転載元:(´・ω・`)「はい、こちら原住民探偵事務所ですが」
(´・ω・`)「ああ、フェリス君かい? どうしたのかな? もしかして、遅刻の連絡かい?」
(´・ω・`)「え? 今日は出勤しない? ああ、うん 凄く堂々と宣言したことに戸惑いを隠せないよ正直」
(´・ω・`)「でも、それなら何の電話なのかな?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「登山に行くぞ 2秒で支度しろ(来ないと●しますよ、所長)」
(´・ω・`)「もう本音と建前ですらないんだね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あくしろよ」ガチャ!
ツーツーツー…
(´・ω・`)「…ん?」
(´・ω・`)「…登山?」
(´・ω・`)「…今から?」
(´・ω・`)「…来ないと●す…?」
(´°ω°`)「」
あ、一応前スレやで
(´・ω・`)「はい、こちら原住民探偵事務所です」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1944145.html
やきう民だけは別キャラとして出てくるやで〜
・「ニート暗殺法案を作りました、12月よりニートは全員処刑します」 たかし「は?」
・彡(゚)(゚)「おっ、熊やんけ!死んだふりして逃げたろ!」
・【閲覧注意】俺が高校時代に付き合ってたメンヘラ女のエピソード
・悟空「ひゃ〜! おめえ、態度わりぃなぁ!」店員「……」
・アメリカ人の友達ができた結果
・【※神スレ※】秀 逸 な 「 ゴ ム 無 し 生 エ ッ チ 」 の G I F 画 像 が自 然 と 集 ま る ...
・酔ったキャバ嬢エ□ォォwww飲み過ぎてテンションがヤバいキャバ嬢のおふざけエ□画像(画像15枚)
・【ざわ…ざわ…】現役女流雀士「愛華みれい」AVデビューキター!! 倍プッシュだ・・・!
・マギー「アソコの毛を剃ったよ!」⇒パイ●ンにしてまで挑戦した大股開きwww
・【※画像あり※】下着モデル撮影現場の闇深すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww...
………………
(´°ω°`)「ハァー… ハァー… ゲホッゲホッ…」
(´・ω・`)「なんとか… 着いた…」
(´・ω・`)「場所の指定すら無かったけれど… 勘で一番近場の登山スポットに来てみたら、偶然フェリス君を見かけた…」
(´・ω・`)「これが“奇跡”というやつなのか… でもこれはついてるって言うのかな?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あら、所長 ちゃんと場所わかったんですね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「でも… 遅かったですね…」
(´°ω°`)「ヒィッ!! ●さないでぇ!!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「しょうがないなぁ… 今回の登山にかかる代金、全部払ってくれるなら 見逃してあげないこともないですけど…」
(´・ω・`)「ぜっ、全部!? 全額払うのはいくらなんでも… それに最近依頼も少なくてお金が…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ほぉ…」
(´・ω・`)「すいません払います 借金してでも払うので命だけは…」
レハ ゚ヮ゚ノ! ニッコリ
(´・ω・`)(なんで僕が呼ばれたのかわからなかったけど… このためだったのね…)
……………
( ・`ω・´)「どうも 私が登山ガイドの“真弓”です 今日は天候も良いようですし、絶好の登山日和ですよ」
(´・ω・`)「そうですか それはよかった」
(*^○^*)「楽しみなんだ! ねぇ、ネガシマ君!」
(●▲●)「そっ、そうですね… ポジハメ先輩」
彡(゚)(゚)「景色楽しみやなぁ」
(´・ω・`)「登山って、僕達ふたりだけじゃあなかったんだね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ふたりだけって… 何想像してるんですか汚らわしい」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「そういえば、なんでいきなり登山に誘われたのか まだ理由を聞いてなかったよね?」
(´・ω・`)「僕が呼ばれたのはカネづるにするためだとしても なんで“登山”なの?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「この登山ツアー、山中の山荘に泊まるんですけど、その山荘の宿主が私の彼女なんです」
レハ ゚ヮ゚ノ!「彼女、ヒナリーにお呼ばれしたからこのツアーに参加したという訳なんです」
(´・ω・`)「そういうことだったのか 納得したよ」
(´・ω・`)「明日も出勤日なのに泊まりの予定組まれてるのは納得していないけどね」
……………
( ・`ω・´)「では皆さん、足元に気をつけて 私の後に着いてきてくださいね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「はい」
(*^○^*)「はーい、なんだ!」
彡(゚)(゚)「」ブリュ!
(●▲●)「わ、わかりました… 転げ落ちないか、心配だなぁ…」
(´・ω・`)「あはは 随分と心配性なんですね」
(●▲●)「この山、行方不明者が多いときいたもので… まぁ、元来心配性というのも確かにあるのですが…」
(´・ω・`)「行方不明者、ですか」
( ・`ω・´)「確かに行方不明者が出ることもありますが、ほとんどが悪天候時に無理な登山をするからなんですよ」
( ・`ω・´)「その点、今日の天候なら心配はいりません 私もこの山に長くいますからわかります」
( ・`ω・´)「私のガイドとしての師匠もこの山にいますが、快晴だろうと言っていましたしね」
彡(゚)(゚)「」ブリュリュ!
( ・`ω・´)「ああ、君」
彡(゚)(゚)「…? ワイですか?」ブリュ…
( ・`ω・´)「珍しい外見だが、外国の方かな? すまないが不用意な脱糞は控えてほしいんだ」
( ・`ω・´)「文化的な違いもあろうが、この山ではこの山のルールに従ってもらうよ」
彡(゚)(゚)「はぁ… それはすんまへんな 脱糞、ですか 気づかんうちにしとったみたいで」
彡(゚)(゚)「括約筋締めときますわ 気をつけますやで」
脱糞が文化の国…?
(´・ω・`)「お二人は、同じ会社に勤めておられるんですか?」
(*^○^*)「そうなんだ! 映像製作の仕事なんだ!」
(●▲●)「先輩にはいつもお世話になっています とてもポジティブな方で、お手本にしたいと思ってるんです」
(*^○^*)「このネガシマ君も、ちょっと引っ込み思案だけど良い奴なんだ!」
(´・ω・`)「良い信頼関係ですね 羨ましい限りだ」
(´・ω・`)「私は探偵業をやっているんですが、うちの助手なんて…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「所長〜 なに話してらっしゃるんですか?(おう、わかってんだろうな)」
(´・ω・`)「うちの助手も物凄く有能なんですよ!! いやぁ彼女には頭が上がらないくらいで!!」
( ・`ω・´)「…? おかしいな」
(´・ω・`)「どうかなさったんですか?」
( ・`ω・´)「いや、山の空気がすこし… …気のせいか」
(●▲●)「もしかして、荒れそうなんですか?」
( ・`ω・´)「いや、その… うぅむ…しかし…」
(*^○^*)「多分大丈夫なんだ!」ポジポジ
(●▲●)「で、でも先輩! 長年この山にいるガイドさんが違和感を覚えているんですよ!?」
(*^○^*)「大丈夫なんだ! 違和感の正体もわかってるから!」
(●▲●)「え、違和感の正体?」
(*^○^*)「あれなんだ!」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
(*^○^*)「あれだけ糞を漏らしていれば、違和感を覚えるのも当然なんだ!」
違和感どころやないやろ
( ・`ω・´)「ちょっと君! 言っただろう脱糞は控えてくれと!」
彡(゚)(゚)「す、すんまへん… でも、少しお腹の調子が悪くて…」
彡(゚)(゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ)」
( ・`ω・´)「少しなんてものじゃあないぞ! だいぶ調子が悪いんじゃないのか?」
( ・`ω・´)「幸い宿に着くまでここからそう時間はかからない それまで我慢してくれよ」
……………
ビュオォォ… ゴォォォ…
( ; ・`ω・´)「う… そ、そんな…」
( ; ・`ω・´)「酷い吹雪だ… なんてこった! さっきまであんなに晴れていたのに!」
( ; ・`ω・´)「山の天候が変わりやすいことは見に染みて解っているが… こんなに天候が変わった経験はないぞ!」
(●▲●)「だ、だから僕は忠告したんだ! あの時引き返して… 下山してれば良かったんだ!」
(●▲●)「もうだめだ… 僕達はこのまま遭難するんだぁ!」
(*^○^*)「うわぁー すっごい吹雪! こんなの滅多にお目にかかれないんだ!」
(*^○^*)「そうだ! 思いついたんだ! 次回作!」
(*^○^*)「“吹雪の中、野獣と化した先輩 〜ビッグフット? NO!NO! デカマラ〜” こりゃ名作の予感なんだ!」
(●▲●)「先輩… あなたって人は… 楽観的過ぎますよ! すこしは危機感持ってください!」
(´・ω・`)「こりゃ本当に酷い吹雪だな… 無事辿りつけるだろうか」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(´・ω・`)「ん? どうしたんだいフェリス君 立ち止まって」
レハ ゚ヮ゚ノ!「見てください、あそこ」
レハ ゚ヮ゚ノ!「うっすらと明かりが見えませんか? もしかしたら山荘の明かりかも…」
(´・ω・`)「明かり…? 全然見えないんだけど」
レハ ゚ヮ゚ノ!「目が節穴のきうり豚に言っても無駄でしたね その目みたいのはきうりの輪切りですもんね」
(´・ω・`)「…」
( ・`ω・´)「なに、うっすらと明かりが見えるだって?」
( ・`ω・´)「…」
( ・`ω・´)「本当だ… かすかに、物凄くかすかにだが明かりが見えるな」
( ・`ω・´)「しかし、私は視力が両目とも2.0だが… 気づかなかったよ 君は凄い視力みたいだな」
レハ ゚ヮ゚ノ!「いえいえ、そんな…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「大したことありますよ」
(´・ω・`)「謙遜はしないのね…」
( ・`ω・´)「いや、君のお陰で我々は助かったんだ 謙遜なんてしなくていい」
レハ ゚ヮ゚ノ!「えっへん!」
………………
从i ゚ ー゚ノリ「ようこそ、おこしくださいました」
从i ゚ ー゚ノリ「私が当山荘の主人、ヒナリーです」
从i ゚ ー゚ノリ「ここは私一人で切り盛りしているので、至らぬ点もあるかもしれませんが どうぞよろしくお願いいたします」
( ・`ω・´)「あぁ、どうも しかし外は酷い荒れ模様だったよ 今日は晴れると師匠… 君のお父さんも言ってたのだが」
