女優の原節子(本名:会田昌江)さんが、死去しました。

画像:【原節子】
原節子
https://ja.wikipedia.org/wiki/原節子

享年95才でした。

関係者の話によると、今年8月に体調を崩し、9月5日に神奈川県内の病院で「肺炎」のために

亡くなっていたとのこと。

原さんは横浜市出身。

15才のときに「ためらふ勿れ若人よ」で女優デビュー。

若いころの原節子

昭和12年の映画「新しき土」でヒロインとなり、外国人のような彫りの深い目を引く美しさと演技で

一躍人気女優となりました。

その後、小津安二郎監督の作品に数多く出演。

日本映画界を代表する大女優としての地位を築き上げましたが、昭和37年、101本目の出演作

となった映画「忠臣蔵」を最後に42才で芸能界を引退。

住み慣れた東京・狛江市の自宅を引き払い、実姉が嫁いだ映画監督・熊谷久虎さんの住む鎌倉

五山の一つ、浄明寺の隣の敷地内に家を建て、以後、隠匿生活を送りました。

原節子(2)
http://www.sankei.com/entertainments/photos/151125/ent1511250011-p1.html

”伝説の大女優”といわれ、2000年に発表された『キネマ旬報』の「20世紀の映画スター・女優

編」で日本女優の第1位に輝きました。

動画:【伝説の女優 原節子】

お名前は度々メディアなどでお聞きしました。

原節子さんのご冥福をお祈りいたします。