ファミ通より

アクアプラス・下川社長にインタビュー

以下、気になった部分だけ抜粋して要約

(アクアプラス作品のヒット率が高い理由は？)
下川「私からすれば、そこまで高いという印象はない。3年から5年ごとに10万本を狙えるタイトルを出したいという熱意は強く持っており、採算はあまり追求しないというところがあった。
『偽りの仮面』の採算分岐点は12万本です。
PS2版『ToHeart2』も10万本販売したが赤字だった。でも『XRATED』版を出して回収できた。
『偽りの仮面』に関しては、XRATED版は100%発売しないので回収できてよかった(笑)」

(最近アダルトゲームを出していないが？)
下川「アダルトゲームは、アダルト要素が評価され売れているタイトルとアダルト要素はおまけでそれ以外の部分で勝負しているタイトルがあり、弊社は主に後者のものが多い。
しかも、弊社の場合はコンシューマ版を持っている人が圧倒的に多い。ひとりでも多くのユーザーにプレイしてもらいたいという気持ちがある。
作りたくないから作っていないというわけではないが、PC向けアダルトゲーム市場の先行きは厳しいとも考えている。
ただホワイトアルバム2のようなアダルト要素があったほうが引き立つ作品は企画次第ではやるかも」

(偽りの仮面の駅前広告で「ゲームをスマホから取り戻す」というキャッチコピーが話題になった)
下川「ゲームを本気でやろうと思っている人たちに届けたかった。ある意味プロモーションとしては成功したと思う。
もちろん、時代の流れでスマホを無視することはできないし、弊社もスマホゲームを出してる。
今後もスマホでやるべきタイトルは出していく。
『うたわれ』に関しては、身近に持ち歩いて楽しめる何かを作りたいと思っている」

(『二人の白皇』と『ダンジョントラベラーズ2-2』以外に仕込んでいるタイトルは？)
下川「絶賛企画中。ダントラ2-2のチーム以外は『二人の白皇』に総動員しているので実際の所動けない。」

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