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1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:43:40.6199YMqZO4c0.net
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ジョナサン「…船の爆発以降の記憶が無いが、これは一体どうなっているんだ…」
ジョナサン「……身体は…少し痩せたみたいだけどぼくのものだ。間違いない」
ジョナサン「この星の痣は僕らジョースター家に代々受け継がれる印だと父さんから聞いたことがある」
コンコン
ジョナサン「誰だッ!?」
ガチャ
ヴァニラアイス「お休み中、失礼します…御存知かとは思いますが…10分ほど前ジョースター達がこの館へ侵入しました」
ジョナサン「………」ゴゴゴゴゴゴゴ
ジョナサン(この扉の前から聞こえる声は誰だ…?いや…それよりもジョースター達とは…ッ!?)
-
2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:44:05.516lxYIN6cV0.net
-
ふむ
-
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:46:48.8469YMqZO4c0.net
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ヴァニラアイス「更に…ダービーが敗北した事をご報告します」
シ―…ン
ヴァニラアイス「……。」
ヴァニラアイス「…DIO様?」
ジョナサン(やはりだ…ぼ、ぼくはディオだと認識されている…!)
ジョナサン(推測するに…この顔は間違いなくディオ!恐らく船の爆発の際…ディオはぼくの身体を乗っ取ったのだッ!!)
ヴァニラアイス「DIO様…体調が優れないので?」
ジョナサン(…ぼくの身体なのにまるで別人のようだ…波紋の呼吸は覚えて居るけれど、もうこの身体は完全に吸血鬼と化している…)
ジョナサン(……。…とりあえず情報を探らなければいけないッ!)
ジョナサン(ディオ…ディオを演じるんだッ!そしてそれとなく情報を得なければ!)
ジョナサン「ダー…ダービー…は優れた戦士だった…。ダービーは何故負けたと思う…?ええと…入れ。」
ヴァニラアイス(…戦士?)
ヴァニラアイス「はっ」
-
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:53:08.5459YMqZO4c0.net
-
ジョナサン(それらしいセリフを言うんだ…話を合わせるだけで良い…彼からまずは情報を集めよう…)
ジョナサン「その…ジョースターたち…は、目的の為にはきっと…命を捨てても良いとさえ思う…戦う理由がある…そうだね?」
ヴァニラアイス(そうだね…?)
ヴァニラアイス「…かもしれません…」
ヴァニラアイス「ジョセフ・ジョースターの娘…でしたか…下らん理由ですが…」
ジョナサン「!…そう、その娘のためなら…命をひきかえにしても良いとすら思っている…他の…ええと…なんだっけ…」
ジョナサン「…」
ヴァニラアイス「…承太郎や花京院…ポルナレフ…モハメド・アヴドゥルですか」
ジョナサン「そうッ!彼らもだ…!」
ヴァニラアイス「…DIO様…あなたの逸るお気持ちは…今に解消されるでしょう…問題ありません…」
ジョナサン「え…?」
ヴァニラアイス「わたしが最後の一人であろうとも…問題はありません。奴らはすべて始末します」
ジョナサン「ま、まってくれ…ッ!彼らとはぼくが!!」
ヴァニラアイス「!!」
-
9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:55:46.549hDL+dI3V0.net
-
はよ
『ジョジョの奇妙な冒険』で英語を学ぶッ!
-
11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:56:48.83801xDU95fp.net
-
支援
-
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 07:57:15.8879YMqZO4c0.net
-
ヴァニラアイス「このヴァニラアイス……DIO様の為とあれば命を投げ打つ覚悟も出来ています…」
ヴァニラアイス「ダービーや他の者の前例から…不安を覚えられるお気持ちも…分かります」
ヴァニラアイス「察するに…DIO様の首の傷は…あと一人の生き血があれば、完全に馴染むはず」
ヴァニラアイス「…」スゥオオオォオ
ジョナサン「…?」
ヴァニラアイス「わたしを信頼出来ないとあれば…せめて……」
ジョナサン(なッ…なんだッ!?かれの背後からもう一人…いや…これはッ!?)
