、キーワードを見つけてもウェブ検索程度しかできない場合もありますが、Googleは自慢のデータベースKnowledge Graphにより個々の単語から意味や関係性まで把握していることから、ときに不気味なほど正確な関連情報を提示してくれます。たとえば「動画アプリの番組表示画面で呼び出すと、題名の元ネタになったシェイクスピアの戯曲名と作品情報を提案する」など。

またGoogleではアプリの内容にディープリンクできるApp Indexingを進めているため、サードパーティを含むアプリ内の適切な内容に直接飛ばしてくれることもあります。

Now on TapはAndroid 6.0端末のうち、英語と日本語設定で利用できます。台数で言えばAndroid全体の約0.3%。ホームを長押ししてもポップアップが現れずGoogle検索アプリに飛んでしまう場合、まだ使えないか有効になっていません。
Android 6.0 の目玉機能 Now on Tap が日本語対応。あらゆるアプリを解析して次の一手を先読み提案

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