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ロジクールのiPad Pro向けキーボードケース『iK1200』実機レポ。純正より使いやすいMacBook風キーで軽快タイピング - Engadget Japanese
iK1200

11月27日に、ロジクールがiPad Proと同時に発売したキーボードケース「iK1200」の説明会が開催されました。早速、タッチ&トライでの実機使用感をお届けします。

価格は同社直販で1万8880円(税抜)と安価ではありませんが、キーボードとしての完成度などは純正オプションとなるSmart Keyboardより使いやすいと呼べるほどの完成度です。

Logicool iK1200

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23 枚



iK1200

ロジクールは、iPad向けキーボードを5年前から出し続けており、クオリティに関してはNo.1を自負しているそうです。今回は、iPad Pro発売前よりAppleと協力してiPad Pro専用にデザインし、様々なフィードバックを受けて細部まで作り込んできたので、ある意味では純正キーボードと言っても良いのではないかと、iPad Proとの親和性を強調しました。

iK1200

iK1200の大きな特徴となるのが、19mmキーピッチのバックライト付きフルサイズキーです。iOSの仕様上US配列のみですが、タイピングポジションに設定した状態ではあたかもMacBookのような感触を得る事が出来ます。
また、iPad mini用などと比較すると、面積の大きさを活かしてメディアキーや各種オプションキーが独立して配置されているため、ここでも利便性を向上しています。

iK1200

キートップはわずかにくぼんでおり、1.5mmのキーストロークとあわせて絶妙なフィット感とタイピングのしやすさに繋がるとしています。実際にタイピングしてみましたが、軽快でタイプしやすい印象を受けました。

iK1200

ロジクールの製品担当である黄佑仁氏は、「Smart Keyboardと比べると厚く(19.9mm)、重く(725g)なってしまったが、ロジクールでは、キーボードとしての使い心地、機能を追求したので、直接は競合しないだろう。今までのiPad用キーボードではロジクール製品が70%のシェアを持っているが、添付率(本体台数に対してキーボードが購入される率)としては一桁であったので、Appleが純正キーボードを出した事で市場が活性することを期待したい」と紹介。

純正のSmart Keyboardは軽量で、本体カバーと一体となっているため、スマートな持ち運びを重視する層に向きますが、iK1200は保護性能もあり、なおかつタイピング感を重視するヘビーユーザーにも満足してもらえると分析しています。

iK1200

キーボードとしてのセッティングを解除して寝かせて使用する事も出来ます。このポジションでは、Apple Pencilによる使用を想定しています。収納状態からタイピングポジションへ、そして寝かせたポジションへの移行もスムースに行えます。

iK1200

その他、iPad Proのアンテナに干渉しないよう、アンテナの位置には金属パーツを使用しない点、閉じた時にしっかり閉じるようマグネットを効果的に使用している点など、細部まで作り込んでいます。

また、現時点ではiOS側の制限もあり、日本語キーボードの予定は無いとしていますが、iOSの対応などにより、日本語キーボードが用意できるようになったら、速やかに対応したいという事です。

iK1200

ロジクールでは本製品をCREATEシリーズとしてカテゴライズしています。iPadは従来、情報を表示したり映像や写真などを見る、フォームに入力するなど、いわゆるコンテンツビューワーとして位置づけられてきました。

しかしiPad Proでは絵を描いたり、文章を入力するなどクリエイティブな用途が出来るようになったため、ロジクールとしても作品を創造するのに適したパートナーとして見ており、今後もこうした路線の製品を作っていくことをアピールしました。今後の製品にも期待できそうです。

なお、iK1200の基本仕様に関しては、発表時の記事を参照ください。

iPad Pro専用のペアリング&充電不要なキーボードケース『CREATE iK1200』、ロジクールが発売。バックライト付き
ロジクールのiPad Pro向けキーボードケース『iK1200』実機レポ。純正より使いやすいMacBook風キーで軽快タイピング

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