ヴァニラアイス「お受け取りください!!!」
ド ン
グシュゥ――z____ッ
ジョナサン「なっ…なにをするだァ―――ッ!!?」
-
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:00:34.3629YMqZO4c0.net
-
ドク!ドク!ドク!ドク!ドグ!
ジョナサン「ヴァニラアイス…!そんな…な、なぜッ!く…っ!」
ドグッ ドグッ ドグ ドグッ
ジョナサン「…ぼ、ぼくの…察するに…子孫たちが…ぼくを殺しに…来ている…?そんな馬鹿な…」
ジョナサン「いや…それよりも…」
ジョナサン「……死者は死者。ぼくに出来ることは貴方を悼むことだけです」
ジョナサン「どうか、安らかに。」
―ヴァニラアイス 再起ふn
DIO(待てッ!!)
ジョナサン「ぐ…ッ!?な、なんだ右手がッ!」ビクッビククッ
DIO(おのれ…くたばりぞこないが…まさかこのオレの意識を乗っ取ろうと画策して来るとはな…)
DIO(だが所詮は死にぞこないよッ!このDIOの精神を乗っ取るなどと言う事が出来る訳がないッ!)
ジョナサン「う、うおお…ッ!両腕が勝手にッ!これは…!ぼくの中にディオがッ…!?」
DIO(未だ主導権は貴様にあるようだなジョジョォ!だが、マヌケが…!この両腕の制御は頂いたッ!)
DIO(ヴァニラアイスは優れた部下だった…死なすには惜しいッ!)
ジョナサン「な、何をッ!」
-
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:06:05.3989YMqZO4c0.net
-
DIO(知れたこと…このDIOの血で蘇らせる。貴様から身体を奪うのはその後で良い)
ジョナサン「ぐ…!ディオ…!きさま、まだそんな事をッ!させるかァァ―ッ!!つああッ!!」
ジョジョはその場で吸血鬼の脚力を用いて5mゲイン!
ヴァニラアイスの遺体から飛び跳ねて屋根に激突、貫いて辺りに木片を散りばめ倒れ込んだッ!
DIO(うぐううあああ~~~ッ!?お、おのれ!痛みはオレにも掛かるのかッ!)
ジョナサン「これ以上吸血鬼やゾンビを増やさせはせんッ!!」ゴロゴロゴロ
DIO(やめろジョジョォォ!!くだらん抵抗はよせッ!!)
転がろうとするジョナサン、両腕でベッドの脚を掴み阻止せんとするDIO!
さしものベッドも吸血鬼の握力に悲鳴を立てていたッ!!
-
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:09:04.3609YMqZO4c0.net
-
ズ――…ン
アヴドゥル「なんだ、この地響きは…ポルナレフ…イギー…気を付けろ…さっきの幻を使うスタンド使い以外にも何か出るかもしれん」
ポルナレフ「だろうな…オレもこれでDIOにすんなり会えるとは思っちゃいねぇ…」
イギー「ウゥーッ…」
DIO(ウヌヌヌ…!)
DIO「…!フハハハ…!やったぞッ!今の衝撃で身体の半分の制御が戻ったッ!」
ジョナサン「…!?ぼ、ぼくの左半身が…!う、動かない…!」
DIO「ええい…!引っ込んでいろ、ジョジョ!!」ボグァッ
左拳で右の頬を殴り付けるDIO!
