死亡したと思われていた息子が、森の中で生きていました。
http://www.thelocal.es/20151109/dead-spanish-doctor-found-living-in-tent-in-italian-forest-after-19-years-spain-italy
海外メディアなどが報じた内容。
19年前、スペインで行方不明となり、法律で「死亡した」と認定された40代の男性が、この度
発見されました。
今週、イタリアの森でキノコ狩りをしていた人たちが、ヒゲだらけで顔の汚れた不審者を発見。
画像:【現地の森】
http://www.upi.com/Odd_News/2015/11/09/Missing-Spanish-doctor-found-living-in-an-Italian-forest-after-20-years/1261447100768/
通報を受けて駆けつけた森林警備員に不審者は持っていた身分証を提示したことで、19年前
の1996年にスペインで行方不明になり、2010年に死亡認定された男性(当時47才)と判明。
しかし、
「私は人間社会で生きたくない。見つかった以上、この森から出て行く」
と語り、その場を後にしました。
その後、話を聞きつけた両親がスペインからイタリアに入国し、現地の森を訪れましたが、すで
に息子の姿は無かったものの、付近からは防水シートや空き缶などが見つかりました。
両親は
「息子が生きていたことが我々にとって最もうれしいことです。
息子の願いと生き方を尊重しますが、我々は息子を一度抱きしめたい。
それまでは帰国するつもりはない」
とマスコミのインタビューに答えています。
なお、息子の行方不明前の職業は医者でしたが、「うつ病」に苦しんでいたとのことです。
世捨て人にも色々な事情があるようですね・・