戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2015/11/13/ipad-pro-pencil-ipad/?ncid=rss_truncated


iPad Proファーストインプレ。本体よりPencilの入手に苦労、無ければ良くも悪くも「デカイiPad」 - Engadget Japanese
iPad Pro

いよいよ発売開始となったiPad Pro。都内のApple Storeおよび家電量販店での入荷状況、および購入したファーストインプレッションをお届けします。

iPad Pro

すべての写真を見る

13 枚

iPad Pro

Apple Storeでは、iPad Pro本体は全機種在庫があったものの「Smart Keyboard」「Apple Pencil」は午後の早い時間には売り切れ、家電量販店には入荷すら無しという状況でした。
Apple Store Omotesandoで店頭スタッフにiPad Proを選ぶ理由を尋ねたところ、「Apple Pencilによる微細な描画や操作です!しかし、全部売れて在庫はありませんけどね!」との回答。Ginzaでも問い合わせましたが、午後の早い時間に売り切れて、再入荷の目処は不明とのことでした。

iPad Pro

店頭で体験した限りでは、「Smart Keyboard」はカバーと一体化してスタンドになる外部キーボードとして便利だという印象です。ショートカットキーなども用意されているのですが、Macのつもりでショートカットを操作しても反映されません。キーボードとしてよく出来ているが故に、iOSでの使用に違和感を感じてしまうシーンもありました。

在庫切れで再入荷のめどが立たないという現時点では、他社製品からも同様のコンセプトで製品がリリースされる予定なので、出そろった時点でどれを買うか選んでも良いかもしれません。

「Apple Pencil」は、ほかにあるどんなスタイラスペンよりもすばらしい使い心地でした。確かにこれが無ければiPad ProはただのでかいiPadでしかないのかもしれません。Pencilがないなら、あえてiPad Proを選ぶ理由がぐっと減ってしまうでしょう。

結局、1%ですがポイントも付くということで、家電量販店で、32GB Wi-fiモデルを購入することにしました。落下や水没などの修理金額が74,400円と高額なので、Apple Careは必須と言えるでしょう。

薄さが際立つ大画面、サウンド性能も満足な仕上がり


ということで今回はPencilでの評価となってしまいましたが、ラインナップ上最大の画面サイズであるiPadとして見ると、十分に満足な仕上がりになっています。電子書籍を読んでも、映画を見ても物足りなさを感じない画面サイズです。スピーカも上下に2つづつ、計4つ備わっており、ステレオ感のある迫力あるサウンドが楽しめます。

iPad Pro

Wi-Fiモデルか、Cellularモデルか、それが問題だ


現時点で発売されているのはWi-Fiモデルのみですが、14日にはCellularモデルが発売開始となります。
量販店の各キャリアコーナーで聞いたところ、iPad Proに特化したキャンペーンや割引サービスなどは当日にならないと不明だということでした。一般的なタブレット向けのキャンペーンはおそらく適用できるだろうとしています。

iPad Pro

Cellularモデルが活きてくるのは、iPad Pro単体で通信し、メールやネット接続、クラウド上のデータにアクセスするなどのシーンが想定される場合です。MacBookなどで同様のことを行う場合、テザリングやモバイルルーターなどを使用するしか方法はありませんでしたが、Cellularモデルを使用することでiPad Pro単体でそれらのソリューションを活用することが出来ます。

とはいえ、iPad ProはあくまでもiPadであり、つまりiOSデバイスとしての制限からは逃れられません。画面サイズによって、使用するアプリにも当然差が出てきます。また、iPad Proの本体は、間違いなく電車の中で立って使用するには向かないサイズです。

さらに、Apple Pencilを活用するアプリなどは、ネット接続を維持して移動しながら使うというシーンは少ないと思われます。今後のアプリや周辺機器などによってはCellularモデルが有用な場面が増えるかもしれませんが、現時点で想定される用途においては多くの人があえてCellularモデルを選択するニーズは少ないかなと思いました。
iPad Proファーストインプレ。本体よりPencilの入手に苦労、無ければ良くも悪くも「デカイiPad」

0 コメント