転載元:http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1165557632/
【閲覧注意】身の毛もよだつ恐怖の都市伝説『アラブ人の忠告』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4689015.html
闇


8: 2006/12/08(金) 15:06:15.14 ID:mzHu/I+w0
ある昼下がり。
小鳥のさえずる森の中を、一人の少女が走っていた。
「おかあさん!どこにいるの?」
叫ぶ少女。だが答えは無い。
そのうち少女は、とある家の前に辿り着いた。
「ここね!ここにいるのね!」
そう言って少女は扉を開けた。
だがそこにあったのは、たった一つの日記帳。
何も無い家の中心にポツリと置かれている。
少女はそっと手に取り、読み始めた。
5月16日
明日は楽しい楽しいクリスマス。 プレゼントがいっぱい。とっても楽しみ。
5月17日
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。
サンタさんがこない。

5月18日
昨日はとっても楽しかった。サンタさんにいっぱいプレゼントもらっちゃった。
でもおかしいなぁ。そのプレゼントどこに置いたんだろう?

9月33日
時計の針がね、ゆっくりゆっくり私に近づいてくるの。

12月65日
今日ね、お外に出てみたの。
そしたら人がいっぱいいたんだよ。
いっぱいいっぱいいたんだよ。でもみんな変な色だった。なんでかな?

少女は突然、日記帳を閉じた。少女は気付いてしまったのだ。 そう。少女は、気付いてしまったのだ



221: 六面鳥 2006/12/08(金) 17:02:50.37 ID:mTVmS4vo0
>>8は間もなく生まれてくる子供の話。
本当だったら5月16日に生まれるはずだったのに降ろされちゃった

って聞いたことがあったような無かったような



23: 2006/12/08(金) 15:19:35.75 ID:mzHu/I+w0
ある村で少女が言った。
「大変、みんな寝たままなの。」
確かに周囲の民家を調べてみると、村人全員まだ昼間だというのに寝ていた。
老若男女村人全員が寝ているのだ。不思議に思った私は少女に尋ねた。
「何でお嬢ちゃんは起きているの?」
少女は答えた
「だって私の髪は長いもの」
私はしばらく考えた、なるほど、そういうことだったのか。



805: ニタ 2006/12/10(日) 00:52:58.88 ID:0dKH8gdx0
>>23
どうしてもコレがわからない



807: ヨンタ 2006/12/10(日) 00:56:33.78 ID:kIs3+71i0
>>805
少女は髪が長い→他の人は髪が短い→ショート→消灯
っていうの聞いたことある



810: トナカイ(キューピッド) 2006/12/10(日) 00:58:40.99 ID:DTOgi26RO
>>805
それはもう解決してるお
英語に訳せば分かる
英語
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1429112394



27: 2006/12/08(金) 15:23:33.70 ID:mzHu/I+w0
「どうぞお入り下さい」
どこからともなく声がする。
でも僕には時間がない。
迷っていると後ろから声がする。
「今だけですよ、損はしませんよ、こっちにどうぞ」
強引に迫ってくる感覚に襲われたので、怖くなって
ペンギンの居る方に歩いてしまった。
何だここは。ペンギンの国なのに、寒くない。
ふと気がつくと、見知らぬ少年が足下に居た。少年は言った。
「お兄ちゃん、天使にあったことある?」
突然何なのだ。
「天…使…?ない…けど…。」
当然だ。天使などいない。
「え、本当に?じゃあ僕の勝ちだね。僕はもう4人に会ったよ。
だからあと1人に会えばいいんだ」
そうか、この子はまだ小さいからただ話がしたいんだな。
「天使はどこに居たの?」
「なぁんだ知らないの?黄色いところだよ。
お兄ちゃんも早く会えたらいいね。
1人で済むといいね。
じゃあ僕、ママが待ってるからいくね」
少年は笑いながら、鳥を片手に立ち上がる。
「今日は天使には会いに行かないのかい?」
僕はなんとなく気になり、たずねてみた。
「会いたいけど、会ってくれるかなぁ?
今日はお金あるんだけどな」



34: ゴタ 2006/12/08(金) 15:29:17.65 ID:IpeJA9WC0
お守り

育美ちゃんは小学校に上がる前にお父さんを亡くしてしまい
お母さんはその後再婚もせずに働きまくって育美ちゃんを高校は
もちろん、大学にまで入れてくれました。
でも、無理がたたって倒れてしまいました。
それでも身体が良くなるとまた働きはじめて、そしてまた倒れて・・・。
そんなことを繰り返しているうちについに起き上がれない身体になってしまいました。
そして自分がもう長くないと悟ったお母さんはお守りを1つ育美ちゃんに手渡し、

「ごめんね育美。ひとりでも頑張るんだよ。
でも、どうしても辛かったり耐えられなくなったらこのお守りを開けなさい」と言いました。

しばらくしてお母さんは亡くなってしまいました。
育美ちゃんはお母さんに貰ったお守りをお風呂に入るとき以外は肌身離さず持ち歩いていました。

あるとき友達(Nちゃん達)とプールに行ったとき更衣室で育美ちゃんのお守りの話になり、
中を見てみようということになったそうです。最初は断った育美ちゃんも
お母さんが亡くなってからだいぶ経っていたこともあり
まあいいかと思ってお守りの中をのぞいてみました。
するとそこには1枚の紙が折り畳んで入っていました。
なんだこれだけ?と拍子抜けした育美ちゃんが
その紙を取りだして開いてみると。そこには・・・

震えた文字で「育美、死ね」と書かれていました。



38: 2006/12/08(金) 15:31:27.60 ID:mzHu/I+w0
>>34
あーこれ見たことあった

これ苦しかったら死ねってこと?
それともお前のせいで私は・・・だから詩ね
ってこと?



40: ゴタ 2006/12/08(金) 15:31:49.14 ID:IpeJA9WC0
>>38後者



46: 2006/12/08(金) 15:34:09.56 ID:mzHu/I+w0
>>>>40
やっぱりか・・・母怖いぜ



567: 2006/12/09(土) 06:10:29.71 ID:airH64UK0
>>40
別の話かもsれないが俺はお守りに「shine」って書いてあってローマ字読みしただけって落ちって聴いたのだが
本当は shine→光り輝け みたいな



35: ゴタ 2006/12/08(金) 15:29:24.11 ID:EM1XGOYe0
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった



41: 2006/12/08(金) 15:32:02.25 ID:mzHu/I+w0
>>35
これ好き。怖いぜバーローwwww



65: サンダル 2006/12/08(金) 15:42:59.59 ID:tTuVAZ8Z0
>>35ってあれだろ
最初の死体=井戸が深すぎて(若しくは沈んで)見えなくなった=消えたと勘違い
2番目の死体=これも深すぎて(沈んで)見えなくなった=またまた消えたと勘違い



母の死体=前に落としていた(沈めていた)死体が積み重なって見える位置にまで来ていた=消えてない



927: 巫女と初詣 2006/12/10(日) 04:38:08.04 ID:+b7S8PIQO
>>65
母親が死体捨てに行ってたってことだろ?



49: ゴタ 2006/12/08(金) 15:36:45.53 ID:EM1XGOYe0
少年野球、9回ツーアウト。最後の打席に代打が告げられた。
その代打の少年は事故で片足をなくし、これが最後のバッターボックスだった。
松葉杖無しでバットを両手で握り、一本の足でよろめきながらもピッチャーをにらみつける。
第一球、空振り。バランスを崩した少年は、そのままバランスを崩して倒れた。
キャッチャーの差し出す手を断り、バットを杖がわりにして少年は砂まみれになりながらも立ち上がる。

二球目。少年はピッチャーのゆるいカーブに、食らいつくようにバットをあわせた。
ボールはてんてんと、三塁線へ。
走れ! 少年は片足で、飛び跳ねながら一生懸命、一塁ベースを目指した。
三塁手は転がるボールを拾うが、投げられなかった。
みんな、そんな少年の姿に感動し、見入っていたんだ。
がんばれ、がんばれ! 叫びながら、涙する子もいた。
片足の少年は、泣きながらヘッドスライディング。

その涙は、苦しみからなのか、うれしさなのか、悔し涙なのか。
少年の手はベースに届かない。けれどもずりずりと這いながら一塁へ向かった。
もうちょっと、もうちょっと! ベースのまわりには、子供たちが集まる。
そして、その指がチョコンと、ベースに触れた。
わっと湧き上がる歓声。片足の少年は涙をぬぐいゆっくりと立ち上がった。
顔も、ユニフォームも、どろどろだった。でも、とても輝いた顔をしていた。

そして、審判が言ったんだ。


    _、_
 ⊂( ,_ノ` )⊃ ファール
  (  )
 /   ヽ



52: 2006/12/08(金) 15:37:53.51 ID:mzHu/I+w0
>>49
それ好きwwww



281: ゴタ 2006/12/08(金) 17:36:40.92 ID:ibIF+w6FO
>>49
感動が台無しだwww



59: ヨンタ 2006/12/08(金) 15:40:52.05 ID:NfflPJug0
         写真

ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、
その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろう
とおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。

結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずに
その子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、
病院で撮った写真の事を思い出しました。それを現像に出し取りにいって
見てみると、その写真が見つかりません。写真屋さんに聞いてみると、
「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。不審に思ったお母さんは
娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、
驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。
そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。

それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養して
もらうといい写真を持ち帰りました。それにしても恐ろしい
写真だったため霊能者のところに供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、

「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」



90: ゴタ 2006/12/08(金) 15:49:13.42 ID:EM1XGOYe0
一人で部屋の片付けしてたら、
昔のパソ通時代に使ってたモデムが出てきた。
今のPCにつないでダイアルUPしたらつながった。
1440の低速度で文字列がタタタタって出てくる。
まだパソ通生きてたんだ。昔のIDとPSWDでログインできちゃった。
見たらメールがすんげーたまってる。
そういやメル友になりかけてアボーンした基地外女がいたっけ。
1996年の夏、俺がパソ通を使わなくなってから今日まで、
毎日俺あてにメール出してた。
「返事がない」
「無視?」
「会わない?」
「死ね」
「昨日手首切った」
「返事ちょうだい」
  :
  :
昨日づけの最後のメールまでみんなこんな調子。
と思ったら今またメールがきた。
「やっと読んでくれたのね」
俺の背後で人の気配がした。