从i ゚ ー゚ノリ「はい、父から連絡があってそのことについて謝っていました 私からも謝罪申しあげます」
从i ゚ ー゚ノリ「とにかく、全員無事でなによりです」
(●▲●)「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…?」
(●▲●)「…」ジッ…
从i ゚ ー゚ノリ「あの… なにか?」
(●▲●)「あっ、いや その…」
(●▲●)「おきれいだな、と 思って… あの…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
从i ゚ ー゚ノリ「ごめんなさい… 私レズビアンなので 男性には興味無いんです」
(●▲●)「」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あらヒナリー ハッキリ言っちゃったのね 彼ショック受けているわよ」
从i ゚ ー゚ノリ「仕方ないでしょう 変な期待を持たれても困るもの」
从i ゚ ー゚ノリ「それよりフェリス、今夜は…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「えぇ 一緒に寝ましょうね」
从i ゚ ー゚ノリ「ッシャ!!」グッ
レハ ゚ヮ゚ノ!「キャラ壊れてるわよ」
(●▲●)「…」
(*^○^*)「気にするななんだ! ネガシマ君!」ポジポジ
(●▲●)「…先輩」
(*^○^*)「あっちがレズならこっちはホモになってやればいいんだ!」ポジポジ
(●▲●)「意味がわかりません」
……………
从i ゚ ー゚ノリ「こちらがお部屋です」
(´・ω・`)「おっ 暖炉がありますね」
( ・`ω・´)「皆かなり身体が冷えているだろう とりあえず暖炉の前で暖まろうか」
(●▲●)「一時はどうなることかと思ったけど… 良かった…」
(´・ω・`)「あれ? そういえば あの脱糞なさってた方は?」
从i ゚ ー゚ノリ「あのお客様ならずっとトイレにこもってらっしゃいますが」
从i ゚ ー゚ノリ「中で絶叫してらして… よっぽどお腹が痛かったみたいですね」
…トイレ…
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
(´・ω・`)「ふぅ…」
(´・ω・`)「おっ 本が色々置いてありますね 暇潰しにちょうど良いな」
(*^○^*)「本棚の上に木彫りの熊とか置いてあるんだ! この山も熊がでるのかな?なんだ!」
( ・`ω・´)「昔は結構な数の熊がいたらしいんですがね ここが登山スポットとして有名になると、危険だからといって大規模な熊狩りがおこなわれたんですよ」
( ・`ω・´)「だから今はほとんど残っていないんじゃあないですかね ま、熊狩りには反対する人も大勢いたが」
(´・ω・`)「確かに、人の都合で狩られる熊の気持ちになれば 反対する人もいたでしょうね」
( ・`ω・´)「ま、そんな話は置いておいて… これからの予定ですが」
( ・`ω・´)「この天候では山頂まで行くのは到底無理ですから、天候が穏やかになるのを待って下山しましょう」
( ・`ω・´)「…そういえば、一人トイレから出てきていませんな 彼が来たら改めて話を…」
ブツン
(´・ω・`)「!」
从i ゚ ー゚ノリ「あら?」
(*^○^*)「急に電気が消えたんだ!」
从i ゚ ー゚ノリ「電気系統はいじっていないのですが…」
(●▲●)「なんで!? なんで急に電気が消えたんです!?」
ゴリッ…
レハ ゚ヮ゚ノ!「…!」
ゴキッ… ゴリュッ…
バキバキ…
(●▲●)「ひいっ!!」
(*^○^*)「すごい音がしたんだ! ゴリゴリって…」
(*^○^*)「…」
(*^○^*)「まぁきっと外の吹雪で建物が軋んでるんだ!」ポジポジ
メチャツ… ビチョアッ
(●▲●)「今のは明らかに建物が軋んだ音じゃあないですよね!?」
(*^○^*)「…」
(*^○^*)「気にしたら負けなんだ!」ポジポジ
パッ
(´・ω・`)「あっ電気がつきましたよ」
(●▲●)「部屋の中でかわったところは…」
(*^○^*)「特にかわったところはなさそあなんだ!」
燃えてますね…
あっ…
(アカン)
レハ ゚ヮ゚ノ!「まっ、待って 暖炉… 暖炉の中を見て!」
(●▲●)「暖炉… ! うわあっ!!」
从i ゚ ー゚ノリ「きゃああぁぁぁぁっ!!」
(´・ω・`)「真弓…さん そんな…」
(*^○^*)「良い焦げ目なんだ!」ポジポジ
おいポジハメ!
焼きマシュマロかな?
(●▲●)「ポジハメ先輩…?」
(●▲●)「良い焦げ目って… あなたまさか!?」
(´・ω・`)「いや、ちょっと待ってください ネガシマさん」
(´・ω・`)「ポジハメさんは底抜けのポジティブだ さっき吹雪の中でも新作ホモビの着想を得ていたほどに」
(´・ω・`)「今回もただのポジティブ発言だと考えるべきでしょう」
(*^○^*)「そうなんだ! でもホモビの着想ってなんでわかったんだ?」
(´・ω・`)「あなたが仰った“野獣と化した先輩”というワード… これさえ聞けばホモビと断定するに足りるでしょう」
(´・ω・`)「映像製作会社にお勤めと言われてましたが…まさかホモビ製作とはね」
(●▲●)「あの… 偏見もたれました? ホモビ製作なんて…」
(´・ω・`)「いえ、大好きです」
从i ゚ ー゚ノリ「人が死んでいるのにホモビの話…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「やっぱホモは害悪」
ホモとレズしかいない探偵もの
たまげたなぁ
(´・ω・`)「ま、そもそも真弓さんを殺した犯人がポジハメさんなら 自分が犯人と思われるような発言をするとは思えませんしね」
(●▲●)「ま、まぁ確かに 私も先輩を疑うなんて真似 するべきではありませんでした… 流石、探偵さんだ」
(●▲●)「しかし、だとすれば誰がこんなこと…」
ガチャ
彡(゚)(゚)「ふぅ… スッキリしたで」
彡(゚)(゚)「お? みなさんどないしたんや? なんか雰囲気暗いで」
(´・ω・`)「…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(*^○^*)「…」
(●▲●)「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
彡(゚)(゚)「ファッ?」
从i ゚ ー゚ノリ「この人…」
(●▲●)「怪しい、ですよね… 見た目からして変だし…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「真弓さんに度々注意されていたわよね…」
(´・ω・`)「あの、あなた今までどこに…」
彡(゚)(゚)「どこって… トイレやで? 腹痛くてな… ずぅっと脱糞してたんや」
(´・ω・`)「確かにお腹の具合が悪いと仰ってましたね… しかし、今までずっと脱糞なさってたんですか?」
彡(゚)(゚)「せ、せやで?」
(´・ω・`)「宿についてすぐトイレに入ったと記憶していますが… かれこれ1時間ですよね?」
(´・ω・`)「1時間… 脱糞し続けていた…と…?」
彡(゚)(゚)「そ、そうやで? それがなにか?」
(´・ω・`)「単刀直入に言います… あなたが真弓さんを殺したのではありませんか?」
彡(゚)(゚)「え? 殺した…?」
彡(゚)(゚)「ちょっと待ってくれやで… 殺したってなんの…」
彡;(゚)(゚)「ヒエッ!!」
彡;(゚)(゚)「だ、暖炉… 暖炉の中に生首が…!!」
彡;(゚)(゚)「なんやねんこれ! 誰がこんなこと…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(●▲●)「白々しいですね…」
彡;(゚)(゚)「な、なんやお前ら! その目は!?」
彡;(゚)(゚)「ハッ! “殺した”…って…」
彡;(゚)(゚)「ち、違う! ワイは殺してへんで!」
彡;(゚)(゚)「そもそもワイはトイレにこもってたって言うてるやろ!」
(´・ω・`)「確かにそうですが… 1時間脱糞し続ける、といのはいくらなんでも…」
彡;(゚)(゚)「本当なんや! 信じてくれやで!」
(´・ω・`)「ふむ…」
(´・ω・`)「百歩譲って、一時間脱糞し続けることが可能だとしても… ひとつ引っ掛かることがあるのです」
(´・ω・`)「あなたは登山の最中、ところ構わず脱糞していましたよね?」
彡(゚)(゚)「ま、まぁ…」
(´・ω・`)「そこなんですよ… 場所を気にせず脱糞するような貴方が、なぜ今回は静かにトイレにこもっていたのか… そこが引っ掛かるのです」
彡(゚)(゚)「いや、登山中に漏らしていたのは言い訳のしようもないで… でも、トイレがあったらそこで脱糞するやろ? 皆そうやろ!?」
(´・ω・`)「ええ、普通の人ならね」
(´・ω・`)「しかしあなたは普通じゃあない」
(´・ω・`)「飛び出た目玉、 黄色い肌、 異常な量の脱糞… そして、常に全裸である点など…」
(´・ω・`)「そもそもあの吹雪の中を全裸で進んで、暖炉にもあたらずトイレの中に居続けるなんて普通の人間じゃあ不可能ですよ」
(´・ω・`)「あなたは我々の常識の範疇にない… 常識が通用しないんですよ…」
彡;(゚)(゚)「そんな、そんな…」
彡;(゚)(゚)「ワイやない… ワイはやってない…!!」
(*^○^*)「これにて一件落着なんだ!」ポジポジ
彡;(゚)(゚)「お、お前! ふざけんなや!!」
(*^○^*)「うわっ! な、なにするんだ!」
彡(゚)(゚)「俺やないっていってるやろ! なぁ!」ガシッ!
(*^○^*)「やめるんだ! 手をはなすんだ!」
ガスッ!
レハ ゚ヮ゚ノ!「コイツやっぱり危険な奴ね… 寝ててもらいましょう」
彡()()「」
(●▲●)「やっぱり… 見れば見るほど気持ち悪い外見だ! コイツが犯人で間違いない!」
(´・ω・`)「真弓さんを襲ったのは… 先程も言ったように脱糞したことを咎められたからでしょうね」
(´・ω・`)「しかし、彼をどうしましょうか? また暴れられてもことだ」
从i ゚ ー゚ノリ「そうね… 身体を縛って納屋に入れておきましょうか あそこは暖房なんてないけど、コイツなら平気でしょう」
(*^○^*)「それがいいんだ!」
(*^○^*)「犯人も判明したし、これで安心して眠れるんだ!」
(´・ω・`)「ええ、お休みなさい」
(●▲●)「お休みなさい」
レハ ゚ヮ゚ノ!「じゃ、ヒナリー 私たちも…」
从i ゚ ー゚ノリ「ハァハァ… えぇ…ハァハァ… 早く… 早く! 寝ましょう!!」ジュルリ
レハ ゚ヮ゚ノ!「もう、せっかちね」
从i ゚ ー゚ノリ「ぐへへ…」
やきう民ェ…
………………
〜翌朝〜
(´・ω・`)「ふあぁ… よく寝たなぁ 昨日は推理もしたし、一仕事した後は熟睡できるよ」
(´・ω・`)「やぁ、皆さん おはようございます」
(´・ω・`)「…皆さん?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(●▲●)「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
(´・ω・`)「あの…どうしたんですか? なにか…」
(´・ω・`;) 「…! これは…!!」
なんてことだ…なんてことだ…
ポッジが死んだ!?