ジョナサン「ううッ…!」
DIO「今だ、蘇れ…ヴァニラアイスよ…!」ダバダバ
ヴァニラアイス「…DIO…様…」
DIO「ヴァニラアイスよ…今は言う事は無い。ジョースター共を一刻も早く始末してみせろ…期待しているぞ」
ヴァニラアイス「…必ずや期待に応えましょう」ガオンッ
ヴァニラアイス(不自然なくらいに右半身が何かに引っ張られる様に反り返っておられたが…なんなのだ)
-
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[age] 2015/11/22(日) 08:10:06.888+8UDzXbD0.net
-
支援
気づかないヴァニラアイスかわいい
-
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:15:28.8729YMqZO4c0.net
-
ヴァニラアイス「……予定より大幅に時間を消費してしまった…コレでは奴らの位置を予め固定させるための落書きのトラップも…設置できん…」
ヴァニラアイス「止むを得ん…ここから叩くか…」
ギャオッ――z___ンッ
イギー「!?」
イギー「ウガァーッ!!」
アヴドゥル「! イギーの耳をアテにするまでも無い!なんだアレは…顔だけのスタンド!?」
ポルナレフ「突っ込んで来やがるぞッ!!」
ヴァニラアイス「死ねい…ッ!!!」
アヴドゥル「退いていろポルナレフ…ッ!!マジシャンズ・レッド!」
シュゴォオ―ッ
-
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:17:48.706SMMZFUTf0.net
-
SS自体ひさびさだわ
支援
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21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:20:30.5419YMqZO4c0.net
-
アヴドゥル「不気味なスタンドだが、炎の海に呑まれては手も足も出ないようだな…!」
ポルナレフ「…へっ…こんがりと焼け焦げたみてーだな…」
ガ オ ン
アヴドゥル「!?」
『魔術師の赤』が繰り出した炎の渦を呑み込んであらわれたクリームッ!
そのまま一直線に突っ込んで来ると、アヴドゥルの左腕を削り取って壁を呑み込み消えてしまう!
アヴドゥル「うおおあああああ―ッッ!?」
イギー「ハアッ ハアッ ハアッ」
ポルナレフ「あっ…アヴドゥルゥウウーッ!?なんだ!?チクショウッ、当たってたはずだぞッ!」
ポルナレフ「お、おい…大丈夫かアヴドゥル!」
アヴドゥル「離れてろ…!わたしの近くに来るんじゃあないッ…!」
ヴァニラアイス(おの…れ…回避しそこねた…く…ッ…だが…まずはアヴドゥルの腕を奪った…)
-
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:27:27.2349YMqZO4c0.net
-
ポルナレフ「おまえを見捨てて行けと言うのなら、悪いがそれは出来ないぜ…!」
ポルナレフ「約束はしたが、どの道ここであのヤローをブッ殺さんとDIOのやろうにも辿りつけねえッ!」
アヴドゥル「まったく…言うことを聞かんやつだな…!…その場で聞け、イギーもだ…」
アヴドゥル「わたしの腕は……見ての通り奪われた…だがこれは切断だとかそういうものじゃあない…血が出て居ない…代わりに煙が噴き出しているがな…」
ポルナレフ「あ…ああ…不気味な傷口だ…まるで…」
アヴドゥル「…まるで削り取られたようだな…恐ろしいスタンドだ」
ポルナレフ「あ、有りかよそんなスタンド…」
アヴドゥル「目の前に居る以上疑う余地はないな、良いか…ヤツのスタンドが見えなくなると同時にわたしの炎に丸い風穴が空いた…」
アヴドゥル「スタンドの正体は物体を呑み込む能力だ…!この部屋を燃やす…奴がわたしの炎を呑み込んで来たところを叩くのだ」
イギー「グゥルルルル…」
-
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:31:24.4659YMqZO4c0.net
-
ポルナレフ達とヴァニラアイスが死闘を繰り広げている頃
DIO「ジョジョ…所詮お前はこのDIOに常に一歩先を行かれる宿命よ。お前がおれの邪魔をするなど大それた事だったな…」ククッ
ジョナサン「…くっ…生命を弄ぶその醜悪なる所業…最早許さんッ!ディオ!このまま波紋の呼吸でおまえごと地獄へ行くぞッ!!」
DIO「!?」
DIO「ば、馬鹿な真似は止せジョジョ…!早まるな!」
ジョナサン「問答無用ッ!!!」コォ
DIO「…」ニヤリ
ジョナサン「…は、波紋が練れない…」
DIO「フン…無駄、無駄。波紋などとつまらん技は既に100年前対策を打ってある」
DIO「体内で気化冷凍法の要領で超低温へ肉体を保てば波紋なぞ練れんのだッ!!」
ジョナサン「く…ッ!!ならばッ!此処で決着をつける…!!」ボッグォォオ―ッ
炸裂するジョナサンの右拳!唸りを上げた鉄拳がディオの左脇腹へ突き刺さるッ!
