国産小型ジェット機「MRJ」が本日11日午前に初飛行を実施
三菱航空機などは10日、国産小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の初飛行を、11月11日午前に愛知県の県営名古屋(小牧)空港で実施すると発表しました。
MRJは、三菱航空機と三菱重工業を中心に開発が進められている次世代小型ジェット機。高い燃費性能と環境性、快適な客室空間を同時に実現しており、日本航空機製造が手がけた「YS-11」からおよそ半世紀ぶりとなる国産機体になります。
当初は2011年に予定されていたMRJの初飛行ですが、計画変更などで5度に渡って延期されています。今回のフライトは名古屋空港を離陸後に周辺空域を1時間ほど飛行した後、再び名古屋空港に戻ってくるコースが予定されており、テストの様子はUstreamの公式チャンネルで配信されるほか、ニコニコ生放送でも中継番組が予定されています。
なお、名古屋空港ではMRJの初飛行に備えて8日から空港の展望デッキを含む旅客ターミナルビルの3階部分を閉鎖しているため、空港内からの見学は不可能となっています。
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企業の研究所でR&D業務に携わっておりましたが、2013年4月をもって退職し、当サイトの専属となりました。ソース明示とポイントを押さえた解説を心がけてゆきたいと思います。
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