ヒエッ
(´・ω・`)「ポ…」
(´・ω・`)「ポジハメさん!!」
(´・ω・`)「な、なんで… 犯人はつきとめたはず…」
(´・ω・`)「まさか、納屋から抜け出したのか!?」
从i ゚ ー゚ノリ「いえ… 昨日の黄色いアイツはちゃんと納屋にいました 縄を抜けた形跡もなく…」
从i ゚ ー゚ノリ「ていうか凍死してました 身体が凍って心臓止まってたので、間違いありません」
(´・ω・`)「…!」
(´・ω・`)「そ、そうですか… まぁ得体の知れない生き物だったし、縄を破る可能性もあった 死んでいたのはGJといえるでしょう」
(´・ω・`)「しかしそうなると犯人は別に居るわけだが…」
(´・ω・`)「はたして誰が…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
(●▲●)「…」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「ネガシマ…さん お聞きしたいことがあるのですが…」
(●▲●)「…!」
(●▲●)「ちょ、ちょっと待ってください! もしかして、僕が犯人だと思ってるんですか!?」
(´・ω・`)「いえ、なにもそこまでは…」
(●▲●)「だいたい貴方は一度推理を外しているじゃあないか! 信用できないんだよ!」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「いえ、実は推理を外していない可能性もあるんですよ」
(●▲●)「な、なにを言って…」
ファッ!?
どういうことや
どいうことなの…?
(´・ω・`)「ごく単純な話ですよ」
(´・ω・`)「今回殺人が2件立て続けに起こったわけですが… 単一の犯人によるものではないとしたら?」
(●▲●)「まさか…」
(´・ω・`)「そう、第一の殺人と第二の殺人… それぞれに犯人がいると考えれば説明できるのですよ」
(●▲●)「…」
(●▲●)「ちょ、ちょっと待ってくれ… 確かに可能性としてはありえる話かもしれない」
(●▲●)「だけどこんな短期間で立て続けに殺人が起きて、それぞれ犯人が別だなんて… 偶然にしてもあまりに可能性が低すぎる!」
(´・ω・`)「…えぇ なので、ネガシマさんは元々殺人を犯す気はなかったのだと思います」
(´・ω・`)「しかし、偶然にも第一の殺人が起きた 常々からポジハメさんに対して不満を持っていたあなたは、これを好機だと思った」
(´・ω・`)「今ポジハメさんを殺せば第一の殺人の犯人に罪を擦り付けられる しかも犯人は奇怪な容貌の常識はずれの生き物だった… 殺人の動機に関して探られることもない」
(´・ω・`)「…どうです? ネガシマさん」
(●▲●)「ま、まず僕がポジハメさんに不満を持っていたって証拠は!? なんでそんなことわかるんです!?」
(´・ω・`)「…確かに初めてお会いしたときはお互いを信頼してらっしゃる様子でした しかし、登山の道中では少し違いましたね」
(´・ω・`)「ネガシマさん 今までの言動からすると貴方は内向的でネガティブな性格ですよね ご自分でも言ってらしたが…」
(´・ω・`)「しかしポジハメさんは底抜けにポジティブな方だった… しかし貴方からはかなりいい加減で根拠のないことを言う人に見えていたのではありませんか?」
(´・ω・`)「…道中天候が悪くなった時もポジハメさんのポジティブ発言にあなたは苦言を呈していましよね?」
(●▲●)「確かに、僕はネガティブな性格で ポジハメさんのポジティブ発言についていけないこともあった…」
(●▲●)「でも、だからと言ってポジハメさんのことは決して嫌いじゃあなかった! 優しいし、仕事でも頼れる先輩だった!」
(●▲●)「貴方の言っていることはただの言いがかりだ!」
(´・ω・`)「そう… ですか」
(´・ω・`)「他のお二方は、どう思われますか?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
レハ ゚ヮ゚ノ! i ゚ ー゚ノリ「「ネガシマが怪しいと思います!!」」
(´・ω・`)「だそうです」
(●▲●)「」
そらそうなるよ
(●▲●)「ちょ、ちょっと待て! その二人は恋仲なんだろ!? て言うか探偵! アンタの身内じゃあないか!!」
(●▲●)「…あ! ひょっとしてアンタ達グルなんだろ!! 結託して人をこの山荘に集めて、人殺しを楽しむイカれ集団なんだ!」
(´・ω・`)「急に何を… 言いがかりですよ」
(●▲●)「そっちこそ言いがかりだろうが! ふざけるな! 俺はまだ死にたくない!!」ダッ
(´・ω・`)「あっ! ちょっと!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ふっ!!」ガスッ!
( ▲ )「」
レハ ゚ヮ゚ノ!「逃げようったってそうはいかないわ 後で警察に引き渡しましょう」
(´・ω・`)「すまないね… ネガシマ君 実はこの事件 推理するまでも無かったんだ」
(´・ω・`)「君以外は二人とも僕の知り合いだし… 信頼できる人達だったからね」
(´・ω・`)「ぶっちゃけこの推理が合ってる確証はない だけど消去法で君しか残らなかった それに二人も君が犯人だと言ってるし… まぁ、民主主義だ おとなしく捕まってくれ」
レハ ゚ヮ゚ノ!「さてコイツどうする?」
从i ゚ ー゚ノリ「納屋行きでよくない?」
(´・ω・`)「いやいや、流石に納屋行きは酷いよ… 死んじゃうよ彼」
(´・ω・`)「とりあえず彼のいた部屋にでも…」
ブツン
(´・ω・`)「えっ?」
(´・ω・`)「くそ… また真っ暗に…」
(´・ω・`)「皆! 大丈夫かい!?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「私達は大丈夫よ!」
パッ
(´・ω・`)「あっ! 電気がついた!」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「ネガシマさんがいない…」
(´・ω・`)「そんな… いったいどこに!?」
从i ゚ ー゚ノリ「…あの 本棚の上… なにか…」
(´・ω・`)「…!」
(´・ω・`)「どういうことだ…? さっぱり訳がわからない…」
(´・ω・`)「まさか…」
(´・ω・`)「フェリス…君…? ほんとに人殺しを…?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「本当に●しましょうか?(ニッコリ)」
(´・ω・`)「いえ、なんでもありませんでした」
(´・ω・`)「ヒナリーさんの訳もないし… 誰なんだ? まさか自殺? エクストリーム自殺3連発なの?」
从i ゚ ー゚ノリ「あの…」
(´・ω・`)「…? どうかしましたか? ヒナリーさん」
从i ゚ ー゚ノリ「あの、わたし…」
从i ゚ ー゚ノリ「わたしの、せいなんです…」
(´・ω・`)「…え?」
从i ゚ ー゚ノリ「今までの殺人… 全部私のせいなんです!!」
(´・ω・`)「…ヒナリーさんのせい?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…なに言ってるの? ヒナリー、あなた…」
警察「やっぱりな」
>>138
警察無能杉内
(´・ω・`)「ヒナリーさん、いったいどういうことなんです? 貴方は人を殺すような人じゃあ…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「そうよヒナリー! あなたが殺人なんてするわけない!!」
从i ゚ ー゚ノリ「…ええ 確かに私は誰も殺してない でも、わたしの“せい”なの」
从i ゚ ー゚ノリ「わたしが手引きして… 手伝ったのよ」
从i ゚ ー゚ノリ「これまでに何度も…」
どういうことや
从i ゚ ー゚ノリ「わたし、脅されて…」
从i ゚ ー゚ノリ「今まで、助けを呼べなかった でも、ようやくフェリス、貴方に連絡できて、それで…」
从i ゚ ー゚ノリ「お願い助けて! もうわたし耐えられない!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ど、どういうことなの? ヒナリー 確かに最近連絡は少なかったけど、勤務シーズンだし仕方ないと思っていたけれど…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…違うのね?」
ズズッ…
从i ゚ ー゚ノリ「あぁっ! 早く逃げないと! “アイツ”がくるっ!!」
あれは…プニキ???
やっぱり熊狩りが関連してたか
よくみたら壁の部分にドア型の線が見えると言いにきたらこれや……怖杉内
こわいンゴ
(´・ω・`)「あれは… 熊?」
シュバッ!!
从i ゚ ー゚ノリ「ひいっ!」
プニキ「…」ガシッ
(´・ω・`)「うわっ!! は、はやい!!」
(´・ω・`)「一瞬でヒナリーさんを捕らえるなんて…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「この熊…! ヒナリーを人質にとったつもり?」ギリッ
(´・ω・`)「いったい… どういうことなんです!?」
プニキ「…」グイッ
从i ゚ ー゚ノリ「うっ… は、はい 話します…」
(´・ω・`)(あの熊… ヒナリーさんに会話するよう促したのか? ものすごく知能が高いみたいだ…)
从i ゚ ー゚ノリ「彼… この熊、“プニキ”と名付けられたこの熊は… 呪いなのよ この山にかけられた呪い…」
从i ゚ ー゚ノリ「もちろん呪いというのは呪術という意味ではないわ 発端はこの山での“熊狩り”…」
やっぱり熊狩りは伏線やったか…
やっぱり熊狩りが関係してたか
警察「やはり熊狩りが関係していたか」
>>160
うーんこの
从i ゚ ー゚ノリ「この山… 登山スポットとして人気になると、危険だからという理由で熊狩りが行われたのは話したわよね…」
从i ゚ ー゚ノリ「その熊狩りには地元の猟師たちが駆り出されたの… 猟師たちは山の生態系を乱すような、虐殺というべき大規模な熊狩りに反対していた」
从i ゚ ー゚ノリ「でも、この山の登山スポット化には行政も絡んでいて、圧力がかけられたの 猟師達自信にではなく その身内に」
从i ゚ ー゚ノリ「身内が理不尽に解雇されたり、不当な扱いをうけたり… 猟師たちは忍耐強いから自信に降りかかる悪意には耐えられる でも、身内を責められてはそうもいかなかった」
从i ゚ ー゚ノリ「猟師達はやむなく熊狩りを行ったらしいわ そんな中、ある独りの猟師が彼…プニキを見つけたの」
从i ゚ ー゚ノリ「当時プニキは子熊だったらしいけれど、すごく頭が良かった 猟師はそれを見てプニキを匿うことにした ある目的のために…」
(´・ω・`)(ね、ねぇ フェリス君? なんであの熊はヒナリーさんに話をさせてると思う? 僕らを油断させてその隙に襲うつもりかな?)
レハ ゚ヮ゚ノ!(そうでしょうね… でも、私がいる限りそう簡単にはいかせません)
(´・ω・`)(おお! 頼もしいな そうだ! 逆にあの熊の隙をついて倒すことはできないかな?)
