日本国内のTwitter界隈ではあまり好意的な反応を得られていない感のある「ふぁぼ」から「いいね」への切り替えですが、海外メディアによると、この施策はTwitterに良い影響をもたらしているとのことです。
現在サンフランシスコで開催されているOpen Mobile Summitの席上で、同社シニアバイスプレジデント(SVP of product)であるKevin Weil氏が明らかにしたところによると、「ふぁぼ(Favorite)」を「いいね(Like)」に置き換えた後の最初の一週間で既存ユーザーのアクティビティは6%増加し、新規ユーザーでは9%も増加していたとのこと。
既存ユーザーと新規ユーザーの区別基準については明らかにされていませんが、およそ3億人にも及ぶとされるTwitterのユーザー数を考えると、6%のアクティビティ向上というのは大きな意味を持つように思えます。
先日の四半期決算発表後に株価が急落するなど日本以外では苦戦が伝えられているTwitterですが、今回の切り替えが経営側にとって好感触だったとすると、同様の施策が続く可能性もありそうですね…。
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企業の研究所でR&D業務に携わっておりましたが、2013年4月をもって退職し、当サイトの専属となりました。ソース明示とポイントを押さえた解説を心がけてゆきたいと思います。
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