呻きを上げ吐血したDIOはジョナサンの右腕を左手で掴み退けようとするが、ジョナサンは退かない!
DIO「ぐぉおああああーッ!?ジョジョ、きさまァ!」
ジョナサン「ぐ…ッ!一緒に死んで貰うぞ、ディオ!僕らはこの時代に居るべき人間ではないッ!!」ボゴッボゴッボゴッ
DIO「ぐばっ…グババババァーッ!よせぇッ…!おまえも死んでしまうぞッ!」
ジョナサン「……ジョナサン・ジョースターもディオ・ブランドーも既に死んだッ!ここに在るのはその亡霊だッ!ディオ、帰るんだッ!」ボゴッボゴッボゴッ
-
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:36:58.1179YMqZO4c0.net
-
ポルナレフ「…はあ…はあッ…」
ポルナレフ「なんとか…勝てたが…。アヴドゥルは左腕と右脚の膝から下を失っちまった…」
ポルナレフ「イギーも折れた肋骨が肺に刺さってやがる…。二人とも動けば危険だからな…」
ポルナレフ「屋敷の外で待機して貰った…DIOとはオレが決着をつけるぜ…」
ジョジョ、キサマァ
シンデモラウゾ、ディオッ
ポルナレフ「…?…この階段の上から声がするな…やはり上に居やがるのか…」
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25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:39:45.213fq6EgVc6a.net
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自分で自分本気で殴るって難しいよな
-
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:40:55.261GftQmQGHd.net
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自分をボコりながら喚いてるDIO想像したらシュール
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27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:44:47.6909YMqZO4c0.net
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DIO「!? ぐ、ポルナレフか…ジョジョ、止せッ!」
ジョナサン「問答無用…ッ!」
ポルナレフが階段の踊り場へと足を掛けたと同時、上階の廊下から文字通り転がり現れるDIO!
ポルナレフの眼に映ったのは腹と口から血を垂らし顔面を腫れ上がらせた四つん這いの宿敵の姿だったッ!
ポルナレフ「ど、どうなっていやがる…説明しろ、DIO!」
DIO「ぐぶッ!!ごばばッ!やめ…やめろジョジョ!!」バキッ
ジョナサン「おおおおッ!!きみがッ!死ぬまで!殴るのをやめないッ!」ドガバキドゴッ
DIO「うげぇぇえッ!図に乗るなよ、KUAAッ!」ドズッ
ジョナサン「ぐあああッ!!!」
ジョナサン「……き…切れた…ぼくの中で…この身体との…決定的な…なにかが…」
DIO「ポルナレフ…次はきさまだッ!」
ポルナレフ(…な、何か良く分からねーがとてつもなくヤバイぜ…コイツ…!)
-
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:48:18.8979YMqZO4c0.net
-
DIO「…ハアッ…ハアッ…ジョジョは消えた…このDIOの肉体の何処にもジョジョは感じん…」
DIO「…おめでとう、ポル…ナレフ。妹の仇は打てたし極東からの旅も無事此処まで辿り着けたと言う訳だ…」
手の甲で鼻血を拭い、折れた鼻の骨を元の位置へ調節しながら労うDIO
ポルナレフ「…ケッ、イカれた野郎に祝われても嬉しくねーな。頭の可笑しくなった野郎を哀れに思わなくはねー」
ポルナレフ「一思いに一撃で再起不能にしてやるから掛かってきな」
DIO「…フッ…そう焦らなくてもよいではないか?ポルナレフ…ひとつチャンスをやろう」
DIO「その階段を二段降りろ…再びわたしの仲間にしてやろう」
DIO「逆に…死にたければ……」
ポルナレフ「……ッ」
DIO「足をあげて階段をのぼれ」
-
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:54:01.8189YMqZO4c0.net
-
ポルナレフ「…この期に及んでわけのわからねー姑息な脅しかい」
ポルナレフ「だがな…今のおれに迷いはない。この45日余りの旅と仲間との絆がおれの中からおまえへの恐怖を消し飛ばした…」
DIO「本当に…そうかな…?では、階段を昇るが良い…」
ポルナレフ「…」
DIO「…」
ポルナレフ「…。」スッ
ガシッ
DIO「!!」
ポルナレフ「のぼったぜ…DIO。さあ…はじめようか」
DIO「……。」
闘志を剥き出しにするポルナレフを前に、眉を吊り上げ汗を滲ませるDIO!
