どんでん返しの実話
Q&AのQUORAで「どんでん返しのショートのおすすめ」に、こんなのが実話として紹介されていました。読後ホンマかいな…と思って調べてみたら、JETマガジン1974年7月27日号に初出記事(上)が…!
妻懐妊を隣人に発注した夫、72回で成果が出ず、隣人を提訴
ドイツのシュツットガルトの法廷で、妻懐妊を隣人に発注した夫のケースが争われている。
訴えによれば、原告Demetrius Soupolosさん(29)は元ミスコン優勝者の妻Trauteさんとの間に子宝に恵まれず、医師にも無精子症と診断され途方に暮れていた。そこで妻からの反対を押し切って、隣の亭主Frank Mausさん(34)に妻の妊娠を外注することにした。Mausさんなら既婚で2人の子持ちで、見た目もSoupolosさんそっくりだ。すべては順調に行くかに思えた。
早速Soupolosさんは半年週3晩の契約で2,500ドル支払い、Mausさんは計72回励んだ。難色を示す自分の妻には、「俺だって嫌だ。金のためにやってるだけなんだ。頼む、わかってくれ」と言って説き伏せた。
ところが半年過ぎても一向に妊娠する気配がない。不信感を募らせた夫は検査を受けるよう言い張り、Mausさんもその通りにした。すると結果はなんとMausさんも無精子症。驚く一同に、Mausさんの妻はおもむろに白状した。子どもの父親は別にいたのである。
衝撃の告白に怒り心頭のSoupolosさんはMausさんを契約不履行で訴え、全額返金を求めているが、MausさんもMausさんでそれどころではない。絶対妊娠すると保証したわけではないし、まじめに努力すると言っただけだ!と対抗姿勢を強めている。
続報はいくら探しても見つかりませんでした…。
(satomi)