97: 2006/12/08(金) 15:51:46.65 ID:mzHu/I+w0
終電が過ぎてしまって困っていた。
「あぁ、どうしよう」そんなことを何度も呟いていた。
ふと気づくと、目の前に黒いスーツを着た男が立っていた。

その男は俺と目が合うと驚いた表情をして俺にこう言った。
「お前さん、この前の・・・」
俺は考えた。見覚えがない人間にそんなこと言われても。
10秒間の沈黙があった。何故か俺はただならぬ危機感を感じていた。
「お前さん、この前の」
男が再びその言葉を口にしたとき、俺は気づいてしまった。

俺はその場を駆け出した。必死に走った。
もう大丈夫だろうと思って後ろを振り向くと男の姿はなかった。
俺は呟いた。
「あぁ、どうしよう」

数日後、俺がその男に殺されたのは言うまでもない。



106: 二面鳥 2006/12/08(金) 15:54:06.25 ID:eCA6PxBQO
>>97も分からないんだがorz



124: ゴタ 2006/12/08(金) 16:14:54.72 ID:nvyrk5Bs0

104: 二十面相 2006/12/08(金) 15:53:36.25 ID:B+ZEEfzX0
久々に露天風呂に入った。
珍しいコーヒー色で香りも良い露天。
紅葉が絶景だ。
少しだけ仕事を忘れる位気持ち良い。
この後、部屋食が待っているな、
彼女と一緒にしっぽりと・・
なんて考えながら隣のおじさんに
「いやぁ、ここ最高ですね!」
話しかけると、おじさんはサラっとこう言った。


ちょうどソコでどざえもんが先月出たけどな。



105: そり(ミニ四駆) 2006/12/08(金) 15:53:55.60 ID:G4zUQbZaO
同じ画像なりマークなりを
毎日見せることによって、
それがあっても、
それが目に付いてもおかしくない、
不自然ではない状態にすることは
洗脳の第一歩だよ。

仮に君の部屋の壁紙に
普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。
時々、突然気分が悪くなったり、めまいがしたことはないか?
金縛りにあったことは?
お昼ごはんを食べたのを忘れたことは?
大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?
球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?
マンテル
チャイルズ・ウィッティド
その次は?
『アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?
螺旋アダムスキー脊髄受信体って言葉に聞き覚えはある?
さっきからずっと
あなたの後ろにいるのは誰?



116: ニタ 2006/12/08(金) 16:03:25.35 ID:wafrRhoK0
>>105
これうまいよな



108: 2006/12/08(金) 15:54:18.28 ID:mzHu/I+w0
俺、その菓子食いながら家に帰った。
さっき、2万4千円のヘッドホンが突然壊れた。
音楽を大音量で聴き過ぎたせいか、いきなりプチッと音が出なくなった。
俺はムカついて思わずわざとテレビを床に落とした。
ズドンとテレビが床に落ちた振動を感じて俺はふと我に返った。

何やってんだ俺は。このテレビは15万もしたじゃないか。
たまたま落とした場所には布団が敷いてあって
落ちた振動は多少あったが落ちた音は全くしなかった。
たぶん壊れていないだろうと思いながらテレビの電源を入れてみた。
映像は普通に映るのだが、音が全く出なくなっていた。
最悪だ。15万円のテレビまで壊れてしまった。
それにしても今日は外が不思議なくらいに静かだ・・・
気晴らしにちょっと散歩にでも行ってみようかなぁ。



113: そり(ガス欠) 2006/12/08(金) 16:01:16.69 ID:ACjufz4zO
>>108
聴覚障害?



114: 2006/12/08(金) 16:02:30.44 ID:mzHu/I+w0
>>113
耳が聞こえなくなったってやつです><



110: 2006/12/08(金) 15:56:27.54 ID:mzHu/I+w0
俺知らないの多すぎワロタwwwww



118: ヨンタ 2006/12/08(金) 16:07:35.62 ID:NfflPJug0
不動産屋で働く友人から聞いた話。

その友人が担当するマンションの空室に
一部屋だけ他と雰囲気の違う部屋があった。
その部屋に入ると、いつもなにか違和感を感じていたのだが、
ある日その部屋の廊下が、他の部屋より1m位短いことに気づいた。

他の部屋よりも短い廊下が、いつもこの部屋で感じる
違和感の原因なのかと友人は思ったそうだ。
しかし、なぜ短いのだろうかと思い、廊下の突き当たりの壁を叩いてみると
どうやら本来の壁と、今叩いている壁との間に空間があるようだった。

イヤな予感がした友人は支店長の許可をもらい管理人と一緒にその壁を壊してみた。
友人:「白骨死体でも出てきた方がスッキリしたんだけどさ。」


でも実際は、 その空間の壁一面にびっしりと赤いクレヨンで
"お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん、お母さん・・・・”
と書かれていた…そうだ。
【閲覧注意】伊集院光の怖い話『百物語』『豚女』『汚れたくるぶし』
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/3947900.html



122: ゴタ 2006/12/08(金) 16:14:12.30 ID:7xoRw2oOO
>>118
普通に怖いじゃまいかwww



120: トナカイ(赤い鼻) 2006/12/08(金) 16:10:41.31 ID:tcrX78rw0
白骨死体でもスッキリしねぇw



162: ヨン様 2006/12/08(金) 16:37:02.71 ID:EAeQzUcW0
私は大学進学のため、鹿児島から京都へ住まいを移した。
マンションの駐車場横には墓地があったが、特に気にはしなかった。
1年後の夏。
学生生活にも慣れ、夏休みを利用して鹿児島に帰省することにした。
自分の部屋を出るときに違和感を感じたことを覚えている。
が、時間のこともあり、さっさと部屋を後にした。
ふたつきではあったが実家では幸せなひと時をすごせた。
が、そのあと訪れる恐怖を誰が予測できただろう。

夕方にマンションに着き、墓地がオレンジ色に染まっている。
部屋前につく。
鍵をあけ部屋へ入る。
その瞬間、身も凍える冷たい空気が私の周りを漂った。
雰囲気が違う。なんなんだ!
耳をすますと微かだが
ゴォォ
と音が聞こえる。
恐る恐る部屋の中に入ると、そこには。。。。。

つけっぱなしのクーラーが全力で頑張っていた。



191: ヨン様 2006/12/08(金) 16:44:22.29 ID:EAeQzUcW0
赤い洗面器の男の話、ある晴れた日の午後、
道を歩いていたら赤い洗面器を頭に乗せた男が歩いてきました。
洗面器の中にはたっぷりの水、男はその水を一滴もこぼさないように、ゆっくりゆっくり歩いています。
私は勇気をふるって
「ちょっとすいませんが、あなたどうしてそんな赤い洗面器なんか頭に乗せて歩いてるんですか?」
と聞いてみました。
すると男はこt



192: ヨンタ 2006/12/08(金) 16:44:52.73 ID:BL8IFG8z0
>>191
ドジっ子乙。



202: 煙突(つまり気味) 2006/12/08(金) 16:49:03.43 ID:8zRisMi60
>>191
確かに後味悪い



214: ヨン様 2006/12/08(金) 16:57:39.21 ID:EAeQzUcW0
仕事で地方行く用事が出来て、時間の関係で前の晩に新幹線乗って一泊することになったのね。
で、同僚と話してるときに予約したホテルの名前言ったら
「お前知ってる? そのホテルってさあ」とか話し出して、
そいつはその手の話大好きで俺すっげえ臆病だから絶対聞きたくなくて、
「バカやめろよ言うなよ。言ったら殺す」って慌てて遮って、
そのときは聞かずに済んだんだけどでもそいつのお陰でホテル着いた後も妙に気味悪くって。

どうせ一泊しかしないんだからさっさと寝ちまおうと思って布団入ったんだけど、
俺くらい臆病な奴なら分かると思うけど、そういう時って一回恐いって思ったら終わりなんだよね。
寝るのも起きるのも身動きするのも嫌でもう朝になるの待つしかない。
そんで布団の中でいろいろ考えて、何故かそのときは死ぬのが異様に恐かった。

ずっと死ぬことばっかり考えて、いやだ、恐い、死にたくねえ、でもいつか死ぬ。誰か助けてって。
もう本気で寝るの諦めてどっかの飲み屋でも行って時間つぶそうと思い始めたとき、ドンドンドンドン!!って。
部屋のドア叩いてるんだよ。心臓止まんなかったのが不思議なくらいビビッた。

ドンドンドンドン!!
幽霊? 火事? 知り合い? なんか事故でもあったのか。
とりあえす電気点けて、でもドア開けるのは恐くて、「なんですかー?」って答えてみたら叩く音はピタッとやんで。
そのまましばらく身構えてたけど何にも言ってこない。もう寝れる状態じゃない。
財布と電話確認して、なんとなく身支度して(寝巻きだけど)ベッドの上に起き上がってじっとなんか待ってた。

しばらくしたら、ドンドンドンドン!!ってまた叩く音がして。
「なんかあったんですかー!?」でも返事は無い。本当に緊急ならホテルの人間が何か言ってくる筈だ。
鍵も開けられるだろうし部屋の電話も携帯電話もある。なら大した用事じゃないのか?
でもさっきからの妙な気分は引き摺ってて、とにかく恐い。



215: ヨン様 2006/12/08(金) 16:57:52.63 ID:EAeQzUcW0
ドンドンドンドン!!フロントに電話しようと思った。
けど電話を見たら、そういう他人とのコンタクトがすげえ不安になってきた。
言っても通じなかったらどうしよう。つーか、なんか変なのが電話出たらどうしよう。
そんで、ガチャガチャガチャ!!ノブ回してるよ。入って来る気だよ。どうしよう。どうしよう。

ビビりまくって、でもベッドの上から動けなくて、とにかく早く朝になれと思った。
トンドンドントン!!ガチャガチャガチャ!!イタズラか? 近くの部屋に頭おかしいのが泊まってんのか?
早くこの時間が終わることだけ祈って、空が白くなって、だんだんドアを叩く音の間隔が長くなって、とうとうやんだ。

仕事で朝早いのが救いだった。フロントに電話してチェックアウトしたいって言って、あとは、普通。
仕事して家に帰った。そんで、前にホテルの話しかけた同僚つかまえて、
「あそこ何かあったのか?」って聞いてみたら数年前に火事があって、大した火じゃなかったんだけど一人死んで、
それから出るとか出ないとか。まあ、そういう話だよ。

