総選挙BOOK とらぶるくい?んず To LOVEる―とらぶる― ダークネス (ジャンプコミックス) To LOVEる―とらぶる― ダークネス 14 (ジャンプコミックス)

( ˘ω˘ ) ←(とらぶるを読み終わった時の顔)

ジャンプSQ本誌で募集してた選挙をまとめた『総選挙BOOKとらぶるくい~んず』が先日、コミック14巻が2ヶ月以上前に発売されました。総選挙BOOKは、恋人にしたいヒロイン、友達にしたいヒロイン、家族にしたいヒロイン…等の結果発表とそれに対する論評、読者のコメントなど網羅。他に矢吹先生のインタビューや対談など読み応え有り。とらぶるファンなら買いかな。

んで、コミック14巻。これが最高すぎた。
実は私は『To LOVEる』は少年漫画の限界突破をし、ひたすらサービスシーンに突き抜ける、一点突破主義だと思っていました。それを逆手に取ったのが14巻である。あ、もちろん、あくなきラッキースケベの拘りは崇拝しております。思えば、10年以上前の矢吹先生はネットでフルボッコに叩かれていたものですが、今や誰もが認める神ですからね。

ただただ僕らが望む事を叶えてくれる。
「こんなこといいな~♪できたらいいな~♪あんな夢こんな夢いっぱいあるけど~♪みんなみんなみんな叶えてくれる」のが『To LOVEる』なのだ。可愛い女の子と仲良くなりたいな!はい、ラッキースケベ!矢吹先生は夢を描いているのです。

また滅多に起きないラッキースケベを数ページに1回ぐらいで量産する。これだけ大量生産するのに、その厳格な品質管理と高い技術力で、全てのラッキースケベを最高クオリティーで完成させる。もはや芸術といっていいだろう。だから毎回頭が下がる。僕らは読み終わった後に、「ありがとうございます!ありがとうございます!」と感謝を述べるのみだ。

毎度のことながらリトのラッキースケベを呼び起こす能力は異次元すぎる。犬も歩けば棒に当たるというが、リトも歩けばヒロイン脱げる。いやリトの場合はそれ以上か。リトは歩くどころか、ただそこいるだけでヒロインが脱げるのだ。テニプリの手塚ゾーンを超える、リトゾーンの吸引力の恐ろしさよ。

かのチャップリンは「一人を殺せば殺人者だが、百万人を殺せば英雄だ」と言っていたが、リトの場合は「一人を脱がせばハレンチだが、百人脱がせば英雄だ」である。もはやリトは英雄になろうとしている。今やヒロインの大半がリトゾーンによって、あられもない姿になった。それはすでにお約束の様式美である。あえていおう!神であると!

もはや行き着くと事行った感のある。
そんなとらぶるですが、14巻は凄い事になっています。なんと、ラブコメお約束の事故によってのキスが発動。いわゆる事故チューが起きてしまう。春菜ちゃんと事故チューをしてしまい、お互いがキスした事を引きずったり、恥ずかしくなって顔を合わせられなくなったり…と、王道のこそばゆいニヤニヤ展開を炸裂させる。しかし、何かがおかしい。…あの、すみません。リトくんはもっと凄い事を今まで散々してきたと思うのですが。

キスひとつで、なんでこんな慌てふためいて引きずってるんですかね…。もっと大事な所にキスしてきたのに!キスの領域を遥かに凌駕していたのに!キス以上の事をしても、次に会えばキングクリムゾンが発動したのかのように何事もなく過ごしてたのに。今回のフレンチキスは大事件となっている。違和感の正体はこれか。

しかし、おかげで、キスがかなり高尚なものになった
野球でいえば、高速ストレートを見せ球にして超スローボールであえなく打ち取られたようなものです。今までのサービスシーンのインフレも、このキスの為の布石とすら思える。それ程までに、見事に、私の心の琴線を掴んだキス事件であった。ようするに、とらぶるは最高。まる。

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ララの計らいで春菜の家に招待されたリトだが、早々にトラブルに見舞われる。リトと春菜の身体がララの発明品の誤作動で小さくなってしまったのだ。ハプニングの連続であいまいな2人の関係が遂に進展する!?