ニューヨークのある島にできた、自然の脅威から自らを守る地形を持つ公園「The Hills」
ぜひ、行ってみたい。
ニューヨークにあるガバナーズ島では、とてもユニークな公共スペースができつつあり、かつて軍基地だったこの島に自然が戻されようとしているのです。
特徴は気候変動によって発生する驚異的な嵐に対する耐久性。公園の名前は「The Hills」。このドキュメンタリーの中で米GizmodoのMichael Hession記者がこのプロジェクトの主任デザイナーに話を聞いています。
Michael Hession記者は、The HillsのデザイナーであるJamie Maslyn Larsonさんに、The Hillsを巡るツアーに招待されました。彼女はWest 8というアーバンデザインや造園を専門にする企業に所属しているデザイナーです。The Hillsは一見すると、まさにその名の通り「丘」という感じで、公園には削られ、ざらついた表面の土手があり、そこからニューヨークの港を見渡せる状態でした。きっと訪れた人々が登ったり走り回ったりするにはピッタリでしょう。でも、この公園の地形は純粋に来場者に楽しんでもらうだけでなく、機能性にも優れていたんです。それは、上昇する海水位から島自体を守るということ。
Larsenさんとそのチームがどうやってこの公園を実現させ、そして砂の一粒にまでこだわって設計していったか、という話がとても魅力的なんです。では、このドキュメンタリー映像を見ながら、ツアーに参加した気分で形ができつつある公園をまわってみましょう。The Hillsは2016年に一般公開予定です。
Michael Hession - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)