この時、ポルナレフの闘志に臆したわけではなかったッ!
DIOが驚いたのは、「時間」が「止まらない」が出ないという不測の事態ッ!
-
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 08:54:49.7639YMqZO4c0.net
-
日本語可笑しい
最後の「出ない」とかいらなかった
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33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:02:39.2379YMqZO4c0.net
-
DIO(ばかな……時間が止めれん、などと…こんな事があるのか…?)
DIO(…。)
そっとスタンド『世界』の右腕を自身の腕から透過させるように出現させる…
もちろんキッチリと出ていた。
DIO(どれ…)
ドォオ―――z__ン
DIO「…止まった…。…思い違いか…?あるいは、まだ能力が完全に制御出来ていないのか…」
DIO「まあいい…その気になれば時間など止めずともポルナレフ程度どうにでもなる…」
DIO「そして時は動き出す…」
ポルナレフ「いくぜ…!ジョースターさん達の出番はないぜッ!!」
-
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:05:26.5119YMqZO4c0.net
-
ドドド ドドドドド
ドドドドドドド
DIO「…フン。では死ぬしかないな!ポルナレフッ!」
ズォオオッ
ポルナレフ「それがザ・ワールドかッ!来い――ッ!」
ドッ…グシャァ―z___ッ
意外ッ!それは背後から思い切りDIOの頭を殴り倒す『世界』ッ!
メキャ メキャ
メキャ
DIO「な…なんだと…まさか…ッ!」
DIO「うぐうああああッ!!」
階段を転げ落ちポルナレフの脇を転がり、そのまま下まで落ちるDIOッ!
ゴロゴロゴロッ
ドザァ―――ッ!
ジョナサン(世界)「戻って来たぞ!!ディオ!!!」
ジョナサン(世界)「きみの命運…!今、尽きたッ!」
ポルナレフ「は!?」
-
35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:09:37.390DjohTdeS0.net
-
ジョナサンは一番精神強いもんな
スタンドになってもおかしくない
-
36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:10:27.050GftQmQGHd.net
-
ワロタ
-
37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:16:30.8059YMqZO4c0.net
-
ポルナレフ「う、うわ…うわぁぁ…ッ!!!」
先刻の状況にすら恐怖を抱いていたポルナレフは、最早頭で理解出来る範疇を大きく越した現象に後退った!
一方で蹲るDIOの脇腹を右脚で滅多蹴りするザ・ワールド!
ズドォッ ズドッ ドズッ
ボゴッ ドゴォッ
ジョナサン「今度は逃がさんッ!!ディオ、ここで終わらせるんだ…!!」
DIO「ガハッ…!ぐあああッ!ま、まて…ッ!うげッ!」
くるり
ジョナサン「きみ…!早く逃げるんだ!ディオとはぼくが決着をつけるッ!!」
ポルナレフ(い、意味が分からねー。オレも頭がイカれちまったのか…!?)
火事場の馬鹿力でジョナザ・ワールドの猛攻を掻い潜り走り逃げるDIO!
DIO「おのれッ…!」バッ
ジョナサン「逃がさん、ディオ!!」バッ
刹那、壁が轟音を立てて破壊されるッ!