「ドア叩くんだろ?」
「何で知ってんの? もしかしてお前見た?」
「うん」
「へー。何号室よ」。
つまんなかったかもしれないけど俺の中では最高の怪談です。
あの夜を過ごした恐怖は一生消えねえ。ちゃんとオチもあるよ。そもそもそいつは何で死んだか。
逃げ遅れたんだけどさ。単純に。パニックになってたか壊れてたか知らないけど部屋の鍵が開けられなくて。
だから「やっぱ幽霊だったんだな。開けなくて良かった」って漏らした俺に同僚は言ったよ。

「なんで? そいつ部屋の中から外に出たくてドア叩いてたんだろ?」



216: ヨンタ 2006/12/08(金) 17:00:02.58 ID:BL8IFG8z0
>>215
普通に怖いな。
外にいると思っていたモノが実は中にいたってか。

ところで、さっきから玄関のドアノブがガチャガチャなってるんだけど。



220: 釣りー 2006/12/08(金) 17:02:00.06 ID:hNz54jUZ0
風呂に入って、頭洗ってる時とかにこういうの思い出すといやな気持ちになるよな



222: ツリー 2006/12/08(金) 17:02:55.91 ID:EAeQzUcW0
ある病室に2人の末期ガンの患者が入院していた。一人は窓側のベッド、もう一人はドア側のベッド。
2人とも寝たきりの状態だったが、窓際のベッドの男はドア側のベッドの男に窓の外の様子を話してあげていた。

「今日は雲一つない青空だ。」
「桜の花がさいたよ。」
「ツバメが巣を作ったんだ。」

そんな会話のおかげで死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。

ある晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側の男はナースコールに手を伸ばした。が、ボタンを押す手をとめた。

「もしあいつが死んだら、自分が窓からの景色を直接見れる・・・」
どうせお互い先のない命、少しでも安らかな時をすごしたいと思ったドア側のベッドの男は、自分は眠っていたということにして、窓側のベッドの男を見殺しにした。 窓側のベッドの男はそのまま死亡した。

晴れて窓側のベッドに移動したドア側のベッドの男が窓の外に見たのは、
打ちっ放しのコンクリートの壁だった。



228: そり(年代物) 2006/12/08(金) 17:05:24.36 ID:9l+UzkTm0
最期の言葉集

こんな言葉を残して死んで行った人たち。
本人たちはこれが自分の最期の言葉になるとは夢にも思っていなかったでしょう。
この言葉が出た時の状況とその後の成り行きを具体的に想像してみると結構いろいろあるみたい。

1.   これで世界記録を作ってやるんだ。
2.   圧搾機に時計落としたって?俺が取ってやるよ。
3.   これは耐火構造なんだ。
4.   多分、冬眠してるんだろう。
5.   俺が犯人を捕まえるんだ。市民のお手柄ってやつさ。
6.   それで、あんたたちは人食いの習慣があるって?
7.   多分ただの吹き出物だよ。
8.   うん、俺の一票で陪審の決着がついたんだけど、それが何か?
9.   そんなことが起こる可能性は百万分の一だよ。
10. ピンを引っこ抜いてからいくつ数えろって?
11. どっちのワイヤーを切ればいいの?
12. 母熊はどこにいるのかな?
13. これ、テレビで見たことあるぞ。
14. このきのこは食べられるやつだよ。
15. 俺が持ってるから、導火線に火をつけてくれ。
16. おかしいね、あんた、チャールズ・マンソンそっくりだね。
17. ネズミ捕りの毒はネズミにだけ効くんだ。
18. 40日も雨が降り続くわけないさ。
19. なんか味が変だな。
20. 信号が赤に変わる前に行けるよ。
21. いい犬だね。
22. 目をつぶってたってできるよ。



233: 靴下右 2006/12/08(金) 17:06:26.85 ID:iv9B0DL00
>>228
それ全部死亡フラグかwww
やべぇwwwwwwww



241: ゴタ 2006/12/08(金) 17:08:55.53 ID:IpeJA9WC0
 今日はあるイベント会場でバイトしてきました。
 お客さんの中にカワイイ小犬を連れていた方がいらっしゃったんですよ。めちゃめちゃカワイかったですね。通りすがる誰もが振り向いていました。それだけでなく多くの人が「触らせて下さい」とか「抱かせて下さい」とか言っていました。
 飼主は3~4歳くらいの女の子。とっても若いお母さんも一緒でした。二人とも小犬に負けずかわいいというか美人でしたね。
 他のお客さんに遠慮無しに犬と遊ばせていました。
 本当は写真撮りたかったんですけどね、なんせ仕事中だったんでできませんでした。くどいようですがそれくらいめちゃくちゃカワイイ犬だったんですよ。
 ところが、よく見ているうちにその犬のシッポがない事に気付きました。
 短いとかじゃなくて、付け根の部分から全く無いんです。
 ふと疑問に思ったので女の子に尋ねました。
 「ねえ、このワンちゃん、シッポどうしたの?」
 聞いた瞬間に、"あ、事故とかかもしれないのに余計な事聞いちゃったかな?"と思いました。
 でも、 女の子はすぐに笑顔でこう答えてくれました。

「あのね、
 シッポはないほうがカワイイからね、
 ママに切ってもらったの。」



249: ニタ 2006/12/08(金) 17:11:43.46 ID:k4jHz1Ob0
マユミという名の女子高生が学校に向かってあるいていた。
いつもと同じ時間にいつもと同じ道を同じ速さで歩いていた。
すると、ふと目の前に同じ学校の制服が見えた。
近づいていくとそれはクラスの生徒でいつもいじめられている女の子だ。
クラス全員で彼女をいじめていた。先生も知りながらもみてみぬふりをしていた。

マユミは特に彼女を憎たらしいと思ったことはなかったが、自分だけいじめをしないわけにも
いかず、周りにあわせて、無視や酷いことを言ったりしていた。
だんだん近づいていくと、いじめられっこの彼女が、とっても嬉しそうな笑顔で飛び跳ねている。
マユミは不思議に思ったが彼女のすぐそばまで来ていた。
彼女はマンホールの上で「9、9、9、…」と言っている
「何してるの?」とたずねてみた。しかし彼女は返事をせず「9,9,9…」
といいながらはねている。「無視するなよ」と口調を強めたがかわらない

今まで憎らしく思っていなかったのに無視したことと、嬉しそうな顔に腹が立った。
しかしここで怒るわけにもいかず別の考え方をした。マンホールの上で数字を言いながら飛び跳ねるのが
楽しいことなのではないか、と。馬鹿らしいと思ったがやってみたくなった。
彼女に「ちょっとどきなさい。私がやるから。」そういって彼女を押しのけた。
そしてマユミはマンホールの上で思いっきり飛び跳ねてみた。
その瞬間彼女は思いっきりマンホールのふたを取った。
マユミはまっすぐマンホールに落ちていく。
彼女はふたをしめて、とっても幸せそうな顔で再びジャンプし始めた
今度は「10、10、10…」といいながら…



259: ツリー 2006/12/08(金) 17:18:24.87 ID:EAeQzUcW0
ある男が超能力を手に入れた。
それは彼の一動作によって願い事がかなう、というものだった。

たとえばポケットから手を出すとその手には宝石がにぎられているだろう、
指を鳴らすと絶世の美女が部屋のドアを開け現れる、というように。

願うだけではかなわないので、これは衝動的な願望を制御することができた。
そして彼はその能力をもって、知力、品性、財力、なんでも手に入れた。

しかし彼は即物的な願いに飽き、理想をもとめるようになった。
その知力をもって歴史を学んだ結果、彼は人間のあまりの愚かさに絶望した。
彼は願った、

 「私が目を開けたら、人間たちの愚かさが、なくなっているだろう」

それ以来、彼は、盲人となってしまった。



271: そり(AWD) 2006/12/08(金) 17:26:22.10 ID:G4zUQbZaO
弟と一緒に、お父さんの仕事場の近所の山にのぼった
小さな山だったが急な坂を歩いたので、私は道路脇の土手に腰掛けて休憩しつつ
お父さんの仕事がおわるのを待っていた
そのうち横で遊んでいた弟が待つのにあきたらしく、お父さんを呼びにいった

しばらくするとドドド…という音と「おーい」と呼ばれる声がした
お父さんの仕事がおわったと思い、私は立ち上がって声のするほうをみた
シャベルカーに乗った弟がすごい笑顔でこっちにやってきた
「おーい、おーい、お姉ちゃーん」と手をふりながら弟がシャベルカーを運転していた
弟は道なき道を進み、真っすぐ私のとこまでやってきて
そして止まる事無く「うわああぁぁ」と言いながら、弟は土手にシャベルカーとともに消えていった

あわててお父さんを呼び、弟のとこまでつれていくと、
五歳の弟がもくもくとシャベルカーを普通に使って脱出用の土を積み上げていた
「あいつは天才やぁ…」と急に関西弁になったお父さんにびっくりした



274: トナカイ(メット) 2006/12/08(金) 17:28:00.78 ID:5dgoEtC/0
>>271
すげえwwwwwww



282: ツリー 2006/12/08(金) 17:38:16.34 ID:EAeQzUcW0
あるところにとても貧乏な少年がいた。
その少年が住んでいる町には小さな楽器屋があり、
少年はいつも郵便配達のバイトをしながらそこに飾ってあるトランペットを眺めるのが日課だった。
ある日、その店の店主が少年に尋ねた

「毎日これを見てるけど、そんなに欲しいのかい?」
「はい。今がんばってバイトして、自分の力でこれを買ってみせますから!絶対にとっておいてくださいね!」

心を打たれた店主は、少年のためにトランペットは誰にも売るまいと決めた。
値札も外して、売り物ではないことをアピールした。

そんなある日、老紳士がその楽器屋に訪れた。
「私はあのトランペットに惚れこんでしまった。
値札が外れているようだが、いくら出してもいい。あれを売ってくれ。」
しかし店主は売ろうとしなかった。少年との約束を守るため。

少年と約束した日から半年がたった。
「おじさん!あのトランペット売って下さい!」
例の少年は本当に金をためてやってきた。
店主は値札を外したトランペットを「よくがんばったね」と少年のところまで持ってきた。

店主は「これが唯一の楽しみ」と言ってトランペットを少年の目の前で叩き折った。



284: ニタ 2006/12/08(金) 17:39:23.95 ID:k4jHz1Ob0
>>282
店主俺にそっくりだwwwwwww



286: 煙突 2006/12/08(金) 17:40:12.05 ID:zmVRFxR30
>>284
トランペット叩き折れるのか・・・凄いな。
太鼓のバチだって俺には折れない。



