スイス高級腕時計メーカーのタグ・ホイヤーは9日(現地時間)、同社初のスマートウォッチ端末「コネクテッド」を発売しました。
タグ・ホイヤーが発売したコネクテッドは、米インテルと米グーグルと提携して開発されたもので、OSには「Android Wear」を搭載。タグ・ホイヤーが手掛けたというデザインは、同社の「カレラ」シリーズを踏襲したものになっています。
コネクテッドのスペックは以下の通り。
ディスプレイ | 1.5インチ LTPS LCD 360×360解像度 240ppi |
プロセッサ | 1.6GHz デュアルコア |
RAM | 1GB |
内蔵ストレージ | 4GB |
センサー | ジャイロスコープ 加速度センサー マイクロフォン Hapticsエンジン |
通信 | Bluetooth 4.1 2.4GHz 802.11 b/g/n |
防水・防塵 | IP67 |
ケースサイズ | 直径46mm、厚さ12.8mm |
重さ | ケース:52g バンド:29g |
バッテリー | 410mAh(通常使用で25時間以上駆動) |
ケースカラー | ブラック |
バンドカラー | グリーン ブルー オレンジ レッド ホワイト ブラック イエロー |
対応端末 | Android 4.3 / iOS 8.2以降のOSを搭載した端末 |
コネクテッドは、ウォッチフェイスの変更やアプリの通知、ナビやGoogle FitなどといったAndroid Wearの基本的な機能をサポートしています。以前の情報では音声操作機能を排除ししていると伝えられていましたが、コネクテッドには他のスマートウォッチ同様に音声操作機能も搭載されています。一方で、心拍数計など他のウェアラブル端末で売りとなっている高性能なヘルス機能などは搭載されておらず、機能を絞って高級感のある端末に仕上げています。
コネクテッドの希望小売価格は16万5000円。デザインの元となっているカレラシリーズに比べるとだいぶ安く感じますが、他のAndroid Wear端末と比べると倍以上高価な価格設定となっています。
バンドのカラーラインナップには7色を用意していますが、オンラインストアではブラックモデルのみの取り扱いとなっており、他のカラーバンドモデルを購入する場合は店舗に訪れる必要があります。
最近ではスウォッチやJINS、エルメスなどといった非IT分野の既存企業がウェアラブル端末市場に参入してきています。IoT(モノのインターネット)が注目を浴びる中、ブランドやデザインに強みを持つ非IT企業がウェアラブル端末市場の主役となる機会が増えていきそうです。
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著者
プロフィール画像は飼い猫。2013年1月20日よりGGSOKUに加わり、2015年8月から編集を兼任しています。興味のあるもの全てに首を突っ込んで守備範囲を広げていきます!
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