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AKB49完結まであと7話



      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧   良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  
    |ヽ   ~~⌒γ ⌒ ) r'⌒ `!´ `⌒) よく頭のおかしいライターやクリエイター気取りのバカが
   │ ヽー―'^ー-'  ( ⌒γ ⌒~~ / 「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' |  大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |  王道が何故面白いか理解できない人間は
   |  irー-、 ー ,} |    /     i    人生楽しめないぞ!
   | /   `X´ ヽ    /   入  |


うむ。まったくもってその通り。
四次元殺法コンビの有名なコピペである。
ちょこっと改変したけど王道こそ面白のだ。

『AKB49』が最終回へ向けてノンストップのフルスロット。
毎回がクライマックスかという盛り上がりっぷりなのです。毎週毎週、胸に熱いものが込み上げてくる。気づくとマガジン読みながら泣きそうになって泣くのを我慢している。最高かよ!

なぜ最高なのかと言えば王道だからに他ならない!
みのりを吉永さんが見つけるのも、アリスが再登場するのも、全部お約束の予定調和です。予測できます。予想通りです。まったくもって驚きの展開でもなんでもない。食パン食いながら交差点でぶつかる転校生ぐらいベッタベタである。だがそれがいい!それでいいのだ!

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それでいいのだ

アリスが出てきてブーイングされたら、「あーどうせアリスのダンスで客はブーイングを辞めて夢中になって静まるんでしょ?」って思ってたら、本当に何の捻りもなく殆どそのまんますぎる予想通りの展開が繰り広げられてしまった時なんかね。もうね。私は思わず空を見上げたね…。泣くのを堪えるのに!

完全無欠の予定調和のお約束である。
デジャブっていうのかな。ぶっちゃけ、今の最終回間際の一連のエピソードはどっかで見た事あるぞ~。今のピンチと解決策が以前やった展開を踏襲してんだよね。

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以前やってるやん!

公演が遅れて場を繋げる、前座ガールズ、ピンチの時に以前の仲間が来た、みのりが出てって帰ってくる、パフォーマンスでアンチをねじ伏せる…etc。今やってる展開は以前に見た事あるんです。最終回間際でほとんど同じ事やんの。焼き直し?いえいえ集大成なのだ。これぞ王道ですよ。今までの様々な出来事がデジャブってここに収束している。熱すぎんだよ!胸が熱い。熱いよー!

今の最終回へ向かうラストは集大成なり。
アリスの歌う曲もサブタイも「放課後下克上」ってあんた!これ涙腺をクリティカルヒットじゃん。意外性も何もない。だからこそ素晴らしい吉永さんがみのりに歌った「会いたかった」は素で知らなかったけど、「放課後下克上」は知ってます。知ってますよ!GEKOKU嬢(みのり、吉永さん、岡部のユニット)のデビュー曲です。

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放課後下克上

この曲をアリスが歌う意味…分かります?(高田延彦風に)
耳が聞こえなくなり絶望していたアリスを救った曲ですね。と同時に、これから耳が聞こえなくなるアリスへみのりが送った未来の曲でもある。吉永さんがみのりだけに屋上で歌ったのも、以前にみのりがアリスだけに屋上で歌ったのとデジャブなんだよね。あの時、歌った曲が「放課後下克上」です。手話で

「こう(手話)すれば声は届けられる!これから少しずつ手話の勉強するから!AKBの曲全部、踊りながらできるようにするから!だからもう…終わりみたいに言うな!」である。今のアリスの耳が聞こえてるかどうかは知らんが、アリスは終わってねーんだよ

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アリスは終わらんよ!

あの時「先輩!私手話わかんねっス」って言ってたけど、覚えて帰ってきたんだろう、と。身体全部を使った手話やってんだよね。観客にアリスの台詞が伝わってる!読者にも伝わってる!震えたね。目頭が熱くなった。

ま、今回のキモはアリスじゃないんだけどね。
戸賀崎さんだよ。うん。モチのロンでアリスには胸熱になったし涙腺をヒットさせた。他にも春子もサクラもたかみな先輩も良かった。でも、今回のベストは戸賀崎さんである。彼は初期、吉永さんが父親にアイドル辞めるように迫られる中で、かばってぶん殴られながら、こんな事を言っていた。

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戸賀崎という男の中の男

アイドルをやりたいという情熱それに勝る才能はない

アイドルはいつ死ぬと思う?
偶像でなくなった時…違う!
歌の上手さ…違う!
ダンスのキレ…違う!
アイドルをやりたいという情熱を失った時さ!

これだよなー!
みのりは男とバレても、それでもアイドル道を突き進んだ。
「ごめんなさい」と謝ったのです。全員に正体をバラしたのです。大事件である。でも、普通に流す仲間とスタッフ。男がAKB…?そんなん関係ねー!って感じで。震えたね。戸賀崎さんが以前に言ってた通り。アイドルをやりたいという情熱ですよ。オトコ…それが何か?ですよ!

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オトコ…?それがどうした?

アイドルをやりたいという情熱、それに勝る才能はない…である。
みのりの性別がバレても仲間が許してくれるというか認めてくれるのも予定調和ですよ。分かってました。性別は関係無いと認めてくれる展開は。意外性も何もない予想通りの流れ。なのにさ。お涙頂戴の基本をガッチリと押さえた最上の話を読まされて泣くなって方が無理でしょ。熱くなるなっての無理でしょ。超最高!超感動!これが王道だよ!リアルタイムでAKB49のスパートを見れる幸せ。

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オスカー俳優ラウルの推薦でハリウッド映画のヒロインオーディションを受けることになったみのり! 世界中の売れっ子歌手や女優が並みいる中、合格最有力候補は、全世界でシングル累計1000万枚突破した超新人“Elena”! 事実、圧倒的な強さで一次審査を通過したElenaだったが、彼女の顔を見てみのりは驚愕!!! 「お‥岡部‥‥っ! 岡部だろ!!」