いきなりですが連想ゲームです。サンタクロースといえば何色を思い浮かべますか？ 赤という人、手を挙げて！　

ではコカ･コーラというお題でしたら、何色を思い浮かべますか？ これまた赤という人、手を挙げて！

同じ“赤”というイメージカラーを持つ両者ですが、実は古くから関係が深いんです。コカ･コーラの広告にはじめてサンタクロースが登場したのは1931年。それまでのサンタクロースは小人や妖精、子鬼など、さまざまな姿で描かれていました。しかしコカ･コーラのために画家のハッドン・サンドブロムさんが描いたサンタクロースは、僕らの知っているサンタクロースそのもの。大きな身体に赤いコートを着こなし、白いあごひげをたくわえた陽気なおじいさんキャラは、コカ･コーラが生みの親の一人だったんですね。ここメモですよ。テストでますよ。

そんなコカ･コーラが全人類をサンタにしようとしています

そんなコカ･コーラですもの。もっとサンタクロースが増えてほしいと思っているようです。ついに全人類サンタ化計画を発動したとのウワサを聞きつけました！ その証拠が、このコチラです！

スマートフォンならスワイプで、PCならマウスで画面をぐりぐり動かしてみると...四方八方に口元サンタが！ 最初はそわそわしていた主人公のあとを追いかけるもよし、新たに登場した口元サンタを見続けるもよし、球体パノラマだから上にも下にも動かせますよ！ まわるよまわる、サンタメリーゴーラウンド！　これ、ヘッドマウントディスプレイで見たら動画のなかの方々だけではなく、自分もサンタの一員になった気分になれそうですよね。

日本のポップカルチャーを支える若き才能が集結！

そういえば今年になってYouTubeがパノラマ動画に対応しました。各種カメラを使ったパノラマ動画をカンタンに見られる時代が到来したわけですが、まだ1カメで撮って出しのコンテンツが多し。でもこの「【360°動画】Coke Lip Dub X’mas （フル ver.）」は違います。密度が違います。

GoProを6台使ったシステムとはいえ、こちらも基本的には1カメ。でも、こんなにもスピーディに舞台が切り替わり、世界が拡張されていくストーリーを紡げるとは。いったい誰が作ったのだろうと思って調べてみたら...。

監督が関和亮さん、振付が振付稼業air:manさんというお話が！ え、それってOK Goの「I Won’t Let You Down」を手がけたゴールデンコンビ！

関和亮さんは他にもPerfumeをはじめ、Yun*chi、GLAYにゴスペラーズと、数多のPVを手がけてきたミュージックビデオの映像ディレクターですし、振付稼業air:manさんはSMAPのコンサートや乃木坂46、山下智久、きゃりーぱみゅぱみゅにDREAMS COME TRUEといったPVの振り付けを行ってきた、大御所まったなしの実力派振り付けチームなんですね。

最初は黒バック、幕が上がってクリスマスツリーにチェンジ。

さらに舞台が広がるという2段、3段がまえの展開。みんなで歌いながらハッピーなパーティをというメッセージ性を強く感じます。

ところでみなさん、気がつきました？

最初、ド真ん中にいた主人公の彼。

彼は実は彼女だったのです！ その名も仁村紗和さん。21歳。昨年から芸能活動をはじめたにもかかわらず、この1年で7本ものCMに登場、2016年春の映画「無伴奏」にも出演するという若き逸材なんですよ。

確かに男性にしてはキュートすぎると思いましたが、まさかの同一人物とは。いやでもホント？ こうして見てもまだ信じられないという皆さま、もう一度動画をご覧あれ。彼＆彼女の動きを追ってみてください。

みんなで歌おう。ウィンターソングボトルで歌おう

この動画のキモとなっているリップシンクコンテンツですが、2015年11月2日（月）から発売されている「コカ･コーラ」「コカ･コーラ ゼロ」「コカ･コーラ ライフ」の歌詞入りパッケージ“ウィンターソングボトル”を購入すると自分でも楽しむことができますよ。ラベルに記載されているQRコードをスマートフォンやタブレットで読み取ると、ラベルに書かれた歌詞の曲の「ハッピーサンタムービー」、もしくは音楽トラックをフル再生。2016年1月31日までいつでも何度でもストリーミングで楽しめます。

Facebook、Twitter、LINEでシェアすれば、友達も巻きこんでみんなでリップシンク合唱もできちゃいます。ペットの口元にあてて、彼らに歌ってもらうこともできちゃいます。歌は苦手という人だって大丈夫。パノラマ動画のように最初は周囲の人たちで、そのうち友達と友達がウインターソングで繋がって大規模エア合唱団となるのも夢ではありませんよ。

なおストリーミングできる曲は以下のとおり。あなたはどの曲のQRコードからゲットしますか？

source: ニュースリリース , コカ･コーラ公式ブランドサイト

（武者良太）