(´・ω・`)(ほら、なんか見た目ものほほんとしてるし案外…)チラッ…
(奇襲は)ダメみたいですね
(´°ω°`;)「うわ急に画風変わってるよ!!」
レハ;゚ヮ゚ノ!「くっ… 隙がない…!」
从i ゚ ー゚ノリ「熊狩りを終えた後… 行政からの圧力はなくなったそうだわ」
从i ゚ ー゚ノリ「でも、世間では熊狩りが自然に関する配慮に欠けるとして問題視され始めていた」
从i ゚ ー゚ノリ「そこで行政の奴等は…責任を猟師達に擦り付けたのよ」
从i ゚ ー゚ノリ「我々は熊の数を多少減らすように言っただけ なのに猟師達は命令を聞かず熊狩りを続け… 生態系を破壊した」
从i ゚ ー゚ノリ「こんな風なでまかせを報告したのよ 既に各方面に手回しされていて、もう歯向かいようがなかったの」
从i ゚ ー゚ノリ「それに元々プライドの高い猟師達は周囲から嫌われている節もあったみたい… 本当は、猟師という仕事に誇りを持っていただけなのにね…」
从i ゚ ー゚ノリ「こうして猟師達はこの山を、町を追われた もう当時の猟師達は誰ひとりこの町に残っていないらしいわ」
从i ゚ ー゚ノリ「だけど去り際に、猟師達はある呪いをこの山に残ししたの …それがこのプニキよ」
从i ゚ ー゚ノリ「プニキは猟師達が驚くほど知能が高く、成長するにつれてさらに賢くなっていった」
从i ゚ ー゚ノリ「…人間の命令を 言葉を理解するほどにね そして猟師達に呪いとしての役割を託されたの」
从i ゚ ー゚ノリ「それからこのプニキは山に潜んではやってくる人間を殺し続けていた…」
从i ゚ ー゚ノリ「そんなとき、ふとこの山荘に目をつけたらしいわ 音もなく侵入してきて、いきなり押さえつけられたときは死を覚悟した…」
从i ゚ ー゚ノリ「だけど私は殺されなかった 代わりに人質となって、この山荘に人間を誘き寄せる手伝いをさせられたの」
从i ゚ ー゚ノリ「真弓さんのガイドの師匠… つまり私のお父さんもグルよ 私が捕まってから私共々プニキのいいなり…」
(´・ω・`) 「君のお父さんも… ということは、まさか…!」
从i ゚ ー゚ノリ「ええ、私のお父さんはガイドの中ではこの山のことを一番知ってる だから皆に信頼されている… それに、他のガイドが気づかないような微妙な天候の変化にも気づくわ」
(´・ω・`)「天候が悪くなると知っていて… わざと僕らを…?」
(´・ω・`)「容易に下山できない状況で… 確実に一人ずつ仕留めるために…」
こんなんどうやって勝つんや…(絶望)
(´・ω・`)「くそっ… ど、どうすれば…」
(´・ω・`)「仮に熊から逃れられたとしても、下山できずに遭難したら…」
从i ゚ ー゚ノリ「私なら…」
(´・ω・`)「…?」
从i ゚ ー゚ノリ「私なら、この吹雪の中でも下山できる… お父さんと一緒に吹雪の中何度も歩いたことがあるから…」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「どうにかして彼女を…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」グッ
(´・ω・`)「…フェリス君?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ヒナリーをはなせっ!」ダッ!
(´・ω・`)「フェリス君っ! 無茶だっ!! いくら君でも…」
プニキ「グルアァッ!!」グバアッ
レハ ゚ヮ゚ノ!「うぅっ…」
プニキ「ガオオッ!」バキッ!
レハ ゚ヮ゚ノ!「うあぁっ!!」
(´・ω・`;)「フェリス君…!!」
レハ;゚ヮ゚ノ! ニヤリ
レハ;゚ヮ゚ノ! 「捕まえたっ!!」ガシィ!
プニキ「…!? グオォッ…!!」ジタバタ
レハ;゚ヮ゚ノ!「今のうちにヒナリーを! はやくっ!!」
(´・ω・`)「あ、ああ わかった!」
(´・ω・`)「ヒナリーさん! 立てますか!?」
从i ゚ ー゚ノリ「だ、大丈夫…」
(´・ω・`)「よし、はやく出口へ… フェリス君も、頑張って! こっちへくるんだ!」
プニキ「ガオォアァァァッッ!!」ブゥン!
レハ;゚ヮ゚ノ!「うげっ!!」ドガッ!
(´・ω・`)「フェリス君!!」
プニキ「グオォォ…」ギラリ
从i ゚ ー゚ノリ「危ない、フェリス! 逃げてー!!」
ガチャリ
彡(゚)(゚)「ふあぁ… よう寝たわ…」
プニキ「…」
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「ファッ?」
やきう民最高やわ
やきう民きたあああああああ
彡(゚)(゚)生きてたんかワレ!
彡(゚)(゚)「え? 熊? え?」
彡(゚)(゚)「なんなんやこの状況…」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「生け贄発見!!」ゲシッ!
彡;(゚)(゚)「ほげっ!?」
あっ…(察し)
彡(゚)(゚)「痛た… なんでいきなり蹴られなあかんねん!」チョンチョン
彡(゚)(゚)「ん…?」フリムキー
プニキ「…」
彡(゚)(゚)「…」
プニキ「アグッ」ガブッ
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
グッバイやきう民
フォーエバーやきう民
(´・ω・`)「あの黄色い生き物… なんで生きてたのか? わからない 心臓も止まっていたらしいけれど… でもこの際そんなことはどうでもいい!!」
(´・ω・`)「あの熊が気をそらしている今がチャンスだ!! はやく逃げましょう!!」
从i ゚ ー゚ノリ「ええ! フェリス、大丈夫!?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「大丈夫、走れるわ! さっさとおさらばしましょう!!」
……………
(´・ω・`)「あの後、僕たちはヒナリーさんの経験と、フェリス君の超人的な感覚のお陰で無事下山できた」
(´・ω・`)「それにしても山の呪い…か あの熊は未だに山にいるのだろう 一応警察に連絡したけど、見つかっていないらしいし」
(´・ω・`)「猟師さん達の話を聞いた後だと… 複雑な気持ちだなぁ」
ガチャ
(´・ω・`)「あ、おはよう フェリス君 今日はちゃんと出勤してくれたんだね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「おう、無能きうり豚 お前今回ほんとに役立たずだったな」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ゲザって足なめんだよ あくしろよ」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「うん、やっぱ出勤しなくていいよ(はい、仰せのままに)」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あ?」
(´・ω・`)「え?」
(´・ω・`)「…」
(´°ω°`)「逆ゥー!! 僕としたことがぁぁぁぁぁ!!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「歯ぁ食いしばれ」
バキッ!!
ビュウゥゥ…
ボリ、ゴキン…
バリバリ…
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「…惜しかったなぁ もうちょいやったのになぁ」バリバリ…
彡(゚)(゚)「…」メキョ…
やきう民は不死身やしな、プニキはポイーで
〜終〜
ヒェッ
ファッ!?
>>213
夢に出そうや
草 面白かった
楽しかったで
おつやで
みんなの暇つぶしさんぼく焦げ茶色で
・ なんでも実況(ジュピター)@おーぷん2ちゃんねる に投稿されたスレッドの紹介でした
(´・ω・`)「はい、こちら原住民探偵事務所ですが」
・管理人 のオススメSS(2015/07/04追加)
・【閲覧注意】フランス・パリの同時多発テロ、劇場の中の写真がヤバい(1枚)
・【※kwsk※】状況が気になりすぎて夜しか眠れなくなる不可解系エ□GIF貼ってくwwwwwwww...
・【マジキチ】 宗 教 勧 誘 に 来 た 女 と セ ク ロ ス す る 方 法 ・・・・・・・・・・・
・抜けるエ□GIFっつたら騎乗位だろ?バインバイン揺れるお●ぱいがエ□い騎乗位GIFで心置きなく抜...
・【GIF画像あり】日本のテレビのエ□化がとまらないwwwついに通販番組までこのありさまwwww
・【ぶっかけGIF】やべぇ…この顔面●精GIF画像が抜けすぎて精子枯れそうwwww
・【愕然】高部あい 愛人契約凄すぎwwwwwwwwwwwwww
・【愕然】「マジックミラー号に出演しませんか?大丈夫、外からは絶対見えないしバレないから!」→結果wwwwwwwwwwwwww
・桐谷美玲が、パンツ丸見えでエッロ過ぎな件wwwガチで抜けるwwwww(※画像)
・【ボッキ注意】パチ屋の女店員を下から見た風景wwwwwwwwwwwwww(画像あり)
・【H注意】 深夜のドンキにいる、すっぴんスウェットのギャルちゃんの色気wwwwwww (画像あり)
・彡(゚)(゚) で学ぶ遊戯王の難解なルール
・彡(゚)(゚)あれ?ワイは確かにマリアナ沖で零戦と共に墜とされたはずやで・・・・・?
・浜田「ご注文はうさぎですか?なんやねんこれ」
・彡(゚)(゚)「今日も志衛で酒でも飲むか」
1: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:20:07 ID:dYx
(´・ω・`)「ああ、フェリス君かい? どうしたのかな? もしかして、遅刻の連絡かい?」
(´・ω・`)「え? 今日は出勤しない? ああ、うん 凄く堂々と宣言したことに戸惑いを隠せないよ正直」
(´・ω・`)「でも、それなら何の電話なのかな?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「登山に行くぞ 2秒で支度しろ(来ないと●しますよ、所長)」
(´・ω・`)「もう本音と建前ですらないんだね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あくしろよ」ガチャ!
ツーツーツー…
(´・ω・`)「…ん?」
(´・ω・`)「…登山?」
(´・ω・`)「…今から?」
(´・ω・`)「…来ないと●す…?」
(´°ω°`)「」
4: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:26:47 ID:dYx
あ、一応前スレやで
(´・ω・`)「はい、こちら原住民探偵事務所です」
http://minnanohimatubushi.2chblog.jp/archives/1944145.html
やきう民だけは別キャラとして出てくるやで〜
・「ニート暗殺法案を作りました、12月よりニートは全員処刑します」 たかし「は?」
・彡(゚)(゚)「おっ、熊やんけ!死んだふりして逃げたろ!」
・【閲覧注意】俺が高校時代に付き合ってたメンヘラ女のエピソード
・悟空「ひゃ〜! おめえ、態度わりぃなぁ!」店員「……」
・アメリカ人の友達ができた結果
・【※神スレ※】秀 逸 な 「 ゴ ム 無 し 生 エ ッ チ 」 の G I F 画 像 が自 然 と 集 ま る ...
・酔ったキャバ嬢エ□ォォwww飲み過ぎてテンションがヤバいキャバ嬢のおふざけエ□画像(画像15枚)
・【ざわ…ざわ…】現役女流雀士「愛華みれい」AVデビューキター!! 倍プッシュだ・・・!