289: ニタ 2006/12/08(金) 17:41:49.29 ID:k4jHz1Ob0
>>286
目の付け所違うwwwwwwwwww



290: ゴタ 2006/12/08(金) 17:42:56.84 ID:IpeJA9WC0
前スレの「無痛症」を読んで思い出した話です。

やはり無痛症になった子供と母親の話。
病気になった子供がちゃんと成長できるかどうか、いつも母親は心配していた。
痛みを感じないため、治療が遅れて小さな怪我でも致命傷になりかねないからだった。

そんなある日、その子供の乳歯が抜けた。
それを見た母親は、「ああ、この子も少しずつ成長しているんだ」とささやかな幸せに微笑んだ。
母親の嬉しそうな顔を見て、幼い子供も喜んだ。

翌朝、まだ眠っている子供を起こしに行って、母親は悲鳴を上げた。
子供の枕もとに、血のついた歯が何本も転がっていたからだ。

歯が一本抜けただけで喜んでいる母親を見た子供が、それならたくさん抜けば、もっと
喜んでくれるに違いないと思って、自分の歯を全部抜いたのだった。

以上は講談社の「メフィスト」平成10年5月号の座談会に載っていました。
実話ではないか、と書いてありましたが、詳細は不明です。



292: 八面鳥 2006/12/08(金) 17:45:30.08 ID:02yMQR8A0
>>290
乳歯でよかったな



303: そり(AWD) 2006/12/08(金) 17:53:02.14 ID:G4zUQbZaO
>>290実話のは無痛症の男の子の乳歯が一本抜けた
男の子はそのことを両親に話すと両親は歯の妖精の話をしてくれた
朝男の子が枕をめくるとコインが一枚おかれていた
両親は歯の妖精が来てお金をおいていったんだねって男の子に言った
翌日の朝男の子はこう言った
「全部の歯が抜けたのにお金がないよ」



304: ゴタ 2006/12/08(金) 17:54:24.73 ID:IpeJA9WC0
>>303そっちのがきついな



300: ツリー 2006/12/08(金) 17:50:04.05 ID:EAeQzUcW0
某所に手のつけられない荒くれの死刑囚がいて看守達もほとほと手を焼いていた。
そこで、神父様が呼ばれた。
その神父様、なかなか良く出来た人で、彼と独房で会う時に、
聖書の中に小さな紙切れをしのばせていた。
最初は「声を出すな。お前を救う作戦がたっている」とか言う感じで。
彼はそれを見て、神父はグルだと思って、自分のボスが助けてくれる
と確信していた。
会う度にメモが増えていった。「作戦は順調」とか「もうすぐだ」とか。
そして最後の日に渡されたメモにはこう書いてあった。
「作戦決行は、最後の瞬間」。


彼にとってこの世で最後の日。最後の夕食を食べ、神父に最後の祈りを聞いてもらい、
看守に引き連れられて電気椅子に向かい、最後に顔の前にカバーがかけられる瞬間まで
彼は笑顔だった。
彼の死後、一体荒くれだった彼をどうやって大人しくさせたのか、と問われた神父は
その看守に答えました。
「私は彼に『希望』を与えたんです。」



314: トナカイ(キューピッド) 2006/12/08(金) 18:01:48.32 ID:u+55UYxF0
あるカーペット業者が、ある家庭のリビングにカーペットを敷いた。

部屋いっぱいにカーペットを広げ、家具等を元の位置に戻し、
ひと休みして一服しようとするが、タバコが無い。

見ると、カーペットの一部が盛り上がっている。

もう一度家具を動かすのも大変なので、平らになるまで足で踏み付けた。

...ふと、横の机に自分のタバコとライターが置いてあるのに気付いた。

その家の子供の声が聞こえる。
「ママー、ハムスターがどっかいっちゃった?!」



317: ジャン・ピエール2号 ◆pieru/7Qbc 2006/12/08(金) 18:03:39.00 ID:VcndVmN7O
子ども達が家の前で叫びました。
「ジョージくーん、野球しようよー」
するとジョージのお母さんが出てきて、悲しげに言いました。
「あんたたち、うちのジョージが生まれつき手も足もないって知ってるでしょ」
子ども達は言いました。
「ベースがいるんだよ」



320: ヨンタ 2006/12/08(金) 18:04:38.52 ID:VtK0IT1+O
うわぁああぁあ



322: ツリー 2006/12/08(金) 18:05:00.52 ID:EAeQzUcW0
雨降りの夕方。俺は家に帰ったんだ。そしたら母ちゃんがばたばたと仕度している。
「あんた何やってたのっ叔父さんが亡くなったのよ。早くしなさい」
という。え?どこの叔父さんだと思いながら、とりあえず用意しようとしたら電話が鳴った。
「はい。もしもし」背後では一人何事か呟きながら動き回る母ちゃんの気配が。
「もしもしっ俺だ。落ち着いて聞けっいいか」かなり切羽詰った口ぶりで相手はいきなり喋りだした。
あれ・・・誰だろう。叔父さんが亡くなった事を、知らせるには変だしなんか引っかかる声・・・


「死んだのは母ちゃんだっ振り向くなっ俺が行くまで絶対振り向くなっ」


ああ・・・兄ちゃんだ。去年バイク事故で亡くなった兄ちゃんの声だったんだ。
硬直して体は動かない。どうなってるんだ? 背後は静まり返りさっきまでの音はない。


「なにやってるの・・・早くしニなさい」


耳元で囁かれ俺は気絶した。んだと思う。その後記憶はなく、電話の前で倒れている俺はその後
母ちゃんに起こされた。母ちゃんは友達と出かけていたという。
じゃああの日家に居た母ちゃんは?兄の声は間違いなく兄だった・・・亡くなったはずの。



326: ツリー 2006/12/08(金) 18:07:45.75 ID:EAeQzUcW0
おやすみを言いに息子の部屋に入っていくと、息子はひどくうなされていた。「大丈夫か?」と揺すると、息子はおびえながら答えた。「怖かった。
スージーおばさんが死んだ夢を見たんだ」父親は「スージーおばさんは何ともないよ。
大丈夫だからお休み」と言って息子を眠らせた。
次の日、スージーおばさんは死んだ。

一週間ほどして、父親がおやすみを言いに息子の部屋に行くと、また息子がうなされている。
同じように息子を起こすと今度は、「おじいちゃんが死んだ夢を見たんだ」。父親は「おじいさんは何ともないよ。
大丈夫だからお休み」と言って息子を眠らせる。
次の日、おじいさんが死んだ。

また一週間ほどして、父親がおやすみを言いに息子の部屋に行くと、また息子がうなされている。
同じように息子を起こすと今度は、「パパが死んだ夢を見たんだ」。父親は「お父さんは何ともないよ。
大丈夫だからお休み」と言って息子を眠らせた。

だが、父親は自分のベッドに入ったものの恐ろしくて眠れなかった。息子の予言は二度も当たっている。
息子の言う通りなら、明日、自分は死ぬことになる……。
次の日、彼は怯えながら1日を過ごすことになった。
着替えを済ませると、自動車事故を恐れて十分に注意を払いながら車を運転して会社に行った。
毒が入っているかもしれないので、昼御飯は食べなかった。殺されるといけないので、なるべく人に会わないようにした。
そして物音という物音に飛び上がり、何かが動く度にビクついて机の下にもぐり込んだ。

なんとかその日の仕事を終え、玄関の所まで帰ってくると奥さんがいた。
「ああ、お前。今日は僕の人生でまったく最悪の日なんだ」。
すると、奥さんが答える。

「最悪じゃないと思うけど、悪い日なのは間違いないわね。今朝、牛乳配達の人がこの玄関のところでポックリ死んじゃってたのよ」



362: ニタ 2006/12/08(金) 19:22:27.25 ID:QmUQ/JJ50
翌日、彼女が先輩のアパートの前を通りかかると、なぜか大勢の警官が集まっている。
事情を聞いて彼女は驚いた。
なんと、あの先輩が部屋で殺されたというのだ。
部屋は荒らされており、物取りの犯行かもしれないという。
「あの時電気をつけて先輩を起こし、きちんと戸締まりをするよう注意していたら
こんな事にならなかったのに・・・」
彼女が自責の念でいっぱいになりながら昨日その部屋にいたことを警官に話すと、
部屋の奥から刑事が現れて彼女に見て欲しいものがあると言った。
「部屋の中でこのようなメモを見つけたのですが、これの意味がわからないで困っていたのですよ。
何か心当たりはありませんか?」
彼女はそのメモを見て青ざめた。
そこにはこう書かれていたのだ。
「電気をつけなくてよかったな」
彼女が忘れ物を取りに来た時にはすでに先輩は殺されており、犯人もまた同じ部屋に潜んでいたのだ。

もし電気をつけていたら彼女も・・・



363: ニタ 2006/12/08(金) 19:23:29.33 ID:QmUQ/JJ50

室井滋の話。

ある女性がマンションに帰ると、入り口のあたりで一人の男性とすれ違いました。
なんとなく気になる相手でしたが、そのときはさほど深く考えずに通り過ぎてしまいました。
しばらくして、その女性は自分の住んでいるマンションで殺人事件がおきたと
テレビで報じられているのを見ました。
やがて、女性のところにも一人の刑事がやってきました。
殺人事件の犯人らしき人物を見かけなかったか、事情聴取をしているとのことでした。
女性はとっさに、以前エントランスですれ違った男の事を思い出しましたが、記憶が定かではなく、
無関係かもしれないと思ったのであえてそのことは言いませんでした。
それからまたしばらくして、テレビで殺人事件の犯人が捕まったと報じられました。

そして、テレビに映った犯人の顔は、あの時事情聴取にやってきた刑事の顔でした。



390: 煙突(小さめ) 2006/12/08(金) 20:49:13.27 ID:OVRmaR8+0
>>363
これ地味にこえぇ



368: ニタ 2006/12/08(金) 19:29:27.43 ID:QmUQ/JJ50

昔の「探偵ナイトスクープ」で、ある町のガードレール、電柱等々あらゆる
所に、カラフルなヒモが一定りの法則に従って綺麗に結ばれてた。
はっきり言って、気持ち悪いくらいの量。

