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知的障害の元生徒にわいせつ　愛知、中学時担任を疑いで逮捕

　　特別支援学級の教え子だった知的障害のある少女にみだらな行為をしたとして、愛知県内の公立中学校に勤務する５０代の男性教員が２９日、児童福祉法違反の疑いで、同県警に逮捕された。関係者への取材で分かった。

　関係者によると、教員は今年６月ごろ、在学中に担任をしていて既に卒業した少女に対し、１８歳未満と知りながら、県内のホテルでみだらな行為をした疑いが持たれている。

　少女は教員によるみだらな行為が１年生のころから始まり、校内のトイレやホテルなどで繰り返し被害に遭ったとの趣旨を訴えているもようだ。卒業後も携帯電話で、教員から関係を要求されていたといい、県警は少女の証言の裏付けを慎重に進めるとみられる。

　県警は「被害者が特定される可能性がある」として、逮捕した事実を発表していない。

　特別支援学級などを担当する教員をめぐっては今月、名古屋市千種区の市立中学校で、５０代の男性教員が知的障害のある男子生徒の頭を殴り、約１週間のけがを負わせていたことが判明したばかり。県警が傷害の疑いで捜査している。

　三重県でも７月、４０代の男性教員が児童に体罰を加えたとして、減給の懲戒処分になった。

（中日新聞）
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015113090090444.html