・マギー「アソコの毛を剃ったよ!」⇒パイ●ンにしてまで挑戦した大股開きwww
・【※画像あり※】下着モデル撮影現場の闇深すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww...
3: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:25:30 ID:dYx
………………
(´°ω°`)「ハァー… ハァー… ゲホッゲホッ…」
(´・ω・`)「なんとか… 着いた…」
(´・ω・`)「場所の指定すら無かったけれど… 勘で一番近場の登山スポットに来てみたら、偶然フェリス君を見かけた…」
(´・ω・`)「これが“奇跡”というやつなのか… でもこれはついてるって言うのかな?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あら、所長 ちゃんと場所わかったんですね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「でも… 遅かったですね…」
(´°ω°`)「ヒィッ!! ●さないでぇ!!」
6: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:32:16 ID:dYx
レハ ゚ヮ゚ノ!「しょうがないなぁ… 今回の登山にかかる代金、全部払ってくれるなら 見逃してあげないこともないですけど…」
(´・ω・`)「ぜっ、全部!? 全額払うのはいくらなんでも… それに最近依頼も少なくてお金が…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ほぉ…」
(´・ω・`)「すいません払います 借金してでも払うので命だけは…」
レハ ゚ヮ゚ノ! ニッコリ
(´・ω・`)(なんで僕が呼ばれたのかわからなかったけど… このためだったのね…)
7: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:40:26 ID:dYx
……………
( ・`ω・´)「どうも 私が登山ガイドの“真弓”です 今日は天候も良いようですし、絶好の登山日和ですよ」
(´・ω・`)「そうですか それはよかった」
(*^○^*)「楽しみなんだ! ねぇ、ネガシマ君!」
(●▲●)「そっ、そうですね… ポジハメ先輩」
彡(゚)(゚)「景色楽しみやなぁ」
(´・ω・`)「登山って、僕達ふたりだけじゃあなかったんだね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ふたりだけって… 何想像してるんですか汚らわしい」
(´・ω・`)「…」
8: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:45:43 ID:dYx
(´・ω・`)「そういえば、なんでいきなり登山に誘われたのか まだ理由を聞いてなかったよね?」
(´・ω・`)「僕が呼ばれたのはカネづるにするためだとしても なんで“登山”なの?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「この登山ツアー、山中の山荘に泊まるんですけど、その山荘の宿主が私の彼女なんです」
レハ ゚ヮ゚ノ!「彼女、ヒナリーにお呼ばれしたからこのツアーに参加したという訳なんです」
(´・ω・`)「そういうことだったのか 納得したよ」
(´・ω・`)「明日も出勤日なのに泊まりの予定組まれてるのは納得していないけどね」
11: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)17:56:31 ID:dYx
……………
( ・`ω・´)「では皆さん、足元に気をつけて 私の後に着いてきてくださいね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「はい」
(*^○^*)「はーい、なんだ!」
彡(゚)(゚)「」ブリュ!
(●▲●)「わ、わかりました… 転げ落ちないか、心配だなぁ…」
(´・ω・`)「あはは 随分と心配性なんですね」
(●▲●)「この山、行方不明者が多いときいたもので… まぁ、元来心配性というのも確かにあるのですが…」
(´・ω・`)「行方不明者、ですか」
( ・`ω・´)「確かに行方不明者が出ることもありますが、ほとんどが悪天候時に無理な登山をするからなんですよ」
( ・`ω・´)「その点、今日の天候なら心配はいりません 私もこの山に長くいますからわかります」
( ・`ω・´)「私のガイドとしての師匠もこの山にいますが、快晴だろうと言っていましたしね」
彡(゚)(゚)「」ブリュリュ!
12: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:00:30 ID:dYx
( ・`ω・´)「ああ、君」
彡(゚)(゚)「…? ワイですか?」ブリュ…
( ・`ω・´)「珍しい外見だが、外国の方かな? すまないが不用意な脱糞は控えてほしいんだ」
( ・`ω・´)「文化的な違いもあろうが、この山ではこの山のルールに従ってもらうよ」
彡(゚)(゚)「はぁ… それはすんまへんな 脱糞、ですか 気づかんうちにしとったみたいで」
彡(゚)(゚)「括約筋締めときますわ 気をつけますやで」
14: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:02:37 ID:89f
脱糞が文化の国…?
15: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:08:05 ID:dYx
(´・ω・`)「お二人は、同じ会社に勤めておられるんですか?」
(*^○^*)「そうなんだ! 映像製作の仕事なんだ!」
(●▲●)「先輩にはいつもお世話になっています とてもポジティブな方で、お手本にしたいと思ってるんです」
(*^○^*)「このネガシマ君も、ちょっと引っ込み思案だけど良い奴なんだ!」
(´・ω・`)「良い信頼関係ですね 羨ましい限りだ」
(´・ω・`)「私は探偵業をやっているんですが、うちの助手なんて…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「所長〜 なに話してらっしゃるんですか?(おう、わかってんだろうな)」
(´・ω・`)「うちの助手も物凄く有能なんですよ!! いやぁ彼女には頭が上がらないくらいで!!」
17: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:14:30 ID:dYx
( ・`ω・´)「…? おかしいな」
(´・ω・`)「どうかなさったんですか?」
( ・`ω・´)「いや、山の空気がすこし… …気のせいか」
(●▲●)「もしかして、荒れそうなんですか?」
( ・`ω・´)「いや、その… うぅむ…しかし…」
(*^○^*)「多分大丈夫なんだ!」ポジポジ
(●▲●)「で、でも先輩! 長年この山にいるガイドさんが違和感を覚えているんですよ!?」
(*^○^*)「大丈夫なんだ! 違和感の正体もわかってるから!」
(●▲●)「え、違和感の正体?」
(*^○^*)「あれなんだ!」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
(*^○^*)「あれだけ糞を漏らしていれば、違和感を覚えるのも当然なんだ!」
19: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:16:19 ID:fZJ
違和感どころやないやろ
20: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:24:36 ID:dYx
( ・`ω・´)「ちょっと君! 言っただろう脱糞は控えてくれと!」
彡(゚)(゚)「す、すんまへん… でも、少しお腹の調子が悪くて…」
彡(゚)(゚)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ)」
( ・`ω・´)「少しなんてものじゃあないぞ! だいぶ調子が悪いんじゃないのか?」
( ・`ω・´)「幸い宿に着くまでここからそう時間はかからない それまで我慢してくれよ」
21: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:33:43 ID:dYx
……………
ビュオォォ… ゴォォォ…
( ; ・`ω・´)「う… そ、そんな…」
( ; ・`ω・´)「酷い吹雪だ… なんてこった! さっきまであんなに晴れていたのに!」
( ; ・`ω・´)「山の天候が変わりやすいことは見に染みて解っているが… こんなに天候が変わった経験はないぞ!」
(●▲●)「だ、だから僕は忠告したんだ! あの時引き返して… 下山してれば良かったんだ!」
(●▲●)「もうだめだ… 僕達はこのまま遭難するんだぁ!」
(*^○^*)「うわぁー すっごい吹雪! こんなの滅多にお目にかかれないんだ!」
(*^○^*)「そうだ! 思いついたんだ! 次回作!」
(*^○^*)「“吹雪の中、野獣と化した先輩 〜ビッグフット? NO!NO! デカマラ〜” こりゃ名作の予感なんだ!」
(●▲●)「先輩… あなたって人は… 楽観的過ぎますよ! すこしは危機感持ってください!」
22: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:38:15 ID:dYx
(´・ω・`)「こりゃ本当に酷い吹雪だな… 無事辿りつけるだろうか」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(´・ω・`)「ん? どうしたんだいフェリス君 立ち止まって」
レハ ゚ヮ゚ノ!「見てください、あそこ」
レハ ゚ヮ゚ノ!「うっすらと明かりが見えませんか? もしかしたら山荘の明かりかも…」
(´・ω・`)「明かり…? 全然見えないんだけど」
レハ ゚ヮ゚ノ!「目が節穴のきうり豚に言っても無駄でしたね その目みたいのはきうりの輪切りですもんね」
(´・ω・`)「…」
23: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:42:41 ID:dYx
( ・`ω・´)「なに、うっすらと明かりが見えるだって?」
( ・`ω・´)「…」
( ・`ω・´)「本当だ… かすかに、物凄くかすかにだが明かりが見えるな」
( ・`ω・´)「しかし、私は視力が両目とも2.0だが… 気づかなかったよ 君は凄い視力みたいだな」
レハ ゚ヮ゚ノ!「いえいえ、そんな…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「大したことありますよ」
(´・ω・`)「謙遜はしないのね…」
( ・`ω・´)「いや、君のお陰で我々は助かったんだ 謙遜なんてしなくていい」
レハ ゚ヮ゚ノ!「えっへん!」
24: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:43:08 ID:dYx
26: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:49:40 ID:dYx
………………
从i ゚ ー゚ノリ「ようこそ、おこしくださいました」
从i ゚ ー゚ノリ「私が当山荘の主人、ヒナリーです」
从i ゚ ー゚ノリ「ここは私一人で切り盛りしているので、至らぬ点もあるかもしれませんが どうぞよろしくお願いいたします」
( ・`ω・´)「あぁ、どうも しかし外は酷い荒れ模様だったよ 今日は晴れると師匠… 君のお父さんも言ってたのだが」
从i ゚ ー゚ノリ「はい、父から連絡があってそのことについて謝っていました 私からも謝罪申しあげます」
从i ゚ ー゚ノリ「とにかく、全員無事でなによりです」
(●▲●)「…」
27: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:53:13 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「…?」
(●▲●)「…」ジッ…
从i ゚ ー゚ノリ「あの… なにか?」
(●▲●)「あっ、いや その…」
(●▲●)「おきれいだな、と 思って… あの…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
从i ゚ ー゚ノリ「ごめんなさい… 私レズビアンなので 男性には興味無いんです」
(●▲●)「」
28: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)18:58:07 ID:dYx
レハ ゚ヮ゚ノ!「あらヒナリー ハッキリ言っちゃったのね 彼ショック受けているわよ」
从i ゚ ー゚ノリ「仕方ないでしょう 変な期待を持たれても困るもの」
从i ゚ ー゚ノリ「それよりフェリス、今夜は…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「えぇ 一緒に寝ましょうね」
从i ゚ ー゚ノリ「ッシャ!!」グッ
レハ ゚ヮ゚ノ!「キャラ壊れてるわよ」
(●▲●)「…」
(*^○^*)「気にするななんだ! ネガシマ君!」ポジポジ
(●▲●)「…先輩」
(*^○^*)「あっちがレズならこっちはホモになってやればいいんだ!」ポジポジ
(●▲●)「意味がわかりません」
30: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:02:33 ID:dYx
……………
从i ゚ ー゚ノリ「こちらがお部屋です」
(´・ω・`)「おっ 暖炉がありますね」
( ・`ω・´)「皆かなり身体が冷えているだろう とりあえず暖炉の前で暖まろうか」
(●▲●)「一時はどうなることかと思ったけど… 良かった…」
(´・ω・`)「あれ? そういえば あの脱糞なさってた方は?」
从i ゚ ー゚ノリ「あのお客様ならずっとトイレにこもってらっしゃいますが」
从i ゚ ー゚ノリ「中で絶叫してらして… よっぽどお腹が痛かったみたいですね」
