韓国LGは26日(現地時間)、経営幹部の人事異動を行うことを発表しました。
プレスリリースによると、今回の人事異動には、新たに就任した3人の経営幹部に従来よりも高度な独立性と責任能力を与え、これまで以上に迅速な意思決定を促進するとともに、子会社4つの自治権を強化する狙いがあるとのことです。
モバイル事業においては苦戦が報じられる一方で、家電事業において堅調な経営を続けるLGですが、両事業を統括する幹部の権限を強化することにより、両事業の流動的かつ円滑な運営を可能にして将来の成長が予測される他部門の解放を図り、より大きな純利益の計上を達成する計画とされています。
なお、この人事異動は12月1日より実施され、2016年の早い時期に開催される株主総会をもって完了することになることが明らかにされています
先日には、LG最大のライバルであるサムスンが最大で全従業員の30%にも及ぶ大規模解雇を計画している可能性も指摘されているほか(過去記事)、12月初週にも経営陣の刷新を発表する見込みとされており、どうやら韓国を代表する大企業はともに苦戦を強いられているようです。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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