戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2015/11/13/200-sim-takt-12/?ncid=rss_truncated


約200ヵ国で利用可能なグローバルSIMカード『TAKT』が12月初旬発売、通話の安価さをアピール - Engadget Japanese


Planetwayは、世界約200カ国で利用できるグローバルSIMカード『TAKT』(タクト)の提供を開始します。12月初旬よりヨドバシカメラ店舗およびヨドバシ.comで発売開始。SIMのパッケージ価格は税込4980円、月額基本料は不要。SIMフリー端末で使えます。


TAKTは、約200カ国以上で利用できるグローバルSIMカードです。通話料金の安さに強みを持ち、国際通話の着信においては187カ国で、発信においては148カ国で業界最安値を実現したとしています。



通信料金は国別に異なり、上の表は米国での例です。大手キャリアの海外ローミングに比べ通話料金は半分以下。キャリアの海外ローミングで発生する着信時の通話料もかかりません。

一方データ通信においては1MBあたり49円とお世辞にも安いとは言えません。この点については、70カ国限定で使える1 Day Pass等のデータパッケージを提供し価格を抑えるとしています。

国別の料金表については同社公式サイトの料金表を参照ください。



料金はプリペイド式で、あらかじめチャージした分だけ使えます。このため、国内キャリアの海外ローミングのような青天井の高額請求は起こりません。

なおTAKTは、エストニア企業 ToP Connectのネットワーク技術を利用しています。これは、渡航先の国で最適かつ最安なネットワークを選択して自動接続するという技術です。現時点では4G LTEには非対応ですが、2016年前半には4G LTEにも対応するとしています。



なお、Planetwayは創業3ヶ月のスタートアップです。なぜ今グローバルSIMに参入するのか、その理由について平尾憲映CEOは『SIMロックフリーの普及』を挙げます。

国内でSIMロックが解除されたスマートフォンの普及率は現状10%にも満たないとしながら、2016年以降は加速度的にSIMロック解除が浸透するとし、『日本では年間1700万人が海外に渡航している。そのなかで数百万枚を売っていきたい』と意気込みます。また、将来的には世界市場 11.4億人という海外トラベラーに同SIMを販売する戦略も立てているとのこと。

また、コンシューマ向けだけではなく、B2BやM2M向けのソリューションも構想中。日本では年間500万人が海外出張しているといい、出張ごとに電話番号を固定して、管理を一元化できるような仕組みなどを企業向けに提供したいとしています。

約200ヵ国で利用可能なグローバルSIMカード『TAKT』が12月初旬発売、通話の安価さをアピール

0 コメント