33: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:04:46 ID:dYx
…トイレ…
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
35: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:06:22 ID:dYx
36: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:11:29 ID:dYx
(´・ω・`)「ふぅ…」
(´・ω・`)「おっ 本が色々置いてありますね 暇潰しにちょうど良いな」
(*^○^*)「本棚の上に木彫りの熊とか置いてあるんだ! この山も熊がでるのかな?なんだ!」
( ・`ω・´)「昔は結構な数の熊がいたらしいんですがね ここが登山スポットとして有名になると、危険だからといって大規模な熊狩りがおこなわれたんですよ」
( ・`ω・´)「だから今はほとんど残っていないんじゃあないですかね ま、熊狩りには反対する人も大勢いたが」
(´・ω・`)「確かに、人の都合で狩られる熊の気持ちになれば 反対する人もいたでしょうね」
39: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:15:08 ID:dYx
( ・`ω・´)「ま、そんな話は置いておいて… これからの予定ですが」
( ・`ω・´)「この天候では山頂まで行くのは到底無理ですから、天候が穏やかになるのを待って下山しましょう」
( ・`ω・´)「…そういえば、一人トイレから出てきていませんな 彼が来たら改めて話を…」
ブツン
(´・ω・`)「!」
从i ゚ ー゚ノリ「あら?」
(*^○^*)「急に電気が消えたんだ!」
41: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:18:07 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「電気系統はいじっていないのですが…」
(●▲●)「なんで!? なんで急に電気が消えたんです!?」
ゴリッ…
レハ ゚ヮ゚ノ!「…!」
ゴキッ… ゴリュッ…
バキバキ…
(●▲●)「ひいっ!!」
47: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:41:46 ID:dYx
(*^○^*)「すごい音がしたんだ! ゴリゴリって…」
(*^○^*)「…」
(*^○^*)「まぁきっと外の吹雪で建物が軋んでるんだ!」ポジポジ
メチャツ… ビチョアッ
(●▲●)「今のは明らかに建物が軋んだ音じゃあないですよね!?」
(*^○^*)「…」
(*^○^*)「気にしたら負けなんだ!」ポジポジ
48: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:43:27 ID:dYx
パッ
(´・ω・`)「あっ電気がつきましたよ」
(●▲●)「部屋の中でかわったところは…」
(*^○^*)「特にかわったところはなさそあなんだ!」
49: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:44:00 ID:dYx
50: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:45:26 ID:rGW
燃えてますね…
51: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:45:51 ID:ADA
あっ…
52: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:47:11 ID:gHh
(アカン)
53: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:52:35 ID:dYx
レハ ゚ヮ゚ノ!「まっ、待って 暖炉… 暖炉の中を見て!」
(●▲●)「暖炉… ! うわあっ!!」
从i ゚ ー゚ノリ「きゃああぁぁぁぁっ!!」
(´・ω・`)「真弓…さん そんな…」
(*^○^*)「良い焦げ目なんだ!」ポジポジ
54: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:54:38 ID:ADA
おいポジハメ!
55: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)19:56:30 ID:QIw
焼きマシュマロかな?
57: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:01:39 ID:dYx
(●▲●)「ポジハメ先輩…?」
(●▲●)「良い焦げ目って… あなたまさか!?」
(´・ω・`)「いや、ちょっと待ってください ネガシマさん」
(´・ω・`)「ポジハメさんは底抜けのポジティブだ さっき吹雪の中でも新作ホモビの着想を得ていたほどに」
(´・ω・`)「今回もただのポジティブ発言だと考えるべきでしょう」
(*^○^*)「そうなんだ! でもホモビの着想ってなんでわかったんだ?」
(´・ω・`)「あなたが仰った“野獣と化した先輩”というワード… これさえ聞けばホモビと断定するに足りるでしょう」
(´・ω・`)「映像製作会社にお勤めと言われてましたが…まさかホモビ製作とはね」
(●▲●)「あの… 偏見もたれました? ホモビ製作なんて…」
(´・ω・`)「いえ、大好きです」
从i ゚ ー゚ノリ「人が死んでいるのにホモビの話…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「やっぱホモは害悪」
58: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:05:38 ID:ADA
ホモとレズしかいない探偵もの
たまげたなぁ
59: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:08:14 ID:dYx
(´・ω・`)「ま、そもそも真弓さんを殺した犯人がポジハメさんなら 自分が犯人と思われるような発言をするとは思えませんしね」
(●▲●)「ま、まぁ確かに 私も先輩を疑うなんて真似 するべきではありませんでした… 流石、探偵さんだ」
(●▲●)「しかし、だとすれば誰がこんなこと…」
ガチャ
彡(゚)(゚)「ふぅ… スッキリしたで」
彡(゚)(゚)「お? みなさんどないしたんや? なんか雰囲気暗いで」
(´・ω・`)「…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(*^○^*)「…」
(●▲●)「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
彡(゚)(゚)「ファッ?」
61: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:18:26 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「この人…」
(●▲●)「怪しい、ですよね… 見た目からして変だし…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「真弓さんに度々注意されていたわよね…」
(´・ω・`)「あの、あなた今までどこに…」
彡(゚)(゚)「どこって… トイレやで? 腹痛くてな… ずぅっと脱糞してたんや」
(´・ω・`)「確かにお腹の具合が悪いと仰ってましたね… しかし、今までずっと脱糞なさってたんですか?」
彡(゚)(゚)「せ、せやで?」
(´・ω・`)「宿についてすぐトイレに入ったと記憶していますが… かれこれ1時間ですよね?」
(´・ω・`)「1時間… 脱糞し続けていた…と…?」
彡(゚)(゚)「そ、そうやで? それがなにか?」
63: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:26:26 ID:dYx
(´・ω・`)「単刀直入に言います… あなたが真弓さんを殺したのではありませんか?」
彡(゚)(゚)「え? 殺した…?」
彡(゚)(゚)「ちょっと待ってくれやで… 殺したってなんの…」
彡;(゚)(゚)「ヒエッ!!」
彡;(゚)(゚)「だ、暖炉… 暖炉の中に生首が…!!」
彡;(゚)(゚)「なんやねんこれ! 誰がこんなこと…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(●▲●)「白々しいですね…」
彡;(゚)(゚)「な、なんやお前ら! その目は!?」
彡;(゚)(゚)「ハッ! “殺した”…って…」
64: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:31:31 ID:dYx
彡;(゚)(゚)「ち、違う! ワイは殺してへんで!」
彡;(゚)(゚)「そもそもワイはトイレにこもってたって言うてるやろ!」
(´・ω・`)「確かにそうですが… 1時間脱糞し続ける、といのはいくらなんでも…」
彡;(゚)(゚)「本当なんや! 信じてくれやで!」
(´・ω・`)「ふむ…」
65: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)20:38:07 ID:dYx
(´・ω・`)「百歩譲って、一時間脱糞し続けることが可能だとしても… ひとつ引っ掛かることがあるのです」
(´・ω・`)「あなたは登山の最中、ところ構わず脱糞していましたよね?」
彡(゚)(゚)「ま、まぁ…」
(´・ω・`)「そこなんですよ… 場所を気にせず脱糞するような貴方が、なぜ今回は静かにトイレにこもっていたのか… そこが引っ掛かるのです」
74: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:26:33 ID:dYx
彡(゚)(゚)「いや、登山中に漏らしていたのは言い訳のしようもないで… でも、トイレがあったらそこで脱糞するやろ? 皆そうやろ!?」
(´・ω・`)「ええ、普通の人ならね」
(´・ω・`)「しかしあなたは普通じゃあない」
(´・ω・`)「飛び出た目玉、 黄色い肌、 異常な量の脱糞… そして、常に全裸である点など…」
(´・ω・`)「そもそもあの吹雪の中を全裸で進んで、暖炉にもあたらずトイレの中に居続けるなんて普通の人間じゃあ不可能ですよ」
76: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:30:52 ID:dYx
(´・ω・`)「あなたは我々の常識の範疇にない… 常識が通用しないんですよ…」
彡;(゚)(゚)「そんな、そんな…」
彡;(゚)(゚)「ワイやない… ワイはやってない…!!」
(*^○^*)「これにて一件落着なんだ!」ポジポジ
彡;(゚)(゚)「お、お前! ふざけんなや!!」
80: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:33:48 ID:dYx
(*^○^*)「うわっ! な、なにするんだ!」
彡(゚)(゚)「俺やないっていってるやろ! なぁ!」ガシッ!
(*^○^*)「やめるんだ! 手をはなすんだ!」
ガスッ!
レハ ゚ヮ゚ノ!「コイツやっぱり危険な奴ね… 寝ててもらいましょう」
彡()()「」
81: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:38:42 ID:dYx
(●▲●)「やっぱり… 見れば見るほど気持ち悪い外見だ! コイツが犯人で間違いない!」
(´・ω・`)「真弓さんを襲ったのは… 先程も言ったように脱糞したことを咎められたからでしょうね」
(´・ω・`)「しかし、彼をどうしましょうか? また暴れられてもことだ」
从i ゚ ー゚ノリ「そうね… 身体を縛って納屋に入れておきましょうか あそこは暖房なんてないけど、コイツなら平気でしょう」
(*^○^*)「それがいいんだ!」
82: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:42:29 ID:dYx
(*^○^*)「犯人も判明したし、これで安心して眠れるんだ!」
(´・ω・`)「ええ、お休みなさい」
(●▲●)「お休みなさい」
レハ ゚ヮ゚ノ!「じゃ、ヒナリー 私たちも…」
从i ゚ ー゚ノリ「ハァハァ… えぇ…ハァハァ… 早く… 早く! 寝ましょう!!」ジュルリ
レハ ゚ヮ゚ノ!「もう、せっかちね」
从i ゚ ー゚ノリ「ぐへへ…」
83: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:43:13 ID:Iza
やきう民ェ…
85: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:46:38 ID:dYx
………………
〜翌朝〜
(´・ω・`)「ふあぁ… よく寝たなぁ 昨日は推理もしたし、一仕事した後は熟睡できるよ」
(´・ω・`)「やぁ、皆さん おはようございます」
(´・ω・`)「…皆さん?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
(●▲●)「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
(´・ω・`)「あの…どうしたんですか? なにか…」
(´・ω・`;) 「…! これは…!!」
86: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:47:57 ID:dYx
88: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:48:46 ID:pdc
なんてことだ…なんてことだ…
89: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:48:48 ID:fZJ
ポッジが死んだ!?
