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大炎上 | 「バキ外伝 疵面」 花山組の成人の儀は、なぜか一週間の山籠もり
 

「バキ外伝 疵面」 花山組の成人の儀は、なぜか一週間の山籠もり

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『別冊少年チャンピオン』新連載、「バキ外伝 疵面(スカーフェイス)」の第53話
花山は代貸し(若頭)の木崎らと どこぞの人里離れた山中に来ていた。この服装からしてハイキング? いえいえ、この度 花山が二十歳を迎えたそうで、花山組の成人の儀として「一週間の山籠もり」をするためとのこと。

パプアニューギニアの成人の儀はワニのウロコ模様のタトゥーを彫りサメを素手で捕らえるという。バヌアツ共和国のペンテコスト島では高さ30mの塔から足に木のツルを巻いて飛び降りるという。ちなみにこれがバンジージャンプの原型で、この映像は「すばらしい世界旅行」とか「なるほどザワールド」などで観た人も多いことでしょう。
そこでもって花山組は「一週間の山籠もり」。…何でヤクザがそんなサバイバルをしなきゃならないのか不思議だけど組の儀式ならしょうがないわな!

背負ったリュックにはテントとかナイフとか生きるために必要な道具が一式入っており、木崎が弓ぎりという手法での火おこし方法を実践してくれました。こんな巨躯をしてるけど実際には二十歳であり、完全なサバイバルという状況下で一週間も過ごさねばならない辛さを思っての親心ですよ。
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ところが帰ってから驚いた! 花山は木崎の用意した道具のほぼ全てを置いていったらしく、いつものスーツとタバコとタオルと調味料。後はほとんど酒だったらしい。ナイフすら持って行ってないそうで木崎の不安は右肩に上がりっぱなしです。

その花山、これが俺の制服だと言わんばかりに山中でありながらしっかりとネクタイを締めて白いスーツに着替えます。タバコを咥えて、てきとーに石を拾って打ち合えばしっかりと火花が出るじゃないですか! さすが並外れた腕力の持ち主。火打ち石じゃなくてもバッチリ火が起こせるのですね。木の棒を勢いよく旋回させて火を起こした木崎の苦労はいったい何だったの?
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その夜、想定される一番の問題だろう動物の襲撃を受けることに。数百キロはあると思われるイノシシが花山に牙を剝く! その際の花山のセリフが「闘るかい…?」 これは!死刑囚・スペックとの戦いで何度も放ったセリフじゃないか! そのことを思い出して声が出るほどシビれたね! しかし戦いの模様は描かれず一週間が過ぎ去ります。
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迎えに来た木崎たちは驚いた。頭だけでも大人の体重はありそうなイノシシの頭だけが残っていたからだ。後は全て食べたとのこと。一般人にとっては生命の危機だろう襲撃でも、花山にとっては「食料が好都合に向かって来てくれた」程度しか思わなかったんでしょうね。
木崎は気が付かなかったけれど何があったのかは たまたま通りがかった きこりが目撃してました。
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頭の無い巨大なイノシシの骨。周囲の木々は激しく衝突して折れており、地面にはイノシシと人間の靴を履いた何かの足跡が刻まれていた。きこりは恐ろしくなり急いでその場を離れたという。そこには何かとんでもない怪物が棲んでいるに違いないと思って──

来月号は休載だそうです。でもゲッターロボの最新作「ゲッターロボ DEBOLUTION 宇宙最後の3分間」が新連載だそうだから、少なくとも1話だけはレビューするつもり。
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