ジョセフ「安心するんじゃ…ポルナレフ」
ポルナレフ「……あ、あぁ…」
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38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:22:13.3999YMqZO4c0.net
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ポルナレフ「やつを追う前に言っておくッ!おれは今…やつのスタンドを、ほんのちょっぴりだが体験した…」
ポルナレフ「い…いや…体験したと言うよりはまったく理解を超えてたんだが…」
ポルナレフ「あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!」
ポルナレフ「DIOが俺の前でスタンドを繰り出したと思ったら、次の瞬間ブン殴られていた…」
承太郎「…?」
ポルナレフ「な…何を言っているのかわからねーと思うが…DIO自身も何をされたのか分からないって顔だった…」
ポルナレフ「頭がどうにかなりそうだった…催眠術だとか幻覚だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねー…」
ポルナレフ「もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
花京院「すみません、ジョースターさん…ぼくには理解が出来ていないのですが…」
ジョセフ「……わしもじゃ…ポルナレフ。それは本当に現実か…?」
ポルナレフ「こ、この目で見た…!間違いねえッ!まるでスタンドが別の人間みたいに喋って来たんだ!」
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39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:25:47.2009YMqZO4c0.net
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カイロ市街
DIO「はあっ…はあっ…。…うぐ…うぬぬぬ…」ズル ズル
DIO「プッチ…プッチへ連絡を…取らなくては……もはやジョジョはこのオレの手には負えん…」
DIO「ディスクにしてしまい…天国へ行く手段のついでに始末してやるッ…」
DIO「!!」
ゴゴゴゴゴゴ
ジョナサン(世界)「ディオ……逃がすわけには…行かないぞ…」
DIO「おの…れ…ジョジョォ…ッ…!」
ジョナサン「立つんだ…!ぼくの因縁にはぼくが決着をつけるッ!」
DIO「いい気になるなよッ!所詮はこのDIOのスタンドッ!主従関係を分からせてくれるわァ―ッ!!」バッ
ジョナサン「おおおおッ!!幽波紋疾走(スタンドドライブ)連打ァ――ッ!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴ
ドッゴォ――z____ッ
DIO「うぐおあああああ!?」
DIO「ば、ばかな…このDIOが…このDIOがあああああッ!!!」
ドガパァーッ
ジョナサン「……さよなら、ディオ…」
ジョナサン「……」
ジョナサン「あれ…?」
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41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:28:56.6569YMqZO4c0.net
-
ジョナサンは…独立したスタンドとしてこの世に残された
そしてその後、承太郎の同意を経て守護霊として付き従う様になったのだ
スタンド使いの間では「無敵のスタープラチナ」の空条承太郎は、
弾丸をも摘まむほどのスピードと精密さ…そして時を止める能力を有し、
しかもそのスタンド像は二体にも及ぶと噂が立った
第三部 完
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42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:29:02.0368Omf0ONq0.net
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ん?
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43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:29:39.563DjohTdeS0.net
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プッチにも勝てそうだな
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44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします[] 2015/11/22(日) 09:30:18.172GftQmQGHd.net
-
四部はよ
煽り等の発言は確認できた場合アクセス禁止にする場合があります。ご理解ください
したらばを掲示板作りました!
コメント一覧
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- 2015年11月27日 22:20
- 4部と直々にぶちのめしに来た五部と6部もお願いいたします頑張ってください
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- 2015年11月27日 22:51
- クッソワロタwww
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- 2015年11月27日 23:12
- 最後だけ雑すぎww
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- 2015年11月27日 23:12
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恐怖の二重人格者ジョジョ
っていう連載前のジャンプ予告を思い出した。
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- 2015年11月27日 23:19
- クソワロタwwwwwww頼む、4部5部6部も読みたいwwwwwwww
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- 2015年11月27日 23:24
- ジョナサン(世界)www
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- 2015年11月27日 23:27
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ss読んでていつも思うんだけどよくこんな話思いつくよな
その発想力に純粋に嫉妬してしまう
でこれはある意味DIO自身が自滅したってかな?面白かった
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- 2015年11月27日 23:35
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スタープラチナがジョナサンの英霊云々のスレ思い出した
そしてジョナサン強い(確信)
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- 2015年11月27日 23:50
-
まぁ歴代ジョジョの中で身体スペック明らかにおかしいよなジョナサン
波紋無しでなりたてとはいえ吸血鬼倒してるのほんとおかしい