90: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:48:48 ID:ZlB
ヒエッ
92: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:54:34 ID:dYx
(´・ω・`)「ポ…」
(´・ω・`)「ポジハメさん!!」
(´・ω・`)「な、なんで… 犯人はつきとめたはず…」
(´・ω・`)「まさか、納屋から抜け出したのか!?」
从i ゚ ー゚ノリ「いえ… 昨日の黄色いアイツはちゃんと納屋にいました 縄を抜けた形跡もなく…」
从i ゚ ー゚ノリ「ていうか凍死してました 身体が凍って心臓止まってたので、間違いありません」
(´・ω・`)「…!」
98: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:56:41 ID:dYx
(´・ω・`)「そ、そうですか… まぁ得体の知れない生き物だったし、縄を破る可能性もあった 死んでいたのはGJといえるでしょう」
(´・ω・`)「しかしそうなると犯人は別に居るわけだが…」
103: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)21:59:18 ID:dYx
(´・ω・`)「はたして誰が…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
(●▲●)「…」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「ネガシマ…さん お聞きしたいことがあるのですが…」
(●▲●)「…!」
108: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:03:14 ID:dYx
(●▲●)「ちょ、ちょっと待ってください! もしかして、僕が犯人だと思ってるんですか!?」
(´・ω・`)「いえ、なにもそこまでは…」
(●▲●)「だいたい貴方は一度推理を外しているじゃあないか! 信用できないんだよ!」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「いえ、実は推理を外していない可能性もあるんですよ」
(●▲●)「な、なにを言って…」
109: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:04:02 ID:O5b
ファッ!?
110: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:06:12 ID:ZlB
どういうことや
111: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:06:26 ID:F6p
どいうことなの…?
112: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:08:00 ID:dYx
(´・ω・`)「ごく単純な話ですよ」
(´・ω・`)「今回殺人が2件立て続けに起こったわけですが… 単一の犯人によるものではないとしたら?」
(●▲●)「まさか…」
(´・ω・`)「そう、第一の殺人と第二の殺人… それぞれに犯人がいると考えれば説明できるのですよ」
(●▲●)「…」
113: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:18:38 ID:dYx
(●▲●)「ちょ、ちょっと待ってくれ… 確かに可能性としてはありえる話かもしれない」
(●▲●)「だけどこんな短期間で立て続けに殺人が起きて、それぞれ犯人が別だなんて… 偶然にしてもあまりに可能性が低すぎる!」
(´・ω・`)「…えぇ なので、ネガシマさんは元々殺人を犯す気はなかったのだと思います」
(´・ω・`)「しかし、偶然にも第一の殺人が起きた 常々からポジハメさんに対して不満を持っていたあなたは、これを好機だと思った」
(´・ω・`)「今ポジハメさんを殺せば第一の殺人の犯人に罪を擦り付けられる しかも犯人は奇怪な容貌の常識はずれの生き物だった… 殺人の動機に関して探られることもない」
(´・ω・`)「…どうです? ネガシマさん」
115: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:29:58 ID:dYx
(●▲●)「ま、まず僕がポジハメさんに不満を持っていたって証拠は!? なんでそんなことわかるんです!?」
(´・ω・`)「…確かに初めてお会いしたときはお互いを信頼してらっしゃる様子でした しかし、登山の道中では少し違いましたね」
(´・ω・`)「ネガシマさん 今までの言動からすると貴方は内向的でネガティブな性格ですよね ご自分でも言ってらしたが…」
(´・ω・`)「しかしポジハメさんは底抜けにポジティブな方だった… しかし貴方からはかなりいい加減で根拠のないことを言う人に見えていたのではありませんか?」
(´・ω・`)「…道中天候が悪くなった時もポジハメさんのポジティブ発言にあなたは苦言を呈していましよね?」
116: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:36:22 ID:dYx
(●▲●)「確かに、僕はネガティブな性格で ポジハメさんのポジティブ発言についていけないこともあった…」
(●▲●)「でも、だからと言ってポジハメさんのことは決して嫌いじゃあなかった! 優しいし、仕事でも頼れる先輩だった!」
(●▲●)「貴方の言っていることはただの言いがかりだ!」
(´・ω・`)「そう… ですか」
(´・ω・`)「他のお二方は、どう思われますか?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」
从i ゚ ー゚ノリ「…」
レハ ゚ヮ゚ノ! i ゚ ー゚ノリ「「ネガシマが怪しいと思います!!」」
(´・ω・`)「だそうです」
(●▲●)「」
118: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:37:26 ID:ADA
そらそうなるよ
120: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:43:20 ID:dYx
(●▲●)「ちょ、ちょっと待て! その二人は恋仲なんだろ!? て言うか探偵! アンタの身内じゃあないか!!」
(●▲●)「…あ! ひょっとしてアンタ達グルなんだろ!! 結託して人をこの山荘に集めて、人殺しを楽しむイカれ集団なんだ!」
(´・ω・`)「急に何を… 言いがかりですよ」
(●▲●)「そっちこそ言いがかりだろうが! ふざけるな! 俺はまだ死にたくない!!」ダッ
(´・ω・`)「あっ! ちょっと!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ふっ!!」ガスッ!
( ▲ )「」
レハ ゚ヮ゚ノ!「逃げようったってそうはいかないわ 後で警察に引き渡しましょう」
126: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:52:43 ID:dYx
(´・ω・`)「すまないね… ネガシマ君 実はこの事件 推理するまでも無かったんだ」
(´・ω・`)「君以外は二人とも僕の知り合いだし… 信頼できる人達だったからね」
(´・ω・`)「ぶっちゃけこの推理が合ってる確証はない だけど消去法で君しか残らなかった それに二人も君が犯人だと言ってるし… まぁ、民主主義だ おとなしく捕まってくれ」
レハ ゚ヮ゚ノ!「さてコイツどうする?」
从i ゚ ー゚ノリ「納屋行きでよくない?」
(´・ω・`)「いやいや、流石に納屋行きは酷いよ… 死んじゃうよ彼」
(´・ω・`)「とりあえず彼のいた部屋にでも…」
ブツン
(´・ω・`)「えっ?」
129: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:56:19 ID:dYx
(´・ω・`)「くそ… また真っ暗に…」
(´・ω・`)「皆! 大丈夫かい!?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「私達は大丈夫よ!」
パッ
(´・ω・`)「あっ! 電気がついた!」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「ネガシマさんがいない…」
(´・ω・`)「そんな… いったいどこに!?」
从i ゚ ー゚ノリ「…あの 本棚の上… なにか…」
(´・ω・`)「…!」
131: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)22:57:23 ID:dYx
136: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:00:53 ID:dYx
(´・ω・`)「どういうことだ…? さっぱり訳がわからない…」
(´・ω・`)「まさか…」
(´・ω・`)「フェリス…君…? ほんとに人殺しを…?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「本当に●しましょうか?(ニッコリ)」
(´・ω・`)「いえ、なんでもありませんでした」
137: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:04:47 ID:dYx
(´・ω・`)「ヒナリーさんの訳もないし… 誰なんだ? まさか自殺? エクストリーム自殺3連発なの?」
从i ゚ ー゚ノリ「あの…」
(´・ω・`)「…? どうかしましたか? ヒナリーさん」
从i ゚ ー゚ノリ「あの、わたし…」
从i ゚ ー゚ノリ「わたしの、せいなんです…」
(´・ω・`)「…え?」
从i ゚ ー゚ノリ「今までの殺人… 全部私のせいなんです!!」
(´・ω・`)「…ヒナリーさんのせい?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…なに言ってるの? ヒナリー、あなた…」
138: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:05:31 ID:0kn
警察「やっぱりな」
139: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:06:07 ID:fZJ
>>138
警察無能杉内
140: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:08:21 ID:dYx
(´・ω・`)「ヒナリーさん、いったいどういうことなんです? 貴方は人を殺すような人じゃあ…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「そうよヒナリー! あなたが殺人なんてするわけない!!」
从i ゚ ー゚ノリ「…ええ 確かに私は誰も殺してない でも、わたしの“せい”なの」
从i ゚ ー゚ノリ「わたしが手引きして… 手伝ったのよ」
从i ゚ ー゚ノリ「これまでに何度も…」
143: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:11:42 ID:ADA
どういうことや
145: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:12:20 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「わたし、脅されて…」
从i ゚ ー゚ノリ「今まで、助けを呼べなかった でも、ようやくフェリス、貴方に連絡できて、それで…」
从i ゚ ー゚ノリ「お願い助けて! もうわたし耐えられない!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ど、どういうことなの? ヒナリー 確かに最近連絡は少なかったけど、勤務シーズンだし仕方ないと思っていたけれど…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…違うのね?」
ズズッ…
从i ゚ ー゚ノリ「あぁっ! 早く逃げないと! “アイツ”がくるっ!!」
148: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:13:06 ID:dYx
149: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:13:34 ID:fZJ
あれは…プニキ???
150: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:14:02 ID:3FD
やっぱり熊狩りが関連してたか
152: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:15:11 ID:a6T
よくみたら壁の部分にドア型の線が見えると言いにきたらこれや……怖杉内
154: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:17:20 ID:ljI
こわいンゴ
156: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:19:21 ID:dYx
(´・ω・`)「あれは… 熊?」
シュバッ!!
从i ゚ ー゚ノリ「ひいっ!」
プニキ「…」ガシッ
(´・ω・`)「うわっ!! は、はやい!!」
(´・ω・`)「一瞬でヒナリーさんを捕らえるなんて…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「この熊…! ヒナリーを人質にとったつもり?」ギリッ
157: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:24:21 ID:dYx
(´・ω・`)「いったい… どういうことなんです!?」
プニキ「…」グイッ
从i ゚ ー゚ノリ「うっ… は、はい 話します…」
(´・ω・`)(あの熊… ヒナリーさんに会話するよう促したのか? ものすごく知能が高いみたいだ…)
从i ゚ ー゚ノリ「彼… この熊、“プニキ”と名付けられたこの熊は… 呪いなのよ この山にかけられた呪い…」
从i ゚ ー゚ノリ「もちろん呪いというのは呪術という意味ではないわ 発端はこの山での“熊狩り”…」
158: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:25:25 ID:ADA
やっぱり熊狩りは伏線やったか…
159: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:25:28 ID:3FD
やっぱり熊狩りが関係してたか
160: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:30:17 ID:HJl
警察「やはり熊狩りが関係していたか」
162: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:31:39 ID:g1x
>>160
うーんこの
161: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:30:56 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「この山… 登山スポットとして人気になると、危険だからという理由で熊狩りが行われたのは話したわよね…」
从i ゚ ー゚ノリ「その熊狩りには地元の猟師たちが駆り出されたの… 猟師たちは山の生態系を乱すような、虐殺というべき大規模な熊狩りに反対していた」
从i ゚ ー゚ノリ「でも、この山の登山スポット化には行政も絡んでいて、圧力がかけられたの 猟師達自信にではなく その身内に」
从i ゚ ー゚ノリ「身内が理不尽に解雇されたり、不当な扱いをうけたり… 猟師たちは忍耐強いから自信に降りかかる悪意には耐えられる でも、身内を責められてはそうもいかなかった」
168: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:39:07 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「猟師達はやむなく熊狩りを行ったらしいわ そんな中、ある独りの猟師が彼…プニキを見つけたの」
从i ゚ ー゚ノリ「当時プニキは子熊だったらしいけれど、すごく頭が良かった 猟師はそれを見てプニキを匿うことにした ある目的のために…」
(´・ω・`)(ね、ねぇ フェリス君? なんであの熊はヒナリーさんに話をさせてると思う? 僕らを油断させてその隙に襲うつもりかな?)
