歴史に名を残す偉人は、比較的最近の人でも大昔の人のように感じてしまう傾向があるそうです。
天才の名をほしいままにする画家、パブロ・ピカソは1881年生まれですが、亡くなったのは1973年。
こんなに最近の人だったのかと驚かれていた、アトリエで撮影された写真をご覧ください。
これは鮮明!
この写真品質からも、それほど昔ではないことがわかりますね。
そして無造作に置かれている作品群ですが、もちろんどれをとってもピカソ作。とんでもない貴重なものばかりなわけです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●そこにある各絵ひとつずつが、その豪邸まるごとより高い。
↑多分そうだね。ちなみにいくつかの絵の値段。
180万ドル(約2億2000万円) - Les Femmes d'Alger ("Version O") (数か月前に売られた)
160万ドル(約2億円)- Le Reve
130万ドル(約1億6000万円)- Garcon a la pipe
115万ドル(約1億4000万円)- Nude, Green Leaves and Bust
111万ドル(約1億3600万円)- Dora Maar au Chat
94万ドル(約1億1600万円) - Les Noces de Pierrette
91万ドル(約1億1200万円) - Yo, Picasso
77万ドル(約9500万円) - Au Lapin Agile
77万ドル(約9500万円) - Acrobate et jeune arlequin
75万ドル(約9200万円) - Femme aux Bras Croises
70万ドル(約8600万円) - Femme assise dans un jardin
67万ドル(約8200万円) - Buste de femme (Femme a la resille)
↑もう心がぶっ飛びそう。まるでビル・ゲイツが非常に重要な産業の、巨大な一部を作りだしたように、彼のライフワークが何十億ドルとなっていったのがわかるよ。
単なる十数個の絵のリストで、すでに自分が1万年働かなきゃ得られない額だとは……。
↑ビル・ゲイツはレオナルド・ダ・ビンチのメモ帳を1994年に3080万ドル(約38億円)で購入したよ。みんな芸術には夢中なんだ。良い金持ちでもね。
↑ダ・ビンチがどのOSを使っていたか知りたかったんじゃないかな。
↑コードが読み取りたかっただけだろ。
●自分の絵で得られるのは、Facebookで「いいね」が15〜20程度なのに。
●生前からすでに有名で裕福だったのか。友人や家族に絵を贈り物としてあげたりはしていないのかな。
↑「パブロからのプレゼントだ。長方形だ、何かな」(ラッピングペーパーを開ける)
「また絵だわ。15回連続だわ。ホームメイドのギフトはいいわね」
●まるでうちの大家が家賃を徴収に来るときのようだ。
●70年代まで生きていたってのが信じられない。20世紀早々のアーティストたちは過去の人のように思えるからな。でも晩年はかなり遅かったりする。サルバドール・ダリも亡くなったのは1989年だ。
●長い間、ピカソは15〜16世紀くらいの人だと思っていたよ。最近になってこの100年以内に存在した人物だと知るまでね。
●「さて、アトリエとあなたの写真を撮りますよ。カジュアルでリラックスしたポーズを取ってください」
「わしはいつもこうやってリラックスするんだ」
「……オーケーです」
●
すごいキックができそうな感じだ。
↑いったい履いてるのは何?
↑モロッコのスリッパだよ。
さすが巨匠、アトリエの作品すべてが、目の飛び出るような高額です。
現代の人は劣化しないデジタル映像の記録が残るので、後世の人からあまり昔の人だとは思われにくいかもしれませんね。
Pablo Picasso chillin' at his home studio in France, 〜1956