2015年11月21日(土)より、アニメ「ガールズ&パンツァー 劇場版」が全国の劇場にて公開となりました。みなさんもう見ましたか?こちらでは、実際に「ガールズ&パンツァー 劇場版」を見ての感想レビュー…正しくは、「こんなにも面白いアニメ映画を見ないなんて勿体無いから絶対に見ようぜ!」っていう催促記事になります。ネタバレは含まないように書いていますが、もし含まれていたら指摘していただけると幸いです。
ガールズ&パンツァー 劇場本予告
「ガールズ&パンツァー」公式サイトより
すごかったです。
すごかった…って、こんな簡単な言葉でまとめていいのかと自分でも思うのですが、それ以上の言葉が思いつかないんです。
劇場版ガールズ&パンツァーを見たんだけど、今まで見てきたすべての映画の中で一番だった #garupan
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2015, 11月 21
なんかすごすぎて逆に感想が出てこないんですけど、ガルパン #garupan
— だい@なんだかおもしろい (@nandakaomo) 2015, 11月 21
なんかもうすごすぎて、幼稚な言葉しか出てこない。そんな自分が悔しい…!と悔やんでもアレなので、必死になって、ここがよかったとか、そういうのをいろいろ出してみます。
<疲れる!>
まずはこれを見てほしい。
すごく適当に作った、劇場版を見ているときの自分の心情を表したグラフ(X軸:時間、Y軸:上へいくほどに高揚)。最初の山場なんですけど、テンション上がりすぎて呼吸困難になる…くらいだと思ってください。そこから一気に下へ下がり、そして急上昇しすぎて突き出るッ!そして1度上がったら全然下がりません!この記事書いてる今なお!
こんなにも気持ちが上下しちゃうので、正直かなり疲れます。なのでまだ見られてない方は、体力だけはしっかりと整えて…ください。
<内容が濃すぎる!>
この映画絶対に2時間じゃない。今でもそう思っている。1クール分のアニメを一挙放送で見たのに近いです。もっというなら、これ劇場版じゃなくて2期だよね…それくらい内容が濃かった。劇場版の前半部分で3話分くらい、中盤で3話分くらい、後半で6話分くらい収録されてるよね?スローモーションにしても大丈夫なんじゃないのか!?と思うくらい。
でも、決して駆け足だったとか、そういう意味ではないです。2時間という枠にピッタリ収まっていて、すごく気持ちがいい。でもスローモーションでもいい。…ちくしょうこの気持ちをどう表現したらいいのかが分からねェ!
<ガルパンを知らずに劇場版を見ていたらとんでもないことになってた>
アニメ全12話、OVAだけじゃなく、実際に大洗へ聖地巡礼もしたり、イベントにも参加した。それなりにガルパンに慣れ親しんでいたし、劇場版のクオリティが低いわけがないと思っていた。実際見ると、予想をはるかに超えた面白さで見終わったあと足震えて落ち着かせるために新宿を歩き回っていたら新宿駅で道に迷うくらい興奮しました。でもこれ…もしもガルパンを一切知らず、TVアニメ版やOVAを見ずに見たらどうだろう…と考えたら、たぶんとんでもないことになってたと思う。新宿の中心でパンツァーフォーって叫ぶ、いやそんなレベルじゃないな…。
もちろん、アニメを見続けてきたからこそ、キャラクターのことを知っていてより深く楽しめる…とも思いますが、全くガルパンを知らない、見ていない人が見たときの興奮ってのもヤバイ気がします。個人的な意見ですが、劇場版から入っても全然アリだと思うし、むしろ入ってくれとも思います。
<すべてのキャラクターが好きになる!>
主人公ということもあって、西住みほやあんこうチームのメンバーの出番は多いです。…が、ほかのキャラクターの出番・見せ場もたくさんあります。見せ場については、全キャラクターにあるんじゃないかな?いやあるでしょこれ。なので、どの高校、どのチームが好きでも、絶対に満足できるはず。
ちなみに自分は、アンチョビが好きになりすぎて今胸が痛いです。ホント、最高ですわ…。
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!
<戦車戦が熱すぎる>
これすごすぎでしょ!元々劇場版については、2013年4月28日のイベントで発表され、そこから延期したりして公開までに2年半かかったのですが、それでも2年半でこんなクオリティの高い作品をつくることができるなんてと驚きました。3年4年、いやそもそもこんな作品どれだけの人が集まっても作り上げられないでしょ!って。
そして、濃厚すぎて頭が追いつかないです。これは何度も何度も見て、薄めてじっくり味わう必要がありますね。特に後半…。
<搾り出して問題点をひとつだけ挙げると…>
もう何も言うことはない、問題点なんて何もない!というかこの作品に対して問題点を挙げるなんてことできるはずもない!…と言いたいのですが、そこを搾り出して、搾り出して言うなら…「ガールズ&パンツァー劇場版」音響チームが調整した「極上爆音上映」を、なぜ立川シネマシティでしかやらなかったのか…。見終わった後だからより思うのですが、ガルパンの音は素晴らしいです。実際劇場で聞いて、下手したら音だけでも興奮してしまうって確信があります。…だからこそ、聞きたかった。「極上爆音上映」でのガルパンを、見たかった。…まだチャンスあるかな?
ここからはレビューとはちょっと違うのですが…
「ガールズ&パンツァー」が放送されたのが2012年10月から。その年の12月に大洗町へ行き、ガルパンの聖地巡礼を行いました。このサイトでもそのときの様子を取り上げたんですけど、実際そのときの経験が今にも生きていて、いろんな取材をするきっかけになっています。また個人的なことなんですけど、大洗=フェリー、北海道へ行くまでの通り道としてしか認識なかったし、実際にその用途でしか行かなかったのですが、ガルパンを通して大洗を知ることができ、その魅力をたっぷりと知ることができました。
そうそう、劇場版見た人のほぼ100%が思ったと思うんですが、劇場版見たら大洗に行きたくなります。メチャクチャ行きたくなります。何度も足を運んでいて、さらに11月15日に行われた大洗あんこう祭に参加した自分でも、今すぐにでも行きたいって思うくらいなので。
ほかにもいくつかガルパンをきっかけに影響を受けたこと、知り合えたことなど、感謝の気持ちでいっぱいです。それなのに、さらにこんな劇場版を見ることができるなんて、自分はなんて幸せものなのでしょうか。
いろいろと言いたいことはありますが、ぶっちゃけネタバレもしようと思ったのですが、あまりにも濃すぎて内容について何を語ればいいのか分からないです。また見ないとね…。
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