チェスは全世界で楽しまれているボードゲームで歴史も古いことから、さまざまなチェス盤と駒のセットが出ています。
なんと1924年には、人間を使ってチェス盤を再現したことがあり、写真として残っていると話題を呼んでいました。
ナイト(騎士)は馬に乗っているところや、ルーク(城、戦車)にチャリオット(戦車)を使っているあたりも、かなり忠実に再現されています。
これはどういう経緯があって行われていたのでしょうか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これ見て考えたのは、「メル・ブルックス/珍説世界史PARTI」の人間チェスだった。
↑「ナイト!クイーンにジャンプ!」そのシーン
History of the World Part 1 - YouTube
↑「全員、クイーンにジャンプ!」
●最初のハリー・ポッターを思い出した。
↑原本を読んだら、作者はチェスをしたことがないことがわかる。(あるいは忘れたのか手抜きなのか)描写の半分の動きは正しくない。
↑魔法世界のチェスはルールが違うのかもしれないよ。
●これはサンクトペテルブルク(ロシア)の宮殿広場だね。
↑誰かが教えてくれるのを待っていた。写真の背景に興味がある。
↑背景は以下の通り;
これはチェスをソ連で普及させるためのキャンペーンの一部で、似たようなゲームが1921年から1924年にかけて行われた。
このゲームに関しては1924年の7月24日に行われ、その他の写真はここにある。
赤軍が黒を、海軍が白で、ロシアのチェスマスターだったロマノフスキーとラビノヴィッチの2人が試合をして、引き分けに終わった。
●マロースティカ(イタリア)では毎年行われているよ。
Human Chess Game - a few moves in progress - YouTube
●人間チェス? チェスのことはよくわからないが、見えるのは馬なんだけど?
●これはハリーポッターのアイデアを盗んだな。
●そのポーン(歩兵)に戦って欲しい。
↑本当に戦い始めなきゃ何の意味があるというんだ。少なくともフェイクでもしてほしい。
普及を推進するために行われていたとのことです。こうした背景から北欧やロシアにはチェスができる人が多いのかもしれませんね。
教育にもいいと、学校で奨励しているところもあるようです。