で、探偵がふざけて、一部分を外しまくって、次の朝見に行くと、綺麗に元通り、
それ所かヒモゾーンが増えている。近所の商店街のオヤジも知らないと・・・。

で、スタジオで「怖いので調査をやめました」と。

最後は、スタッフのクルマを給油しに行った時にスタンドの従業員にテープを見せて
何か知ってるかと 聞くと、「原因は知らないがうちの裏にいっぱいくくってる」
見てみると、スタンド裏の設備のところ一面に数え切れない程の青いテープの結び目があった・・・
(スタジオ奇声)
それを見て探偵トミーズ雅もスタッフも、これは何か触れてはいけない物事なのではと考え
捜査打ち切りにした。
「本件に関する情報は今後一切受けつけません」というテロップがデカデカと出て、
上岡も他の探偵も腫れ物に触れるかのごとく何も言わずとっととCMへ。
--------------------------------------------------------------
民間信仰の一種か、個人的な狂気によるものか。この番組中唯一の捜査打ち切りとなり、
以後再放送もされていません。
どういった原因で行われていたのか、目的は何か、今も見つけられているのか。
どんな事でも結構ですのでご存知の方は教えて下さい。宜しくお願い致します。
放送事故で1番ヤバかったのってなに?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4964983.html



370: ニタ 2006/12/08(金) 19:32:06.99 ID:QmUQ/JJ50
病院には奇形児&未熟児として生まれてきた子ども達が集められた部屋があるらしい。
プチ開かずの扉みたいに扱われているんだけど、その部屋の掃除のアルバイトに誘われた人の投稿。

赤ん坊、表に出せないほどの奇形っぷりでぱっと見は怖いんだけど、
別に襲ってくるわけでも無し、見慣れれば可愛く思えてくるそうな。
ところがその人がバイトを続けられなかった理由は、各赤ん坊の枕元で、
無言で延々と編み物をしている母親達の不気味さだったという。
会話が一切無い部屋…。
耐えきれなかったって。



384: 煙突(小さめ) 2006/12/08(金) 19:58:32.76 ID:NaYKENhfO
ベットからでた私の目に映ったのはまぶしいくらいの窓からさす朝日だった
今日は何日だ?目の前のカレンダーには11月。しかし壁にかかるカレンダーには1月となってる。
机にある時計は8時32分。壁にかかっている時計は10時2分。
そんなことはいい。頭がいたい。テレビをつけたが何もうつらない
壊れたのか・・。鏡をみると懐かしい顔が。これは私か?なぜか不思議な気分だ。
この部屋からでようか。でなければ
窓からは真っ白な世界が広がっていた
今は何月でここはどこだ?
壁に張られた写真には一人の青年がうつっている。日付は111月00日。おかしなことだ



445: 1/5 2006/12/09(土) 00:22:31.83 ID:GG2SQI450
 透は山岳部所属。友人3人と山登りに来たが、仲間たちとはぐれ
てしまう。最悪なことに天気は崩れ、やがて暴風雨となった。透は
奇跡的に仲間と再会するが、下山は無理なので、途中で見つけた粗
末な山小屋に避難することにした。

 山小屋は12畳くらいの広さだ。真正面にトイレのドアがあり、
入り口のドアの脇に大きなガラス窓がはまっている。部屋の真ん中
にぶら下がっている大きな裸電球のほか、部屋には何もない。やが
て夜になったが、嵐はますますひどくなっているようで、とても外
には出られない。どうやらここで一晩を過ごすしかないようだ。

 透の服はびしょ濡れだった。小屋はすきま風がひどく、ひゅうひ
ゅうと冷たい風が流れてくる。夜が完全にふけると恐ろしいほど気
温が下がった。このまま寝たら風邪をひくだろう。肺炎を誘発した
り、最悪死んでしまうかもしれない。透はガタガタ震えながら、必
死で眠るまいと努力する。

 幸一がある提案をする。部屋の四隅に一人ずつが寝る。一人が右
隣りの隅へ歩いていき、そこに寝ている者を起こす。起こされた者
はまた右隣りの者を起こしにいく。そうすると必ず誰かが目を覚ま
していることになるのだ。

 電気が消された。だがもともと透はひどく怖がりなので、疲れて
いるのに眠れない。余計なことを考えているうち誰かに身体を揺ら
された。左隣の弘明だろう。透は大輔を起こしにいく。それを二度
ほど繰り返してから、透はある事実に気づいて絶叫する。



446: 2/5 2006/12/09(土) 00:22:49.72 ID:GG2SQI450
 このローテーションは5人いないと無理だ。部屋の四隅に一人づ
ついる。一人目が二人目の場所へ移動し、二人目が三人目の場所へ
移動し、三人目が四人目の場所へ移動する。四人目が一人目の場所
へ行ったときには、一人目は二人目の場所へずれているから、そこ
は空白でなければならない筈だ。透は幽霊がいる!幽霊がいる!と
言って大騒ぎを始める。

 ところが仲間は落ち着いたものだった。幽霊なんかはいないと相
手にしようとしない。そのうちに寒さのせいだろう、「トイレに行
きたい」と幸一が言うと、その言葉で尿意をもよおされたか、三人
がドアをあけ、互いに譲り合いながら用を足す。透はひとり離れて
部屋の隅で考えを巡らせる。

 自分を起こしたのは弘明だったのだろうか?あるいは、彼が起こ
したのは本当に大輔か?肉の感触はあった。だが幽霊はいなくては
ならない。そう考えるうち、透は、このうちの誰かが幽霊なのでは
ないか・・・と思い始める。実はもう死んでいて・・・。透は身を
震わせる。そういえば自分は仲間とはぐれていたのだ。ばらばらに
なった四人を探し出したのは大輔だ。だがあの嵐の中、そんなこと
が起こりうるだろうか?四人が再び合流するなどという可能性は・
・・。三人ならまだしも。

 四人は電球をつけて、車座になって座る。黄色い明かりが四人の
顔を照らし出す。しばらくの沈黙を破って幸一が口を開く。
「この中に・・・死んだ人間がいるな?」



447: 3/5 2006/12/09(土) 00:23:09.01 ID:GG2SQI450
 弘明が大笑いを始める。馬鹿げた話だと一蹴して相手にしようと
しない。だが幸一は平然として、そう言うのはお前が死人だからだ
ろう、と言う。弘明が腹を立てる。温厚な大輔がまあまあと二人を
なだめる。嵐の中、自分が見つけたのは、間違いなく生きている三
人だったと断言する。透がはっと顔を上げる。三人を見つけたのは
必ず大輔だった・・・あの状況で?そんなことが普通の人間にでき
るだろうか。可能だったのは、大輔がもう死んでいるからではないのか・・・?

 そう考え出すと、誰もが怪しい。冷笑的な弘明は怪しい。変に落
ち着いている幸一も怪しい。大輔も怪しい。透は言う。何とか幽霊
であることを――あるいは、ないことを――証明する手段はないも
のかと。幽霊は手が冷たい筈だ、と大輔が言う。幸一は鼻で笑う。
全員の手足が冷え切っているさ、と。お互いに触りあったがみな氷
のように冷たい。顔色を見ようにも、黄色い光の下だし、だいいち
光がもっと強くても、全員の顔色は決まって青白いだろう。

 肉の感触は当てにならない。いま握った手は明らかに弾力があっ
たし、それはさっきゆり起こしたとき、あるいはゆり起こされたと
きに明白な筈だった。それ以外に証明の方法は?大輔がぼそりと言う。



448: 4/5 2006/12/09(土) 00:23:32.28 ID:GG2SQI450
「そう言えば、死んだ人間は、鏡に写らないっていうよね?」
 それを聞いて弘明がけたけた笑う。幸一が彼をにらみつける。
「たしか、トイレに小さな鏡があったな」と幸一。
「いいぜ俺は。写るかどうか確かめても」
 苛立った口調で弘明が言う。
「だいたい、お前らはみんな怪しいんだ。俺は、俺が生身の人間だ
ってことを知ってる。俺は幽霊じゃない。確かなのはそれだけだ」
 幸一が鼻で笑う。「どうだか」
 二人がつかみあいの喧嘩を始める。仲介に入った透を、弘明が弾き飛ばす。
「大体な!お前が一番怪しいんだよ!」
 透はぞっとする。三人の視線が、いっせいに透の身に注がれる。

「そうだ」幸一が落ち着いた声で言う。
「一番怪しいのは透だ」
「何で?」声が震える。「何でそんなことを?」
「さっきみんながトイレに行った・・・遅れて一人で入ったのはお前だ」
「それが・・・?」唾を飲み込む。
「お前は誰とも一緒に入ろうとしなかった。何故だ・・・?トイレには鏡があるからだ。
お前は、お前の姿が鏡に写らないことを、他の誰にも知られたくなかったんだ」



449: 5/5 2006/12/09(土) 00:23:50.72 ID:GG2SQI450
「そんな馬鹿な!」透は笑おうとしたが、うまくいかなかった。
「じゃあ何で、一緒に行かなかった?」
「・・・狭いし、考えごとを・・・」
「怖くなかったのか?俺だって怖かったのに」と弘明。
「そうだ・・・人一倍怖がりの君がね」と大輔。

 三人の目が、透に注がれていた。嘘だ、と透は思った。自分は生きてる・・・
それは自分が知っている。・・・だが本当か・・・?本当に自分は生きているのだろうか・・・?

 仲間とはぐれたときのことを考えた。大輔が見つけてくれるまで
自分は何をしていたのか?覚えがない。自分は死ぬのだ、と絶望に
かられなかったか?その時、本当に死んでいたのではないか?自分
では気づかないだけで・・・崖から落ちるか、あるいは雷に打たれ
て、死んでいるのではないか?この手の冷たさは、気温のせいか?
ずっと肌寒いのは何故だ?お前は自分が生きていると、本当に言い切れるのか・・・?

