3.スプライト現象
レッドスプライト (red sprite)、またはスプライト (sprite) は、雷雲上の中間圏で起こる発光現象であり、超高層雷放電の1つである。雷とは異なる発光現象だが、雷(雷放電)に付随して発光するといわれている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/レッドスプライト
4.ファイヤー・レインボー
太陽光の屈折によって虹がまっすぐに見える現象で、雲中の氷の結晶が光に反射して「燃える火」のように見えることに由来しています。 規模的に大きく広がる現象で時に、地平線と平行して見えることもあります。 一風変わった虹ですね。
なかなかお目にかかれない! とても珍しい現象「ファイアー・レインボー」
5.ホワイト・レインボー
この虹は雨の後にできたのではなく、霧の中に生まれる不思議な虹の一種です。
ごく少ない光に反射してできる虹なので、色彩がほとんどなく、結果として白くなるのです。
6.ファイヤー・ウィール(Fire Whirls)
火災が発生して空に伸びるように見える現象です。実際に火元はなく、超高温と超強風の2つの条件が重なって生じる大気現象です。
7.カタトゥンボ・ライトニング
ベネズエラ北西のカタトゥンボ川がマラカイボ湖に流れ込む地点では、1時間に走る稲妻の数は3600本、1分間に最大28回もの落雷が起きるそうです。
まるでそこだけ呪われたかのように雷が鳴り続ける場所。ベネズエラ「カタトゥンボの雷」
8.ムーンボー(Moonbow)
太陽光の反射によって生じるのではなく、わずかな月光に反射して生まれるごく弱くて薄い虹の一種です。 月明かりと虹なんて最高のシチュエーションですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/月虹
9.グローリー
虹に見た目はよく似ていますね。これはいわゆる「後光」のような大気現象の一つです。
大気中にある水滴によって光が同折し、その周りに虹のような色のついた光輪が見えるのです。「ブロッケン現象」とも呼びます。
10.水上竜巻
名称通り、水上に起こる竜巻です。海の水から水を汲み上げているわけではなく、
気体に含まれる水分を凝縮してできる竜巻です。海水を巻き上げているように見えますが
違うんですね。
11.モーニング・グローリー
極めて珍しい大気現象の一つの為、一体どうやってこの現象が起こっているかまだわかっていません。しかもオーストラリアの片田舎上空で数えるほどしか目撃されていないのです。
これはとても貴重な映像ですね。
巨大な雲がトンネル状にどこまでも続く珍しい気象現象「モーニング・グローリー」
12.レンズ雲
まるでレンズが重なったよような「レンズ雲」 これは山頂付近に湿気が溜まり、雲が幾重にも
重なり層になる現象を言います。 水平に並ぶ何層もの雲って不思議に見えますよね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/レンズ雲
13.ペニテンテ (氷の刀)
標高が高いところで見られる、雪と氷が細長く尖って凝固してしまうものです。
これは太陽によって氷が溶ける前に、水分が先に蒸発してしまってできる、とても不思議な
自然現象なのです。 そしてこの「とんがり」は全て太陽に向かって伸びています。
まるで光を求めるひまわりのようですね。
地面から突き出した氷の剣林、「ペニテンテ」
14.超巨大積乱雲 (雷雲郡)
この雲を目撃したら「危ない!」と思って下さい!上昇気流で回転しながら構成される
非常に激しい嵐のことです。メソ対流系の種類に属し、後に荒天となるでしょう。
15.フロスト・フラワー
秋から冬にかけて見られます。小さな植物の樹液が気体に含まれる水分と一緒に
凍り、それが伸びて広がる現象を言います。氷のパターンやサイズは、植物の種類や
場所、気候によって全く変わってきます。 本当に花が咲いたかのようです。
16.幻日ーゲンジツ
太陽から離れながらも、太陽と同じ高度に光が見える光学現象の一つです。
基本的に、雲中の氷の結晶によって太陽光が屈折され、最も太陽光が明るく光って見える
状態・現象を「幻日ーゲンジツ」と言います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/幻日
17.乳房雲
雲の下にぶら下がるようにできる雲を「乳房雲」と言います。 雲と空気が違った
割合の湿気を含んだ時、湿気の多い雲は重くなり下に下がります。ちなみに英語では
Mamatus Clouds (ママの雲)と呼びます。
18.スノー・ドーナッツ
強風によって雪が飛ばされ転がってできた、「雪だるま式」自然現象です。
転がりながらその円を大きくしていきますが、固く固まることはなくきわめてもろい
雪のドーナッツと言えるでしょう。 中が空洞になるのは不思議ですね。
19.ビーナス・ベルト
太陽の位置と反対側の空で起こるピンクの帯のことを「ビーナス・ベルト」と言います。
地球は半透明の大気に覆われています。そしてその大気に太陽光が反射して生じる現象なのです。 ほんのりピンクに色付いた空も綺麗ですね。
20.アスペラトゥス波状雲
空一面に広がる非常に荒れた雨雲のことです。2009年に命名された新種の雲なので詳しいことはまだわかっていません。 この写真では、まるで森が飲み込まれ てしまうかのようです。
こんなにたくさんの珍しい大気現象が存在するとビックリですね。大気中に起こる
虹や雲などの想像を超える特異現象には驚かされました。 大方、「水、空気、光、熱」などが関係していることに気づきますね。自然は未知なり、だからこそもっと知りたい!そう思いませんか?