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フロントがガバッと開く電気自動車。左右のドアがないから駐車効率UP、2016年発売の超小型EV「ピアーナ」 - Engadget Japanese
【東京モーターショー2015】左右のドアがないから、駐車効率UP!! 来年発売される超小型EV「ピアーナ」!!
東京モーターショー2015には、来年市販が予定されているという、前から乗り降りできる超小型モビリティが出展されていたので紹介しよう。この車両は、岐阜県のスタイルDが手掛けた「ピアーナ」という2人乗りのEVだ。

スタイルDは、2015年3月に事業スタートしたばかりの会社で、トヨタ出身の山下社長が、設計、製造、販売など各社と共同出資で設立させたとのこと。 

TMS2015 Style-d

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10 枚



左右には、ドアはなく、フロントから乗り降りする独特のスタイルだ。

なぜ、フロントが開くメリットがあるのかと説明を伺ったところ、狭い駐車場でもう一台駐車したい場合、左右にドアがあると乗り降りのためのスペースが必要だが、フロントからアクセスできれば、左右ぎりぎりまでクルマを駐車することができるということであった。

東京オリンピックへ向けて、海外からたくさんの人が日本に来た際に、モビリティ不足が懸念される。そんなときに、小さな駐車スペースでたくさんクルマを停めることができるこのピアーナが有効だ。

なお、フロントドアのメリットは、雨の日にひさしになり、濡れずに乗降できるとのことだ。


インテリアは超小型モビリティにありがちなシンプルなものではなく、少し凝ったデザイン性を重視したものに仕上げられている。

山下社長がトヨタ自動車のデザイン部出身ということもあり、エクステリアだけではなくインテリアもしっかりデザインプロデュースされているようだ。


後ろからのデザインも今までの超小型モビリティと違い、デザイン性が高いものに仕上げられている。

超小型モビリティにしては、タイヤも大きめに見えるが、実は多くのパーツに軽自動車のものをあえて利用することで、軽自動車の整備ができるところでは、メンテナンスできるようにと配慮されている。

ボディサイズは、全長2,498㎜ × 全幅1,480㎜ × 全高1,600㎜で、重量が400㎏。次世代リチウムイオンバッテリーを搭載し、最大120㎞の距離を走行できるという。なお、最高速度は75㎞/h。

充電は普通充電のほか、チャデモの急速充電で5分程度で充電可能だ。

販売価格は150~200万円程度とのこと。販売店については今回のショーで大手自動車メーカーからも売りたいとの引き合いがあったとのことなので、もしかしたら自動車ディーラーでも買えるかもしれない。


■スタイルD 公式サイト
http://www.style-d.jpn.com/index.html
フロントがガバッと開く電気自動車。左右のドアがないから駐車効率UP、2016年発売の超小型EV「ピアーナ」

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