2015年11月21日

木村心一×有葉　暗黒騎士を脱がさないで　「このドキドキは恋？それとも殺意？」

ファンタジア文庫11月新刊、著者“これゾン”で知られる木村心一氏＆イラスト有葉氏のライトノベル「暗黒騎士を脱がさないで」【AA】が20日に発売になった。裏表紙は『お茶の間から贈るブラックナイツラブコメ、ここに解禁！』で、オビ謳い文句は『このドキドキは……恋？それとも殺意？』だった。

木村心一氏のライトノベル「暗黒騎士を脱がさないで」【AA】発売（イラスト：有葉氏）
「このドキドキは……恋？それとも殺意？」

弁当を食べる暗黒騎士と同級生たち
「味は、どうすか？」「…良い味」「美味しいじゃん！」「（辛ーーい！）」

暗黒騎士の鎧を脱いだエーテルリンク（エリー）「あんまり覗いちゃダメですからね？」
同級生・田中ノイエ「私は――ドキドキしてる。ずっと」

「こんなに激しくしたら出ちゃいます？」「あー、そうだね。出ちゃうね」
「出しちゃっていいですよ…外に出して！」「え？ああ、OK。外に出すわ」

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ファンタジア文庫11月新刊、著者：“これゾン”などで知られる木村心一氏＆イラスト：有葉氏のライトノベル「暗黒騎士を脱がさないで」【AA】が20日に発売になった。

著者の木村心一氏は、ライトノベル「これはゾンビですか？」や、「ロック・ペーパー・シザーズ」などを出されている小説家さんで、イラスト担当の有葉氏はあかべぇそふとつぅの美少女ゲーム「ぼくの一人戦争」・「車輪の国、向日葵の少女」などの原画や、サークル有葉と愉快な仲間たちで色々な同人誌を出されていて、有葉氏はラノベ挿絵は今作が初とのこと。

今回発売になったライトノベル「暗黒騎士を脱がさないで」【AA】の折込チラシは『暗黒騎士ことエリーは、鞍馬啓治に恋をした。そして、彼もまた暗黒騎士である彼女に恋をしていた。普通なら両思いでもおかしくない二人だけど、エリーは啓治が別の人を好きになったと勘違いをしてしまい――!?』で、オビ謳い文句が『このドキドキは……恋？それとも殺意？』・『「これはゾンビですか？」の木村心一が贈るブラックナイツラブコメ、ここに解禁！』だった。

鞍馬啓治の学校に、エールリンクという名の暗黒騎士の転校生がやってきた。気がつくと彼女は啓治に恋をし、彼もまた彼女に恋をしていた。普通なら両思いになるはずが、彼女は啓治が他の人を好きだと勘違いし、鎧を脱ぎ捨て別人のエリーとなり、観察するために啓治の家にやってきた。啓治と家で過ごすことが嬉しすぎて暴走するエリーは、一緒にゲームをしたり、料理を作ってもらったり、どんどん啓治に接近してしまい…「啓治さんは私を食べないんでしょうか？」「エリーの目には、俺が巨人やゾンビにでも見えてるの？」お茶の間から贈るブラックナイツラブコメ、ここに解禁！！　オビ裏面

ちなみに、「暗黒騎士を脱がさないで」【AA】はダブルカバーになっていて、1枚目のカバーには黒い鎧の暗黒騎士、その下のカバーはミニスカート金髪美少女。

ライトノベル「暗黒騎士を脱がさないで」【AA】の感想には、gurimoeの内輪ネタ日記さん『クラスの中に暗黒騎士がいる！というのはなかなかシュールな光景ですが、誰もそこに野暮なツッコミを入れたりしない辺りは"これゾン"から続く木村先生の作風と言っても良いかと。ダジャレと下ネタ（直球＆イラスト込みでエロいｗ）の掛け合いはテンポが良く、漫才やコントを見ているような感覚で楽しめると思います』、Yobataさん『鎧をまとう精悍な戦士然としてる暗黒騎士バージョンと童顔のままの童心で啓治に素直に向き合えるエリーとのギャップが大きくていいねw』、不以さん『本編は少女二人ともあざとく可愛いし、ボケは面白いしでとても良かった』などがある。

なお、著者の木村心一氏は、あとがきで『かなり葛藤のある作品でした。もっとスリルショックサスペンスにしようかとか、逆に戦闘とか入れずに日常だけを四コマ漫画よろしくぐだぐだと続けようかとか。結局、深く考えないで読めるようなゆるめの構成になりました。この判断が、皆様のお口に合う味に仕上がっていればいいなと思います』などを書かれている。

「暗黒騎士を脱がさないで」書籍情報 / 特設ページ