【アイマスSS】真「ボクのプロデューサーがこんなにマッチョなわけがない」
注意事項
・モバマスキャラが少し出てきます
・長い
・一部キャラ崩壊
・マジで長い
※ ※ ※
P「最近真美がよそよそしいんです」
小鳥「真美ちゃんがですか?」
P「ええ。ついこの間まで『兄ちゃん兄ちゃん』て何があるたびに亜美と一緒に絡んできたのに、今じゃ亜美とじゃれていても遠くから見てるだけなんですよ。特に、昨日なんて……」
小鳥「いったい何があったんです。震えてますよ」
P「『プロデューサー』って呼ばれたんですよ……」プルプル
小鳥「oh」
P「真美に嫌われてしまった……あんなに明るくて無邪気で人懐っこい真美に……フフ、真美みたいな天使に嫌われる奴がいるとしたらよほど性格が悪いクソ野郎なんでしょうね。俺の写真を撮って額縁に飾りましょう。タイトルは【今世紀最悪のクズ】で」
小鳥「ネガティブスパイラルに陥ってますねぇ。念のため聞きますけど心当たりは?」
P「それが無いんです。いつもどおり接していたら、ある日を境に――たしか一週間ほど前ですかね?――目を合わせてくれなかったり、話すときもちょっとぶっきらぼうな感じに」
小鳥「プロデューサーさんと真美ちゃんのいつもどおりってことは、仲の良い年頃の女の子と親戚のお兄さんみたいな感じですよね?」
P「ええ、そうです。あ、そういえば」
小鳥「何か思い当たりましたか?」
P「実は――」
カメラマン『ハーイ、OK! 良いのが取れたよ真美ちゃん。お疲れ様!』
真美『……』
P『真美、どうした?』
真美『……アッ。メンゴメンゴ! カメラのおっちゃん、ありがとうNE-☆』
P『さっきはボーッとしていたようだがどうしたんだ? 疲れているんなら、スケジュールの調整も考えるが』
真美『もう、兄ちゃんってば大げさすぎ。チョ~ト考え事をしていただけだYO』
P『考え事? 嫌じゃなければ聞かせてほしい』
真美『おやおや~? 兄ちゃんってば真美に興味津々なのかな、かな? ちかたないから教えてあげよう! 上からナナジュウ――』
P『はいはい。真美に興味津々の俺はプロフィールはしっかり抑えているから』
真美『そんな! 兄ちゃんってば真美がどこから体を洗うかまでちってたんだNE!』
P『おまえはそれをプロフィールに含める気か。何なら公式HPに載せちゃろうか』
真美『えっ……それは、ちょとその』
P(ん? ひょっとして)
P『もしかして真美。写真撮影が恥ずかしかったのか?』
真美『な、ななな何言ってんのさ兄ちゃん! 真美がこのせくちーな体をこれまで何回さらしてきたと思ってんのさ!』
P『図星か?』ニヤニヤ
真美『う、うう……』
P『けどこの間までそんなこと無かったのにな。やっぱり真美ぐらいの歳の子は、心も体も急変化するんだな』
真美『その、ね。最初はそんなんじゃなかったんだけど、カメラがずっと向けられていると≪ああ、今撮られているのが雑誌に載っちゃって、色んな人に見られちゃうんだ≫って前から分かってたことを改めて考えてみたら、急に恥ずかしくなっちゃって……』
P『真美』
真美『何、兄ちゃん』
P『何かエロい』
真美『え、エロ!?』
P『さっきカメラマンの方と話したけど、少し見ないうちに大人っぽくなってびっくりしたってさ』
真美『ま、まあね。真美は日々エロく成長し続け、やがてはあずさお姉ちゃんを超えるナイスバティ☆になっちゃうYO!』
P『そうだな。真美は13歳だけど高校生並には成長したんだよな。今でも信じられん』
真美『え、ちょっ……兄ちゃんどこ見てるの!?』
P『ん? いや、全体的に成長したなって』
真美(べ、別にやらしい視線じゃなかったけど、つま先から頭のてっぺんまでこんな近くから見られたら、その……。どうしてだろう、さっきカメラの前で急に恥ずかしくなったときの何十倍も恥ずか――ッ)
真美『に――』カァッ
真美『兄ちゃんのエッチ変態スケベッ!!』タタタッ
P『ま、真美!? どうした置いてかないでくれ!』
P「――――ということがありまして」シクシク
小鳥「あっちゃあ」
小鳥(自分の体が子供から女へと変わっていく最中だと実感した時に、一番親しいプロデューサーさんを異性として意識しまったということね。一番おもしろ――じゃなくて間が悪い時に重なっちゃったか)
P「真美は背伸びしたがるところがあったから、普段からこっちも合わせてそういう会話をしていたのに、それが裏目になってしまうなんてええぇぇぇ」
小鳥「女の娘はデリケートなんです。こういう対応をしていれば大丈夫、なんていう決まりきったものなんかありゃしませんよ」
P「うう、反省します」
