学生時代、クラスにひとりくらいは変わった子がいたのではないでしょうか。よく言えば個性的、悪く言えばいつも周囲から浮いているような変わり者。
そう言うした子たちは、いったい将来はどうなったのでしょうか?
海外掲示板にそんな質問の投稿があり、さまざまな回答が寄せられていました。
●マサチューセッツ工科大学に行ったよ。テクノロジー企業で働いている。彼はいつも賢かった。賢かったがちょっと変だった。一度教室から飛び出してやぶの中に隠れた。その理由は「答えを間違えたから」というものだった。高2だった。
●今、彼は僕と同じジムにいるよ。常連さ。彼は今でも変だが、腕は大きくなった。
●学校1のいじめっ子だったよ。今はいじめていた相手とパートナーを組んで、美容院を経営して成功しているよ。
●大学生になったときに、思わぬ電話がFBIのエージェントからかかってきた。彼はその「変なヤツ」のことについて質問があると言う。
自分は「なんてこった、とうとうそいつはテロリストになったんだ」と思った。するとFBIのエージェントは「彼が何かしたわけではない」と言う。仕事に応募してきたので背景の確認をしているだけだった。ただ自分を背景のひとりに指名したことを言わなかったようだ。彼はその職を得たと思うよ。
●最後にあいつのことを聞いたのは、ネッスルの工場で働き始めた初日に、ネッスルのお菓子(Rowntree's Fruit Pastilles)を食べ過ぎて、吐いたという話だった。
●今は結構まともになって、家族もいる。何年かのちにその彼に会った時に「ちょっと変な行動に出ていたのは、保護者から虐待を受けていたから」と言っていた。つじつまが合うし、今はうまくやっていて嬉しいよ。
●キャメロンという男子がクラスにいた。通学していたときは彼とは仲良くしていたが、とにかく変なことをしていた。女の子たちをじっと見つめて、はっきりとわかるようにズボンの調節をするんだ。高3のときに学校をやめ、人にからかわれたりしていたので自殺願望を持っていた。
数週間前に、町のレストランで彼が他のクラスメートの女子と一緒にいるところに出くわした。かなり体重を減らしていて、馬鹿げているほど分厚い眼鏡ではなくコンタクトレンズに変えていた。スイートなヒゲに髪型や服装もよかった。ほとんど彼のことがわからなかったが、彼のほうから挨拶をしてきたので、その声でわかった。1分ほど一緒に歩いて、懐かしい話でもしにビールでも飲まないかと誘った。
彼の母親は心臓発作で亡くなり、彼の姉は自殺したらしい。そこで彼はよくなろうと決心したそうだ。ジムに通いながら大学へ行き、銀行に勤めてローン係をしているらしい。給与もよさそうで本当に人生を変えたと言う感じだった。
●変だった女子は、診断されなかった遺伝子疾患が判明し、20歳のときに発作を起こしたらしい。
↑うちの学校の先生がそんな感じだった。ある日レインコートを来たまま授業に現れ、その日がどんなひどい朝だったかを延々に語っていた。コンタクトレンズが入れられないとか、車のエンジンがかからないだとか、ついでに月経で服についたとか、高2の生徒に話すような内容じゃないことまで。
その2年後くらいのある日、彼女は起きられなくなって、調べると遺伝子疾患で神経細胞が壊れていく病気で、動きや精神に問題が出るということだった。3か月後に亡くなった。
●変だった子は、Facebookによると今はスチームパンクに凝っている。
●2人いて、ひとりは多神教でオーディンを崇拝していて、今はホームタウンでドイツ料理レストランのシェフをしている。
もうひとりは高校でキリスト教のゴスクラブを始めていたが、大学でも似たようなことをしていた。だがバイク事故で亡くなった。
●Google検索で彼女がお尻の上にキャンドルをおいて、別の女の子とマシュマロをローストしている写真を見た。同じ小学校、中学校、高校、大学まで行ったが一度も話したことがないことに気づいた。
●トレンチコートを着ていたその子は橋から飛び降り、100本くらいの骨折をしたが助かったらしい。ただその後どうなったのか知らない。
●学校に一緒に行った記憶はそれほどないが、デイケアにいたときにそこの女性に2人の息子がいた。長男は自分と同い年くらいで親友だった。だが弟は何かちょっとおかしかった。引っ越したあとで聞いたが、ある日母親はこの子が自分の足の裏の皮膚をちょっとずつ切ってはそのスキンを集めていたのを見つけたらしい。
数年前にまた町を尋ねたとき、いとこにみんながどうしているのか尋ねた。そしてあの弟はどうしているのかと聞いたら、いとこは急に黙って、しばらく経ってから、「あのグール(墓をあばいて死肉を食うといわれる食屍鬼)野郎とは付き合わない」と言った。「最後にカーテンになって終わるとかいやだからな」と言った。それでその子はあまり変わらなかったんだなと思った。
●そいつはドラゴンボールZが好きだったので、ずっとその話をして仲が良かった。だが教室でちょっと叱られると急に叫びだしたりしていた。笑って「オレを倒せると思うのかぁぁぁぁぁ!」と叫んでいて笑わせてくれた。よくナルトの手の模様とかを入れていて、おもしろいヤツだった。だけど自殺した。
●アスペルガー症候群だったことが、あとからわかった。欠点はそれが誰の目にもわかったこと。今はピザ屋で働き結婚もしているよ。
●結構成功している。保険会社に勤めていて幹部にまでなっている。ただ恋愛だけはダメで、2度ほど失恋している。かわいそうだがいいヤツだよ。高校時代にもっと知っておいたらと思ったよ。
●マントを着て学校に通っていたやつがいた。最後に聞いたのは彼がサイエントロジー(新興宗教)に入ってるってことだ。
●学校に通っている間、間違った薬を処方されていたらしい。最後に会ったときは普通の男だった。
●学校のPCや楽器に小便をしていたやつがいる。Facebookを見ると、トレーラーに住む最もゴミっぽいタイプになっている。
●自分がその変なヤツで、全員が嫌いだった。なので消えた。誰も僕が誰でありどこから来たのか知らない。
●ええと、変わった子、変なヤツと考えはじめ、そんな子は誰も知らないなと思って心配になりはじめた。「もしかして自分が変なヤツ?」と。自分が変なヤツだったと思わないが、もしそうならいくつかの説明に納得がいく。
今どきはFacebookなどを通じて、昔の知人・友人が何をしているのか、わかりやすくなりました。
性格だけでなく、病気であったとか精神疾患であったという場合も多いようです。
What became of the 'weird' kid you went to school with?