ゲノム(全遺伝情報)の解析が進み、ゴリラと人間の遺伝子は98.25%までが同じであることが判明しています(チンパンジーは98.73%が同じ)
とはいえ、立派な身体つきを見ると、かなり人間とはかけ離れているようにも見えます。
では骨格はどのくらい違うのでしょうか。ヒトとゴリラの骨格標本を比較した写真をご覧ください。
なるほど。
こうして骸骨を並べると、似ている部分、似ていない部分がよくわかります。
ヒトと比べて、かなりあばら骨や骨盤が大きいですね。
しかし各部分の大きさや長さは違えど、かなり共通点も多いのではないでしょうか。
ちょっと体格のいい人と細い人と言われても、通じそうな雰囲気さえあります。
海外掲示板の意見をご紹介します。
●ゴリラの頭骨のてっぺんにある隆起は何?
↑矢状隆起(矢状稜)と呼ばれているもので、強度に発達した側頭筋(下顎を動かす筋肉)の付着する所。多くの哺乳類でオスが大きく持っている。ゴリラのことはよくわからないが雄犬なら、頭をなでてやると気付くよ。
↑昔飼っていた犬で思い出した。
●もうこれは、ヒトの頭骨をフォトショップしてゴリラにつけて、Facebookあたりに「体格の良い人がいた」と投稿すべき。
↑やってみた。
リクエストにより改善版。
↑二重あごの骨も付け加えたらどうだろう。
↑やってみた。
↑これぞ、みんなが欲しかった証明だ。
●ヒップは嘘をつかない。
↑キム・カーダシアン(お尻の大きなモデル)はゴリラのヒップだったんだ。
(キム・カーダシアン - Wikipedia)
●生物学のもっともすばらしい章は、骨格を見ることである。進化論を信じないなら、骨格を見るのが一番良い証拠となるだろうと言われたことがある。
●出産用のヒップだな。ゴリラの出産はまるでテイクアウトの注文でもするかのように簡単だと聞いた。
●驚くほど似ているな。進化論の説明がいらないほどだな。
驚くほど似ていることに感心をする人が多いようでした。
われわれが感じてる以上に、そう遠くない親戚なのかもしれません。
A gorilla skeleton compared to a humans.