小鳥「とりあえずプロデューサーさんができることは、時間を置いて真美ちゃんが冷静になるのを待つぐらいでしょうか。かといって真美ちゃんと距離を置きすぎたら、かえって不機嫌になると思います」
P「え……? じゃあガンガン話しかけるんですか?」
小鳥「そんなわけありますか。様子が変わる前より、少しだけ距離を取る。ちゃんと真美ちゃんに『今は真美が近づいてほしくないと思っているみたいだから距離を取るけど、俺は真美のことをちゃんと大切に思っているからな』というのが真美ちゃんに伝わるのが重要です」
P「し、思春期だ……」
小鳥「思春期なんです」
P「なんだか話していたら、思春期の娘を持つ父親の気分になってきました……。娘が中学生に上がって反抗期になり、いつか時間が経てば昔のように『お父さん、お父さん』と呼んでくれるに違いないと耐え、そう思っていたら――」ブワッ
小鳥「プ、プロデューサーさん!?」
P「男 を 連 れ て く る よ う に な っ て し ま っ て」
小鳥「」
P「やだよー、お父さん――じゃなくて兄ちゃんはもっと真美と一緒に遊びたかったんだよー! 男を連れてくるなんて5年、いや10年は早い! ハッ!? そうか真美、オマエはそいつにダマされているんだ! 兄ちゃんが今助け――」
小鳥「ていっ」チョップ
P「げふっ」
小鳥「少しは落ち着きましたか?」
P「……見苦しいところを見せて申し訳ありません」
小鳥「まったく、(プロデューサーさんを大好きな)真美ちゃんがそんなことするはずありますか」
P「そうですね。真美はアレでプロ意識がしっかりした奴です。それに恋バナとかはひょっとすると俺よりも聞いていて、ある程度耐性もあるでしょう。男に口説かれてもちょっとやそっとじゃなびきませんよね」
小鳥「別にそういった意味で言ったわけじゃありませんけど、確かにそうでしょうね」
真(……二人とも、ボクがいるってことに気づかないで面白そうな話してるな。混ぜてもらおうかな?)
P「そういった意味で心配なのは真美よりも真でした」
真「!!?」
小鳥「ほう……っ。続けたまえ」
P「はっ! 先ほども述べましたが、真美は学校で同級生などと恋バナをしていること、さらに耳年増であることが普段の会話等から読み取れます。加えて年齢以上に大人びた容姿などから、男からアプローチを受ける経験も多いと推察されます」
小鳥「ふむ。以上の情報から恋愛や男に耐性があり、真美ちゃんが見知らぬ男とデキる可能性は低い……そう言いたいのだね?」
P「ゼロとは言いません。他人の恋愛を聞くうちに恋に恋する少女になる――これは十二分に有り得る話です。しかし、たとえアイドルであっても年頃の少女である以上、恋に落ちる可能性はどの娘にも常にあります。ゼロにできないものをゼロにしようとするため、真美の自由を必要以上に奪い、ひいては魅力的な個性が失われればアイドルとして本末転倒な結果になりかねません」
小鳥「現状、真美ちゃんに対して打てる手は打っており、これ以上は悪手と言いたいわけだな。では765のプリンスについて、貴官の見解を問おう」
P「はっ! 真は父によって男のように育てられ、さらに女子高に在籍しています。これまでの人生で女性にモテた経験こそ豊富ですが、男性への免疫は真美よりも弱いと思われます」
小鳥「しかし、ここのところ急激に男性ファンが増えているようだが」
P「当然です! 先日のことですが、真の後ろ姿を見たときに素で『アレ? うちにこの手の美少女いたっけ?』と思ったほどです!」
真(び、びびび美少女!?)アセアセ
P「だからこそ、だからこそ心配なのです! 美少年から美少女へと変化しつつあるのに恋愛への耐性がほぼ無い。これは松坂牛が無警戒にサバンナを歩いているに等しい状況です」
小鳥「先ほど貴官は真美ちゃんが恋に恋する少女になる危険性を示唆したが……」
P「大佐が今思いつかれた通り、誰よりも乙女なマコリンのそれは、真美のそれを遥かに超える可能性があります。そして女を見れば抱くことしか考えず女をとっかえひっかえするゲスならば、一目でマコリンの純情な乙女心を見抜き、甘い言葉を囁くかもしれません」
小鳥「男性への免疫が低く、美少女で、かつ恋に恋する少女……なるほど、その手の男は放っておくまい(薄い本が厚くなるピヨォ)」
P「小官は、小官は! それが不安でたまらなく……もしマコリンが前後不覚の状態でホテルに連れ込まれたらと思うと――う」
小鳥「……う?」ガサゴソ
真(まったくプロデューサーは! ボクがそんな簡単に男についていくはずないでしょうが! けど、その……相手がプロデューサーなら、ねえ?)
