『刃牙道(バキどう)』管理人の感想です。最新話の内容(ネタバレ)を含みますので、読む場合は自己責任でお願いします。
あなたはたしか…ピクルのお世話をしていた、アルバート・ペインさんですか?やけに日本人らしい顔つきに…って違う!これは宮本武蔵(五十八歳)や!
宮本武蔵と範馬勇次郎の戦い、範馬勇次郎の金的攻撃によってダウンしてしまった宮本武蔵が取った行動は…奥技。完成直前だったという奥義とは一体何なのか…その答えが、明らかになるのか…
これが奥義ッッ!刀なしで相手に一気に近づいて手刀でざくざくざくざく…って違う!これはただのお稽古だった!木刀を持ったお侍さん?と、素手でお稽古をする宮本武蔵五十八歳。その結果は明らかだった。…しかし、刀を持たないなんて、一体…
草書。調べると「漢字の書体の一つ。書体をくずし、最も簡単で早く書けるようにしたもの。くずし字。」とのことなんだけど、宮本武蔵は生涯草書の向こうのその向こうを考え続けていたみたい。紙に書きまくり、あたまで書きまくり、壁を見たら書いちゃって、瀧にも書いちゃって、そして空にも書いちゃって。そして境地に至ると、筆は必要なくなる…。それと同じで、剣もまた無刀に至るッッ!
愚地独歩が0.9999999999999999999999って書き続けたりしたのを思い出した。寝て蚊を叩いたら菩薩の拳を偶然生み出せたんだっけ。最近あの拳を見ていないなぁ…。あとは郭海皇が筋肉を失い理合を手に入れたのも思い出した。突き詰めて突き詰めた結果、刀を使わない武蔵の完成形「無刀」を生み出したのか…。
しかし無刀…本当に強いのか?実践空手の父・大山倍達曰く、「ヒトと猫が檻の中で闘ったなら……ヒトは日本刀を持って初めて対等と言えるだろう」らしい。刀があるとないとではそれくらい大きな違いがでる。ましてや、今まで刀を突き詰めて最強となった宮本武蔵、刀をいきなりなくして強いのか?と疑問になってしまう。でも、虎眼流の人たちは拳での戦ってたしなぁ。まあメインは刀だけども。
しかし、宮本武蔵は奥義と言っていた。果たしてそれが範馬勇次郎に通じるのか…ああ、どうしよ…体つきのせいか、全然通用しない気がしてきた…。刀を持っているからこそ宮本武蔵は強いと感じていたのに、ここで刀を無くしたら…
宮本武蔵、やれんのかッッ!
「刃牙道」第8巻は10月8日発売!
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刃牙シリーズ第四章、ついに開幕!! 地上最強の生物である父・範馬勇次郎との史上最大の親子喧嘩を終え、範馬刃牙は今…!? 一方、強き者に焦がれる徳川翁は“神に背く”空前の大実験を執り行う!! 今、強さの歴史がかわるッッ!!