1969年に初めて人類が月面着陸して以来、計12名もの宇宙飛行士が月面に足を踏み入れました。
その中で最初に人が撮った月の写真と、最後に撮った月の写真が比較されていましたのでご紹介します。
あれ?
こうして見比べてみると、意外と差がないかも。
むしろ最初のほうが精細な写真に見えなくもありません。
それもそのはず、人類初の月面着陸に成功したのは1969年7月20日。アポロ11号から切り離された月着陸船によって達成されました。(船長ニール・アームストロングと月着陸船操縦士エドウィン・オルドリンの2名)
それから人類が月面に着陸したのは全部で12名。
最後の着陸は1972年12月のアポロ17号と、わずか3年半の間の出来事なのです。
写真の精度に差が少ないのも当然ですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ねぇ、もうこれが最後ってことはないよね。いつかまた月へ行くことがあるよね?
↑そうだよ。タイトルで本当にこれが人が撮った最後の写真になるかも思うとちょっと悲しくなったよ。
↑バカな質問かもしれないのだが、いつかまた月に行くことが我々の利益になることってないの? かなりほこりっぽくて不毛の土地に見えるが、何とかそこを拠点として惑星を観察したりできない?
↑いいと思うね。何かに使えると思うよ。
日本人がソーラーパワープラントを月に設置を計画しているようだ。そうすればビームで地球にエネルギーを送れる。
↑すごそうに思う反面、危険そう。
●自分もバカな質問だが、なぜもう行かなくなったの?
↑予算もなく、装備もなく、動機もなくなったから。
↑お金が一番の理由だね。それに月には我々が興味を引くようなものはなかったから。
●ちなみに高画質画像。(サイズが80MBあるので注意。)
(ソース:Apollo 11 AS11-37-5449)
●これは最後に撮られた映像。
Apollo 17 Lunar Liftoff (Re-Oriented Perspective) - YouTube
●最初の写真と、最近の写真と呼ぶことにしよう。
●むしろ最初の写真のほうが質がよく見えるのだけど、あるいは環境が全く違うの?
↑月面でもいろいろなバリエーションがある。石や砂がスムースなところと、クレーターや岩でごつごつしたところと。月面に行くときは、多様なデータを取るために、いろいろなところに着陸していた。なので地形が違うんだ。当然2枚目のほうが画質はよい。
なるほど写真の質もそうですが、撮影された場所が異なるのですね。
スムースなほうは、静かの海と呼ばれるところだそうです。
(静かの海 - Wikipedia)
次に人類が月に足を踏み入れるのはいつになるのでしょうか。
The first and last photos taken by humans on the Moon