 どーんと雷がなり、後ろの窓ガラスがびりびりと震えた。三人の
凍るような視線に耐えられず、透は振り返った。電球の明かりを反
射して、窓ガラスは部屋全体を写し出していた。鏡のように。そし
て透は絶叫した。三人の目線の意味に気づいたから。凍るような視線・・・

 ガラスに写っていたのは、透だけだった。



452: イラックマ ◆IrakumadeQ 2006/12/09(土) 00:32:02.12 ID:j593le2P0
良栄丸に少し似たものがあるが



これは、1970年代に起きた一家4人監禁殺人事件の現場から見つかった筆記の内容である。
家族構成は、父44歳、母46歳、長男21歳、次男16歳。
監禁後、途中から落ちつき始めたのだろうか、筆記は監禁2日目から始まっている。

1月27日
丸1日以上食べ物飲み物を全く食べていない。父は監禁前何も口にしていなかったのか意識が朦朧とし、
もう話すこともままならない状況である。他は至って健康である。喜ばしいことだ。

1月28日
長男が脱出先を必死に探している。他は気力無くただ横たわる。
いくら抵抗しても出られるはずがないのに、という諦めの空気が濃くなってきている。

1月29日
ついに父飢えに倒れる。皆で必死に死肉にむさぼりつく。
生きようとする本能とはこのことなのだろうか。


この辺りから、徐々に字が震えてきている。



453: イラックマ ◆IrakumadeQ 2006/12/09(土) 00:32:21.48 ID:j593le2P0
1月30日
長男転倒のさい、頭部を強く打って死す。これもまた2人必死で貪りつく。
こわい。人間とはこういうものなのか。遥か向こうのぼやけた街に沢山のあかいひかりが見える。
でももう、もどることは出来ない

1月31日
2人、それぞれ舌をかみちぎりしす
怖いこわいこわいこわいこわいこわ




筆記はここで終わっていた。

犯人は17歳の工場勤務。非常に弱気な青年であった。



511: プレゼントはPSX 2006/12/09(土) 02:19:58.58 ID:saYCVGI50
コピペ(縦読み、しかも複数)
精神病棟にいる母親から、息子に届いた手紙らしい。
  ↓
479 :水先案名無い人:2006/10/24(火) 12:02:07 ID:kyFEpNf00
大介、イタリアの生活はどうですか。お母さんはフツウ。
守護神ジス様のおかげで、元気です。お医者をだまして何でも食べちゃう。
隣人達めケッコウ気さくでいい人ばかり。安心しれ。明日は仕事で、皆
船が来るて、喜んどる。毎日楽しいです。給料でるし飯も固くない。
ね、ね!!病棟生活だからって悪いことないわ、わりと私にはいい老後です。じゃね。



695: そり(から) 2006/12/09(土) 15:43:43.19 ID:A9RCwgDG0
>>511の縦読みってさ、

介イタ
護ジス
人めケ
がるて
、!!

でいいのか?



515: ゴタ 2006/12/09(土) 02:25:42.90 ID:c6MiE+xMO
超ー後味悪…
見なきゃ良かった(゜д゜;))))))))))アワワワワワ



527: 六面鳥 2006/12/09(土) 02:55:17.76 ID:giEOmP2r0
俺が小学生の頃の話。
ある日、仲のよかったAが松葉杖をついて登校してきた。
怪我の理由を聞いても、何も教えてくれない。
Aは交通事故で父親を亡くしたばかりだったので、俺はとても心配した。
いくら聞いてもAは何も教えてくれないので、その日の前日にAと遊んでいたBとCにAの怪我の理由を聞いてみた。
BとCは少し困った顔をしたが、俺がAの親友だということで特別に教えてくれた。
B「昨日、Aのマンションの中庭で、三人でキャッチボールしてたんだよ。
そしたらCが暴投してさ。飛んでったボールを追おうとしてAが転んだんだよね。
それでAの足にさぁ・・・・。」
俺「足に?」
C「落ちてきた・・・。」
俺「何が?」
B「Aの母親・・・。」
俺「・・・・?!」
C「自殺だってさ。まだ生きてるみたいだけど、相当ヤバイ状態らしい。」

その日Aは早退し、次の日に担任からAの母親が亡くなったという話があった。
両親をなくしたAは、父親の実家に引き取られた。



582: 九面鳥 2006/12/09(土) 09:09:56.46 ID:s/XeIsfp0
705 :本当にあった怖い名無し :2006/09/28(木) 05:12:40 ID:fG6aq7CW0
もう何十年も昔、関西の小学校の合唱コンクールをテレビ中継していたのだが
ある学校がよりにもよって「一人ぼっちの祈り」を合唱していたのは
さすがに引いたな。どんなセレクトやねん!

715 :本当にあった怖い名無し :2006/09/28(木) 16:46:13 ID:aAbY9hTP0
>>705
「父さん早く起きて、日曜日だからどこかへ連れていて」
というやつでしたよね。ごく普通の家庭の1日を歌ったもの
なんだけど、最後の最後、大どんでん返しが待っていると
いう。

718 :本当にあった怖い名無し :2006/09/28(木) 19:13:39 ID:fcX6ANKt0
>>715
どんな歌詞?おしえて

719 :本当にあった怖い名無し :2006/09/28(木) 20:17:14 ID:O8JmPLid0
>>718
「日曜日 ひとりぼっちの祈り」でググれば出てくる。



587: プレゼントはミンミン 2006/12/09(土) 09:35:01.95 ID:F6u2p3Gn0
>>582
ググってみたが、これは怖いな



601: そり(電飾あり) 2006/12/09(土) 12:42:01.27 ID:zC/Ir2jdO
>>582の歌詞誰かうpしてくんね?



603: 来年があるさ 2006/12/09(土) 12:47:37.62 ID:giEOmP2r0
>>601 長いけど

『日曜日 ~ひとりぼっちの祈り~』
作詞:蓬莱泰三作曲:南 安雄

1.朝
お父ちゃん はよ起きやええ天気やで 青空やで
はよ起きなんだら こそばすでふとんめくるで 鼻つまむで
はよ はよ はよ起きいな日曜日やで 休みやでどっか連れてってえな
なあ なあ なあてお父ちゃん
お母ちゃん お化粧まだかお弁当持ったで 服着たで
はよせなんだら おいとくで何にもせんかて きれいやで
はよ はよ はようしてえなどないしたかて いっしょやで
はよせな 昼になるやんかなあ なあ なあてお母ちゃん
けど もう お父ちゃんいてへんお母ちゃんもいてへん
けど やっぱり 日曜日の朝になったら繰り返す
ひとりぼっちの ひとりぼっちのぼくのひとりごと
あっという間に いっぺんに車と一緒に死んでしもた
衝突事故で 崖から落ちて死んでしもた

ひとりぼっち ひとりぼっちそやから そやからぼくは ひとりごと

お父ちゃん はよ起きやお母ちゃん お化粧まだか
ええ天気やで 青空やでお弁当持ったで 服着たで・・
https://www.youtube.com/watch?v=fkqLcorWE1k




612: 一面鳥 2006/12/09(土) 12:55:27.24 ID:zy+icGPq0
くねくねくれよ



613: お雑煮 2006/12/09(土) 13:00:45.06 ID:giEOmP2r0
>>612
くねくね

これは小さい頃、秋田にある祖母の実家に帰省した時の事である。
年に一度のお盆にしか訪れる事のない祖母の家に着いた僕は、早速大はしゃぎで兄と外に
遊びに行った。都会とは違い、空気が断然うまい。僕は、爽やかな風を浴びながら、兄と
田んぼの周りを駆け回った。
そして、日が登りきり、真昼に差し掛かった頃、ピタリと風か止んだ。と思ったら、気持
ち悪いぐらいの生緩い風が吹いてきた。僕は、『ただでさえ暑いのに、何でこんな暖かい
風が吹いてくるんだよ!』と、さっきの爽快感を奪われた事で少し機嫌悪そうに言い放った。
すると、兄は、さっきから別な方向を見ている。その方向には案山子(かかし)が
ある。『あの案山子がどうしたの?』と兄に聞くと、兄は『いや、その向こうだ』と
言って、ますます目を凝らして見ている。僕も気になり、田んぼのずっと向こうをジーッと
見た。すると、確かに見える。何だ…あれは。



614: 2/5 2006/12/09(土) 13:01:23.08 ID:giEOmP2r0
遠くからだからよく分からないが、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている。
しかも周りには田んぼがあるだけ。近くに人がいるわけでもない。僕は一瞬奇妙に感じたが、
ひとまずこう解釈した。
『あれ、新種の案山子(かかし)じゃない?きっと!今まで動く案山子なんか無かった
から、農家の人か誰かが考えたんだ!多分さっきから吹いてる風で動いてるんだよ!』
兄は、僕のズバリ的確な解釈に納得した表情だったが、その表情は一瞬で消えた。
風がピタリと止んだのだ。しかし例の白い物体は相変わらずくねくねと動いている。兄は
『おい…まだ動いてるぞ…あれは一体何なんだ?』と驚いた口調で言い、気になって
しょうがなかったのか、兄は家に戻り、双眼鏡を持って再び現場にきた。兄は、
少々ワクワクした様子で、『最初俺が見てみるから、お前は少し待ってろよー!』と言い、
はりきって双眼鏡を覗いた。



615: 3/5 2006/12/09(土) 13:01:55.19 ID:giEOmP2r0
すると、急に兄の顔に変化が生じた。みるみる真っ青になっていき、冷や汗をだくだく
流して、ついには持ってる双眼鏡を落とした。僕は、兄の変貌ぶりを恐れながらも、
兄に聞いてみた。『何だったの?』
兄はゆっくり答えた。
『わカらナいホうガいイ……』
すでに兄の声では無かった。兄はそのままヒタヒタと家に戻っていった。

僕は、すぐさま兄を真っ青にしたあの白い物体を見てやろうと、落ちてる双眼鏡を
取ろうとしたが、兄の言葉を聞いたせいか、見る勇気が無い。しかし気になる。
遠くから見たら、ただ白い物体が奇妙にくねくねと動いているだけだ。少し奇妙だが、
それ以上の恐怖感は起こらない。しかし、兄は…。よし、見るしかない。どんな物が兄に
恐怖を与えたのか、自分の目で確かめてやる!僕は、落ちてる双眼鏡を取って覗こうとした。
その時、祖父がすごいあせった様子でこっちに走ってきた。僕が『どうしたの?』と尋ねる前に、
すごい勢いで祖父が、『あの白い物体を見てはならん!見たのか!お前、その双眼鏡で見たのか!』
と迫ってきた。僕は『いや…まだ…』と少しキョドった感じで答えたら、祖父は『よかった…』
と言い、安心した様子でその場に泣き崩れた。僕は、わけの分からないまま、家に戻された。