レハ ゚ヮ゚ノ!(そうでしょうね… でも、私がいる限りそう簡単にはいかせません)
(´・ω・`)(おお! 頼もしいな そうだ! 逆にあの熊の隙をついて倒すことはできないかな?)
(´・ω・`)(ほら、なんか見た目ものほほんとしてるし案外…)チラッ…
169: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:40:09 ID:3FD
(奇襲は)ダメみたいですね
170: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:41:17 ID:dYx
(´°ω°`;)「うわ急に画風変わってるよ!!」
レハ;゚ヮ゚ノ!「くっ… 隙がない…!」
174: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:44:02 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「熊狩りを終えた後… 行政からの圧力はなくなったそうだわ」
从i ゚ ー゚ノリ「でも、世間では熊狩りが自然に関する配慮に欠けるとして問題視され始めていた」
从i ゚ ー゚ノリ「そこで行政の奴等は…責任を猟師達に擦り付けたのよ」
176: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:49:01 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「我々は熊の数を多少減らすように言っただけ なのに猟師達は命令を聞かず熊狩りを続け… 生態系を破壊した」
从i ゚ ー゚ノリ「こんな風なでまかせを報告したのよ 既に各方面に手回しされていて、もう歯向かいようがなかったの」
从i ゚ ー゚ノリ「それに元々プライドの高い猟師達は周囲から嫌われている節もあったみたい… 本当は、猟師という仕事に誇りを持っていただけなのにね…」
从i ゚ ー゚ノリ「こうして猟師達はこの山を、町を追われた もう当時の猟師達は誰ひとりこの町に残っていないらしいわ」
178: 名無しさん@おーぷん 2015/11/23(月)23:54:23 ID:dYx
从i ゚ ー゚ノリ「だけど去り際に、猟師達はある呪いをこの山に残ししたの …それがこのプニキよ」
从i ゚ ー゚ノリ「プニキは猟師達が驚くほど知能が高く、成長するにつれてさらに賢くなっていった」
从i ゚ ー゚ノリ「…人間の命令を 言葉を理解するほどにね そして猟師達に呪いとしての役割を託されたの」
从i ゚ ー゚ノリ「それからこのプニキは山に潜んではやってくる人間を殺し続けていた…」
从i ゚ ー゚ノリ「そんなとき、ふとこの山荘に目をつけたらしいわ 音もなく侵入してきて、いきなり押さえつけられたときは死を覚悟した…」
180: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:01:22 ID:zbd
从i ゚ ー゚ノリ「だけど私は殺されなかった 代わりに人質となって、この山荘に人間を誘き寄せる手伝いをさせられたの」
从i ゚ ー゚ノリ「真弓さんのガイドの師匠… つまり私のお父さんもグルよ 私が捕まってから私共々プニキのいいなり…」
(´・ω・`) 「君のお父さんも… ということは、まさか…!」
从i ゚ ー゚ノリ「ええ、私のお父さんはガイドの中ではこの山のことを一番知ってる だから皆に信頼されている… それに、他のガイドが気づかないような微妙な天候の変化にも気づくわ」
(´・ω・`)「天候が悪くなると知っていて… わざと僕らを…?」
(´・ω・`)「容易に下山できない状況で… 確実に一人ずつ仕留めるために…」
181: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:03:44 ID:I1D
こんなんどうやって勝つんや…(絶望)
183: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:05:44 ID:zbd
(´・ω・`)「くそっ… ど、どうすれば…」
(´・ω・`)「仮に熊から逃れられたとしても、下山できずに遭難したら…」
从i ゚ ー゚ノリ「私なら…」
(´・ω・`)「…?」
从i ゚ ー゚ノリ「私なら、この吹雪の中でも下山できる… お父さんと一緒に吹雪の中何度も歩いたことがあるから…」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「どうにかして彼女を…」
レハ ゚ヮ゚ノ!「…」グッ
(´・ω・`)「…フェリス君?」
187: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:09:45 ID:zbd
レハ ゚ヮ゚ノ!「ヒナリーをはなせっ!」ダッ!
(´・ω・`)「フェリス君っ! 無茶だっ!! いくら君でも…」
プニキ「グルアァッ!!」グバアッ
レハ ゚ヮ゚ノ!「うぅっ…」
プニキ「ガオオッ!」バキッ!
レハ ゚ヮ゚ノ!「うあぁっ!!」
(´・ω・`;)「フェリス君…!!」
レハ;゚ヮ゚ノ! ニヤリ
188: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:16:29 ID:zbd
レハ;゚ヮ゚ノ! 「捕まえたっ!!」ガシィ!
プニキ「…!? グオォッ…!!」ジタバタ
レハ;゚ヮ゚ノ!「今のうちにヒナリーを! はやくっ!!」
(´・ω・`)「あ、ああ わかった!」
(´・ω・`)「ヒナリーさん! 立てますか!?」
从i ゚ ー゚ノリ「だ、大丈夫…」
(´・ω・`)「よし、はやく出口へ… フェリス君も、頑張って! こっちへくるんだ!」
プニキ「ガオォアァァァッッ!!」ブゥン!
レハ;゚ヮ゚ノ!「うげっ!!」ドガッ!
(´・ω・`)「フェリス君!!」
プニキ「グオォォ…」ギラリ
从i ゚ ー゚ノリ「危ない、フェリス! 逃げてー!!」
ガチャリ
彡(゚)(゚)「ふあぁ… よう寝たわ…」
プニキ「…」
彡(゚)(゚)「…」
彡(゚)(゚)「ファッ?」
189: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:17:00 ID:hxd
やきう民最高やわ
192: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:18:13 ID:HZc
やきう民きたあああああああ
193: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:18:13 ID:I1D
彡(゚)(゚)生きてたんかワレ!
194: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:18:19 ID:zbd
彡(゚)(゚)「え? 熊? え?」
彡(゚)(゚)「なんなんやこの状況…」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「生け贄発見!!」ゲシッ!
彡;(゚)(゚)「ほげっ!?」
195: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:19:07 ID:HZc
あっ…(察し)
202: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:21:33 ID:zbd
彡(゚)(゚)「痛た… なんでいきなり蹴られなあかんねん!」チョンチョン
彡(゚)(゚)「ん…?」フリムキー
プニキ「…」
彡(゚)(゚)「…」
プニキ「アグッ」ガブッ
彡(゚)(゚)「 あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ) 」
203: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:23:15 ID:I1D
グッバイやきう民
204: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:23:31 ID:n1e
フォーエバーやきう民
205: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:24:34 ID:zbd
(´・ω・`)「あの黄色い生き物… なんで生きてたのか? わからない 心臓も止まっていたらしいけれど… でもこの際そんなことはどうでもいい!!」
(´・ω・`)「あの熊が気をそらしている今がチャンスだ!! はやく逃げましょう!!」
从i ゚ ー゚ノリ「ええ! フェリス、大丈夫!?」
レハ ゚ヮ゚ノ!「大丈夫、走れるわ! さっさとおさらばしましょう!!」
206: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:36:28 ID:zbd
……………
(´・ω・`)「あの後、僕たちはヒナリーさんの経験と、フェリス君の超人的な感覚のお陰で無事下山できた」
(´・ω・`)「それにしても山の呪い…か あの熊は未だに山にいるのだろう 一応警察に連絡したけど、見つかっていないらしいし」
(´・ω・`)「猟師さん達の話を聞いた後だと… 複雑な気持ちだなぁ」
ガチャ
(´・ω・`)「あ、おはよう フェリス君 今日はちゃんと出勤してくれたんだね」
レハ ゚ヮ゚ノ!「おう、無能きうり豚 お前今回ほんとに役立たずだったな」
レハ ゚ヮ゚ノ!「ゲザって足なめんだよ あくしろよ」
(´・ω・`)「…」
(´・ω・`)「うん、やっぱ出勤しなくていいよ(はい、仰せのままに)」
レハ ゚ヮ゚ノ!「あ?」
(´・ω・`)「え?」
(´・ω・`)「…」
(´°ω°`)「逆ゥー!! 僕としたことがぁぁぁぁぁ!!」
レハ ゚ヮ゚ノ!「歯ぁ食いしばれ」
バキッ!!
207: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:37:25 ID:zbd
ビュウゥゥ…
ボリ、ゴキン…
バリバリ…
彡(゚)(゚)「…」
208: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:38:22 ID:zbd
彡(゚)(゚)「…惜しかったなぁ もうちょいやったのになぁ」バリバリ…
彡(゚)(゚)「…」メキョ…
210: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:38:58 ID:zTn
やきう民は不死身やしな、プニキはポイーで
213: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:39:23 ID:zbd
215: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:39:40 ID:zbd
〜終〜
216: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:39:52 ID:hxd
ヒェッ
217: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:39:53 ID:ADz
ファッ!?
218: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)00:40:56 ID:XRF
>>213
夢に出そうや
240: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)08:16:14 ID:55J
草 面白かった
242: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)09:11:55 ID:CpM
楽しかったで
243: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)09:54:18 ID:A1T
おつやで
244: 名無しさん@おーぷん 2015/11/24(火)10:59:42 ID:7q6
みんなの暇つぶしさんぼく焦げ茶色で
・ なんでも実況(ジュピター)@おーぷん2ちゃんねる に投稿されたスレッドの紹介でした
(´・ω・`)「はい、こちら原住民探偵事務所ですが」
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・彡(゚)(゚) で学ぶ遊戯王の難解なルール
・彡(゚)(゚)あれ?ワイは確かにマリアナ沖で零戦と共に墜とされたはずやで・・・・・?
・浜田「ご注文はうさぎですか?なんやねんこれ」
・彡(゚)(゚)「今日も志衛で酒でも飲むか」
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