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テスラのイーロン・マスク、10年以内に航続距離800km以上のEVが登場すると発言 - Engadget Japanese
イーロン・マスク、10年以内に航続距離800km以上の電気自動車が発売されると発言
テスラ・モーターズイーロン・マスクCEOが、明るい未来を予言してみせた。同社は現在、クロスオーバー電気自動車「モデルX」の生産に力を入れつつ、安価な(少なくとも「モデルS」に比べれば、だが)「モデル3」を今後2年以内に実現させる準備を整えている。そんな中、マスク氏は臆することなく大胆な未来予想を展開し、将来的な電気自動車が積むバッテリーについて嬉しい数字をはじき出した。
エコカー専門情報サイト『Green Car Reports』によれば、マスク氏は"バロンズ・インベストメント・カンファレンス"に出席した際、自動車業界は今後10年以内に1回の充電で500マイル(約805km)の距離を走れる電気自動車の発売を実現させるだろうと述べたという。モデルSの航続距離がEPA(米国環境保護庁)の検査値で最大265マイル(約426km)であることを考えると、かなり強気な発言に思える。だが、これに続いて、ゼネラルモーターズ副社長のマーク・ロイス氏も先日、2017年型のシボレー「Bolt(ボルト)」のリチウムイオン・バッテリーは1kWhあたり145ドル(約1万8,000円)になるとコメントしている。

テスラは、ネバダ州リノのギガファクトリーが稼働を開始すれば、バッテリーの生産コストを30%ほど下げられるとしている。リチウムイオン・バッテリーは、この20年間で、平均して年におよそ7%ずつ価格が低下してきた。これらの事実を踏まえると、価格は今後も下落傾向にあると見られ、2025年までに1kWhあたり100ドル以下になるというのは決して非現実的ではない。つまり、自動車メーカーは、現在の250マイル(約402km)が走行可能なバッテリーパックと同じコストで、2025年には航続距離500マイル(約805km)のクルマが生産できることになるのだ。この未来予想、ぜひとも当たることを期待しよう。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
テスラのイーロン・マスク、10年以内に航続距離800km以上のEVが登場すると発言

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