616: 4/5 2006/12/09(土) 13:02:28.24 ID:giEOmP2r0
帰ると、みんな泣いている。僕の事で?いや、違う。よく見ると、兄だけ狂ったように
笑いながら、まるであの白い物体のようにくねくね、くねくねと乱舞している。僕は、
その兄の姿に、あの白い物体よりもすごい恐怖感を覚えた。
そして家に帰る日、祖母がこう言った。『兄はここに置いといた方が暮らしやすいだろう。
あっちだと、狭いし、世間の事を考えたら数日も持たん…うちに置いといて、何年か
経ってから、田んぼに放してやるのが一番だ…。』
僕はその言葉を聞き、大声で泣き叫んだ。以前の兄の姿は、もう、無い。また来年実家に
行った時に会ったとしても、それはもう兄ではない。何でこんな事に…ついこの前まで仲良く
遊んでたのに、何で…。僕は、必死に涙を拭い、車に乗って、実家を離れた。



617: 5/5 2006/12/09(土) 13:02:52.37 ID:giEOmP2r0
祖父たちが手を振ってる中で、変わり果てた兄が、一瞬、僕に手を振ったように見えた。
僕は、遠ざかってゆく中、兄の表情を見ようと、双眼鏡で覗いたら、兄は、確かに泣いていた。
表情は笑っていたが、今まで兄が一度も見せなかったような、最初で最後の悲しい笑顔だった。
そして、すぐ曲がり角を曲がったときにもう兄の姿は見えなくなったが、僕は涙を流しながら
ずっと双眼鏡を覗き続けた。『いつか…元に戻るよね…』そう思って、兄の元の姿を
懐かしみながら、緑が一面に広がる田んぼを見晴らしていた。そして、兄との思い出を
回想しながら、ただ双眼鏡を覗いていた。
…その時だった。
見てはいけないと分かっている物を、間近で見てしまったのだ。

『くねくね』



618: お雑煮 2006/12/09(土) 13:05:05.47 ID:giEOmP2r0
わたしの弟から聞いた本当の話です。 弟の友達のA君の実体験だそうです。

 A君が、子供の頃A君のお兄さんとお母さんの田舎へ遊びに行きました。
外は、晴れていて田んぼが緑に生い茂っている頃でした。
せっかくの良い天気なのに、なぜか2人は外で遊ぶ気がしなくて、家の中で遊んでいました。
ふと、お兄さんが立ち上がり窓のところへ行きました。A君も続いて、窓へ進みました。
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、人が見えました。

真っ白な服を着た人、(男なのか女なのか、その窓からの距離ではよく分からなかったそうです)
が1人立っています。
(あんな所で何をしているのかな)と思い、続けて見るとその白い服の人は、くねくねと動き始めました。
(踊りかな?)そう思ったのもつかの間、その白い人は不自然な方向に体を曲げるのです。
とても、人間とは思えない間接の曲げ方をするそうです。
くねくねくねくねと。
A君は、気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
「ねえ。あれ、何だろ?お兄ちゃん、見える?」
すると、お兄さんも「分からない。」と答えたそうです。
ですが、答えた直後、お兄さんはあの白い人が何なのか、分かったようです。
「お兄ちゃん、分かったの?教えて?」とA君が、聞いたのですが、
お兄さんは「分かった。でも、分からない方がいい。」と、
答えてくれませんでした。

 あれは、一体なんだったのでしょうか?
今でも、A君は、分からないそうです。
 「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃない?」と、私は弟に言ってみました。
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
すると、弟がこう言ったのです。
 「A君のお兄さん、今、知的障害になっちゃってるんだよ。」



624: ヨンタ 2006/12/09(土) 13:18:03.30 ID:B4tYfAz40
くねくねは修学旅行の時、怪談話をしていて教えてもらった。
そのときはただ怖い怖い言ってたんだが、改めて見て本当の意味が分かった。
ちなみに、教えてもらった方の内容は>>618の方に近かった。



755: 2006/12/09(土) 20:46:45.77 ID:mQhStrWT0
>>624
本当の意味kwsk



621: ニタ 2006/12/09(土) 13:08:30.28 ID:dS+KDzjz0
彼女は、ストーカーのような男に追い回される夢を見ました。
走って叫んで、助けを求めようとしましたが、間もなく捕まってメッタ刺しに!
自分のモノスゴイ悲鳴で目が醒めました。


ある日彼女は、近所の公園の側を歩いていました。
すると、なんと夢で見た男にソックリな男が向こうからやって来るでは
ありませんか!
恐怖のあまり彼女は電話ボックスに駆け込み、友人に電話をかけました。


男は通り過ぎました。


安堵の胸を撫で下ろし、再び歩き始めた彼女。
するとまた向こうからあの男がやって来たのです!

心臓は割れ鐘のように乱れ打ち、腋も手の平も冷や汗でじっとり濡れています。
しかし今度は逃げ込む場所がありません。

彼女は、男の、横を、通り抜けました。

男は そのまま 通り過ぎながら 呟きました「夢と話がチガウじゃねえかよ」



701: 四面鳥 2006/12/09(土) 16:07:10.32 ID:qlFpeGRP0
俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。
俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!って悪態ついたときの
母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。

どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、結婚式前日に母に大事そうに錆びた
ハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね、、。初めて言ったよ「生んでくれてありがとう」って。
まぁ給食費盗んだの俺なんだけどね。



702: そり(からどした) 2006/12/09(土) 16:15:17.57 ID:QU+jjEZAO
>>701
これは・・・



703: そり(AWD) 2006/12/09(土) 16:18:48.52 ID:2bBWYAQQO
>>701
なんと後味の悪い・・・



706: 2006/12/09(土) 16:23:30.24 ID:gPbD2lzO0
>>701
最後いらねwwwwwwww
ところでなんで風呂場でだるまさんが転んだって思い浮かべたら駄目なの?



707: 九面鳥 2006/12/09(土) 16:23:55.11 ID:/C2xRZNn0
後ろに何かが



757: ゴタ 2006/12/09(土) 20:53:06.52 ID:ZaTEWWAnO
あるところに人参嫌いの少年がいた。
家の食事や学校の給食に、人参が入っている料理が出でも食べない。

そんな少年が、ある日学校から家に戻ると、母親が「おかえり」と言った。
「今日のご飯は何?」と、少年。
「カレーよ。」ニコッと笑う母親。
すぐさま食卓に行き、出されたカレーを食べようとした。
だがそのカレーには人参が入っていた。
だいぶ腹を空かしていた少年は、勇気を出して人参を食べようとした。

「うまい」

なぜかその日の少年には人参がどんどん食べられた。
人参をたんまり口に頬張り満腹になったところで、少年は床についた。

…朝目覚めると、なぜか成人男性並の大きさをした人参が側に立っていた。
すっかり人参を大好きになった少年、朝にも関わらずそれにかじりつく。
「ご飯よー。」と母親の声がしたので、階段を降りると
そこには体の一部一部が、欠けている母親の姿があった。



758: 靴下右 2006/12/09(土) 21:13:54.95 ID:+6bOK0bT0
>>757
どういうことだ?
にんじん
小学生の頃、なかよしで読んだ話。

ニンジンが嫌いな男の子がいました。
ある日、おやつにニンジンが丸々1本出されました。
母親は「それはチョコケーキよ。」と頑なに言うので、食べてみると
確かにチョコケーキの味がしました。
その日を堺に、男の子は食べ物全てがニンジンに見えるようになったのです。
夕食のハンバーグも全部ニンジンに見える…等。
ある日の食事で、知らず知らずの内に本物のニンジンも食べ、母親に
「ちゃんとニンジン食べてるじゃない。偉いわね。」
と褒められ、「ニンジンが食べれるようになったんだ!」と喜びました。

その頃から、男の子には、猫や鳥もニンジンに見えるようになりました。
それを見ては「あれもおいしいのかなあ…。」と思いました。

ある日の朝、母親の声で目を覚ますと、そこには大きなニンジンがありました。
食べてみると、とても美味しくて「こんなにおいしいものがこの世にあったなんて!」
と感激しました。
朝食を食べに行くと、テーブルに新聞を読んでる大きなニンジンがありました。
そのニンジンが、だんだんと父親の姿へと戻っていきました。
父親は優しい顔で「おはよう。ママはどうした?」と聞いてきます。

男の子の部屋には、顔、腹、足を食べられた母親が横たわってました…

母親を食べ殺して、しかも美味しかったという…
なかなか強烈な話で、10年経った今でも忘れられません。



831: イラックマ ◆IrakumadeQ 2006/12/10(日) 02:28:18.32 ID:2tWxVr8i0
俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。

んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。

んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と仲良くなれないで
一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。

んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると慌てて目逸らすんだけどね。
もしかしてやってみたいのかな?と思って、「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。
そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」っていうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。

でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」
あとはエスパーガールとロボットにそれぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。

それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、色んな話もするようになった。
学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…



832: イラックマ ◆IrakumadeQ 2006/12/10(日) 02:28:46.14 ID:2tWxVr8i0
それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」ってそのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。

それから何回もお見舞しに行こうと思った。…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。
連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ

病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。


「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。



833: イラックマ ◆IrakumadeQ 2006/12/10(日) 02:28:56.86 ID:2tWxVr8i0
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった

もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。

パーティー四人の名前がこうなっていた。


「リョータ」

「いろいろ」

「ありがと」

「バイバイ」

…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。
お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。



834: イラックマ ◆IrakumadeQ 2006/12/10(日) 02:29:43.12 ID:2tWxVr8i0
これが元ネタ。
で、改変は
「かんごふ」
「さんにこ」
「ろされる」
「たすけて」になったヤツ。



838: 書初め(交通安全) 2006/12/10(日) 02:33:36.40 ID:qwKPg9ELO
>>834
これだ!
改変の方見たときは背筋が凍ったよ



840: おせち(200円) 2006/12/10(日) 02:40:38.79 ID:cVyTgFNKO
ガキのころ公園の砂場を掘ってみた。物凄く深く掘れた。
右手を入れると、何かがあった。とってみると長い髪のかたまりだった。
不思議に思って再度入れてみた。何もなかった。
抜こうとした時、手首をつかまれた。
助けを求めたけど誰もいなかった。
穴の中で手のひらに文字を書かれた。
「ここからだして」
左手を穴につっこんで掴んでいる誰かの手に書いてやった。
「だめ」
手は残念そうに離れていった。
その日以来公園には近寄らなかった
最近、公園が壊されてマンションになることを知った。
見に行くと、砂場には人が埋まるような深さはなかった。



851: 書初め(子孫繁栄) 2006/12/10(日) 03:09:36.69 ID:bEPtTs1r0
536 :本当にあった怖い名無し :2006/03/15(水) 11:33:52 ID:s+PneE1NO
>>1のさ…供養終わった後の言葉
なぜおつかれさまですだけ変換されてないんだ?
他の言葉はきれいに変換してる人なのに…


「お憑かれ様です」だからじゃないのか……??