P「オロロロロロロロッ」
小鳥「はいビニール!」サッ
真(プロデューサー!!?)ガタッ
P「う…うぇっぷ……うう、すみません音無さん。真が、ホストっぽい奴やイレズミをしたガタイのいい男に連れ込まれるところを想像したら、胃の中が逆流してしまって」タプタプ
小鳥「まったく、真美ちゃんで泣いたと思ったら真ちゃんで吐くだなんて。いくらなんでも心配しすぎですよ」
P「だってぇ」
小鳥「だってじゃありません」
真(ま、まあボクが男についていくって想像するのには腹が立ちますけど? それだけ心配されるのは、まあ悪くないというより正直その……へへっ)
P「――決めました」
小鳥「とりあえず中身をトイレで流して、ビニールはビニールで包んでからポイしてください」
P「アッハイ」ササッ
小鳥(さっきプロデューサーが吐いた時に後ろから物音がしたような……この時間なら真ちゃんかな? 面白いから放っておきましょうっと)
P「うう、ご迷惑をおかけしました……」
小鳥「で、さっきは何を決めたんですか?」
P「そんなの決まっています。真が自分が男にモテるという現状に慣れるまでの間は、真に近寄る悪い虫を俺がかたっぱしからぶっ飛ばすんです!」フンスッ
真(プ、プロデューサーがボクを守ってくれる!? つまり王子様!?)
小鳥「ぶっ飛ばすってプロデューサーさん……社会人うんぬんは置いときまして、体力に自信あるんですか?」
P「」(ここでのプロデューサーは176センチ62キロのやせ気味にしています)
P「実はこの間、亜美を肩車しようとしたけど辛くって……」
小鳥「亜美ちゃんのアミマンの感触について400字以内でまとめて」
P「子ども相手に何言ってんだ音無ィ」
小鳥「ピヨォ……ッ(鬼畜メガネモードのプロデューサーさんも良いピヨォ!)」
小鳥「まあともかく。仮に真ちゃんをダマす男が線が細いホストタイプではなく、オラオラ系DQNだったらどうするんですか? ゴツくてガ
コメント一覧
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- 2015年11月12日 22:33
- ※1
偽乳なんて余計虚しくなるだけだろ!いい加減にしろ!
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- 2015年11月12日 22:38
- 長い
-
- 2015年11月12日 22:39
- マッチョ要素に惹かれて読んでみたけど1ページ目で出てこなくて長いしタイトル詐欺だと思い、読むのやめました。ごめんね。
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- 2015年11月12日 22:39
- 全プロダクションに告ぐ
頭のイカれたプロデューサーがいる一人では手に負えん
プロデューサーは身長190㎝、髪は茶、筋肉もりもりマッチョマンの変態だ
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- 2015年11月12日 22:46
- 千早は72だからいいんだろうが…洗濯板に梅干しだぜ? 最高じゃないか!
後、細マッチョはガリ。新宿二丁目では嘲笑の対象。
-
- 2015年11月12日 22:51
- くさいss
癖になりそう
-
- 2015年11月12日 22:52
- 一方そのころ、別のプロダクションでは―――
CoP「エフッッッ エフッッッ エフッッッ」
PaP「邪ッッッ 邪ッッッ 邪ッッッ」
武内P「皆さん、素晴らしい笑顔です……」ニィ~
アイドル達「」
CuP「ウホっ」
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- 2015年11月12日 23:15
- 左京「ああ、ティンっときた…。そこのプロデューサー、暗黒武術会に興味はないかな…。」
-
- 2015年11月12日 23:16
- まさか、アイマスSSでグラナの技を目にしようとは
-
- 2015年11月12日 23:24
- 良かった
-
- 2015年11月12日 23:31
- ※1
千早(パッド装備型)「おはよう御座います。」
小鳥「あら、千早ちゃんおは……!?」
伊織「ん?…ブフォw」
響「ンンーーーww」ブルブル
春香「だっしゃっしゃっしゃっしゃーwwwww」
デデーン イオリ ヒビキ ハルカ アウトー
スパーン!!! イッタァ! ウギャー! イタイッ!
-
- 2015年11月12日 23:58
- 横の広告が「寝ながらバストUP!」「夜寄るブラ」wwwwwwww
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ならばこの石仮面…よりも、このパッド(サイズ:91)を装着けるが良い…。