ロイターは20日(現地時間)、米グーグルが2016年のどこかのタイミングで、中国市場に対して「Google Playストア」の提供を開始する見込みと報じています。
ロイターが関係筋から入手した情報によると、このGoogle Playストアは中国市場に最適化が図られた特別仕様となり、その他の地域向けGoogle Playストアからは完全に独立した存在となる見込みとのことです。
また今回、中国国内でサービス提供を再開するにあたり、グーグルは「ストア内のデータ検閲」を含む中国政府からの各種要求を受け入れることになると指摘しています。
一度は中国政府からの干渉を嫌って中国市場からの撤退を敢行した同社でしたが、さらなる成長を図る上で、やはり同市場の持つ潜在力は無視し続けられるほど小さなものではなかったということでしょうか。
なお、今年9月上旬には、早ければ今秋頃にも中国市場への再参入を果たす可能性が報じられていましたが(過去記事)、どうやら実際に計画が実行されるのはもうしばらく先のこととなるようです。
[ロイター via 9to5Google]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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