怖っ。

537 :507:2006/03/15(水) 14:29:20 ID:PxvmItRO0
あたり・・・

遅レスすまそ
風邪引いちゃってて、今日になってだいぶ楽になったからレスする事にした

えっと、簡単に言うと、コップの水にその辺りをうろついてる不成仏霊を呼び込んで
それを飲ませた。
だから、水を飲んだ人の中で運が悪ければとんでもない霊を水ごと体内に取り込んで
しまった可能性がある。
要はお憑かれって事・・・。

普通この手の水は御札を焼いた灰とか、オブラートに呪文を書いたものを水に溶かして
浄化してからじゃないと、危なくって飲んじゃいけないんだけど、
>>1
はわざと電気を消して、ヤバイものを呼び込ませたから、かなり危険。
http://syarecowa.moo.jp/124/10.html



852: 書初め(家内安全) 2006/12/10(日) 03:12:57.44 ID:q/lSiVRk0
>>851
やな汗かいた



857: 凧(未完成) 2006/12/10(日) 03:37:12.61 ID:qhu+pFpYO
>>851
タネ明かしして怖がらせない>>1自体が怖い…。

コピペ探しに行ったらツンデ霊しか出てこなくて困った。



853: 猪(禁煙中) 2006/12/10(日) 03:23:36.20 ID:ND52fpnl0
おつかれ読んだ後って怖くて水飲みたくなくなるな



866: 愛のVIP戦士 2006/12/10(日) 03:47:06.04 ID:VvakGd1p0
マジで後味悪いなwwwwww



877: 一人で初詣 2006/12/10(日) 04:04:18.02 ID:qhu+pFpYO
俺障害者の介護施設で働いてんだけどさ、出るって有名なんだよな。そこ。
当直の日が嫌で嫌で仕方なかったけど、仕事だから頑張ってたんだが…。
深夜の一時頃かな…利用者が急に部屋で笑い出したんだ。最初は寝言かなって、ほっといたんだけどあんまり頻繁に笑ってるからあぁ、起きちゃったか、って様子見に行ったんだ。
案の定部屋の中でバタバタやってる。で、ドア開ける寸前にさ、ふと気付いたんだ。
…足音、多くね?
そっとドアを開けて中を覗いたら黒くて長い髪の女がいた。



そいつ見た目いい年なのに利用者と鬼ごっこしててすごい和んだ。



923: 牧師と初詣 2006/12/10(日) 04:37:01.30 ID:6l3l+lyH0
五輪様という話を少し前まで近所にあったタコヤキ屋のおじいさんに
きいたことがある。

なんでも福島県にあるとのことだが、人の足ほどの長さの石柱があって、
その周囲を石が囲っている。そのセットが五つほどあって、昔から五輪様と呼ばれているらしい。
戦時中、食糧不足の際に近隣の農村が食料に困るのに対し、
五輪様がある村だけは食料に困らなかったとのこと。
でも同時にその村の人たちは五輪様を恐れていて、
最近、その五輪様のある隣の土地が空き地になったので、近所の若い夫婦がその土地に家を建てたらしい。

でも方角が悪くて、設計の段階で家が建つと五輪様がたいようから陰になってしまう。
それを知った老人たちが若い夫婦に家を建てるのをやめるように言ったらしいけど、若い夫婦は家を建てた。
で、結局、夫はトラックに引かれて死んでしまい、妻のほうは家が火災にあって酷い焼けどを負った。

この話をしてくれたおじいさんは昔から結構やんちゃなことをしていたらしいけど、
五輪様だけには絶対何かしようとは思っていないていってた。
俺がガチで聞いた話はこれくらいかな。あとは日立の一本杉かな。
あれは写真でみればわかるので、適当にググッてみてくだされ。



929: 書初め(給料倍増) 2006/12/10(日) 04:38:25.47 ID:Pel4p/vw0
>>923
なんというオヤシロ様



930: 初詣で痴漢 2006/12/10(日) 04:38:31.72 ID:MGwcSuwW0
くねくねにしろ>>923にしろ、なんで福島の名前がやたら出るんだよ……。
福島在住の俺への嫌がらせかよ……。



948: おみくじ(五回目でやっと吉) 2006/12/10(日) 05:01:54.42 ID:5wmR6WiJ0
コピペじゃなけりゃ、嫌な話あるんだがなぁ



949: おまえの番だよ 2006/12/10(日) 05:02:32.10 ID:br8IwNai0
>>948
さあkwsk!!



953: おみくじ(五回目でやっと吉) 2006/12/10(日) 05:10:04.52 ID:5wmR6WiJ0
ん、コピペじゃなくても良いのか?

実家が線路沿いなんだがある日の夜、近くの駅で人身事故があったんだ。
快速かなんかに轢かれたらしくて、結構ひどいことになってたみたいなんだが、
そのときは、あーまたかぐらいに思ってたんだ。
そんなことがった次の朝、犬の散歩のために庭まわったらなんか見慣れないもんがおっこってんだわ。
寝ぼけてた俺は、ろくに確認もしないでそれを拾ったんだが、よくよく見たら
指、人の指だったんだわ。

その日から暫く肉が食えなくなった。



954: 猪(子持ち) 2006/12/10(日) 05:12:15.47 ID:0dKH8gdx0
>>953
現実世界にそんなことが



992: 猪(進化系) 2006/12/10(日) 05:42:27.40 ID:mE1wu6hCO
>>953
拾ったのかぁぁぁorz

>>953見て思い出した。そういや自分も似たような事あった。コピペじゃないよ。
小学生の頃の話だけど。記憶もあやふや。
正確には自分ではなくて自分の弟と友達(自分の)が見た話。

その日学校が終わったら近所のでかい公園で三人で遊ぼうって約束してたんだけど、なんとなく自分だけ行かなかった。
結局弟と友達だけで遊びに行った。
二、三時間くらいしてからかそのあと二人とも真っ青な顔して戻ってきた。
あまり思い出せないけど凄く興奮してたような気がする。
話聞いたらその近所のでかい公園で『落ち葉の中になんか腕みたいなもの見た』とか言ってんの。
二人とも真剣に話したけどそんなん突然聞かされても当然信じられるわけなく相手にしなかった。
だけど翌日学校で先生が言ってたんだよ。
『昨日○○公園で人の腕が見つかった』って。
帰り道その公園の入り口はヒモでくくられてて立ち入り禁止になってた。
今思えば確かにあの公園自殺多いって有名だったな。木にもヒモみたいなのがくくりつけられてるの見たって兄ちゃんも言ってたし。でも今だに腕の話だけは信じられない。
弟もたぶんもう忘れてると思う。嘘臭いけど本当の話

文章力なくてスマソ。これ打ってる間もなんか怖い。
ていうかさっきから左のひじが痛い



955: 猪(赤ら顔) 2006/12/10(日) 05:15:57.71 ID:qhu+pFpYO
そういやぁ、家宅内への不法侵入に関する法律は、例えば知人がイタズラで覆面して入ってきただけで殺しても正当防衛になる。
というかなり偏った法律なんだが。


これは日本の法律が、
怪奇や心霊の存在を暗に認めてるからだ。

って聞いた事あるな。いきなりだけど。



957: おみくじ(五回目でやっと吉) 2006/12/10(日) 05:17:37.50 ID:5wmR6WiJ0
>>955
ん、なんでそうなるんだ?



962: 猪(赤ら顔) 2006/12/10(日) 05:23:09.32 ID:qhu+pFpYO
>>957
※家宅に対してのみ正当防衛の基準が甘い。
※例えば外で覆面が家の目の前につったってるから殺したら過剰防衛。

という差が大きいからそういう推測なんじゃなかろうか。
退職した刑事さんの話らしいがちゃんとしたソースなくて悪い。



961: 書初め(今年こそ素人デビュー) 2006/12/10(日) 05:23:02.72 ID:FEZ/lgQ60
>>955
さすがに殺人の違法性を阻却するのは厳しいと思うが
過剰防衛になるよ



958: スルメ 2006/12/10(日) 05:19:12.50 ID:bEPtTs1r0
夏のある日、俺は納期に追われて先輩と二人で残業してた。
突然先輩が「なんか変な声がしない?」と言い出した。
「そうか?俺には聞こえないけど」と答えると、「いや、するって。女のすすり泣くような…」と答える。
俺はキーボードを打つ手をとめ、耳を澄ました。
そんな声は聞こえなかったが、かわりにゴロゴロと遠くで音がした。
…雷だ。雷は怖い。停電になったら打ち込んだデータは消えてしまうし、マザーボードがやられる危険性もある

仕事のめどはいまいちつかなかったが、仕事を切り上げ、帰ることにした。
先輩は一人で帰るのを怖がったが、あいにく帰る方向は逆方向だ。会社の前で別れ、俺は栄駅から名城線に乗った。
今日も疲れたな、とため息をついていると、ぽつぽつと音がする。
「雨かよ…傘持ってきてねーや」俺は舌打ちし、俺が降りる日比野からはファミリーマートとローソンのどちらが近かったか考えた。
そうしているうちに、金山に着いた。夜は新瑞橋行きのみになってしまうので乗り換えなければならない。
俺はホームに降りた。そこでふと気が付いた。地下鉄で雨?



963: 猪(禁酒中) 2006/12/10(日) 05:23:56.03 ID:ncHJJ1Gt0 BE:474180847-2BP(1)
かごめかごめ
 かごのなかのとりは(お腹の中の赤ちゃんは)
 いついつ出会う(いつ生まれてくることができるの?)
 夜明けの晩に(夜明けの神社で)
 鶴と亀がすべった(お母さんと赤ちゃんが階段から落ちた)
 後ろの正面だぁれ??(私の背中をおしたのは誰??)



967: かき初め(二回目) 2006/12/10(日) 05:28:47.99 ID:JdVhFvkz0
友人の話だし作り話とかだろうけど

普段は無いはずの場所に道があって
その道で死んだはずの人間にあえたり
その場所で振り返ったら無数の手につれてかれるそうだ

なにかのマンガとかの可能性も高いが



972: 猪(ボーカル) 2006/12/10(日) 05:32:29.29 ID:ILazWIGhO
>>967杜王町のことか…ッ!!




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