きゅうりで驚くネコの動画に獣医が警告→米読者の反応は?
きゅうりに驚き成層圏に届く勢いでジャンプするネコが海外でまた話題を呼んでます。
あれに触発された愛猫家が次々動画を掲載してるんですが、「トラウマになるからやめれ」と、カナダのカルガリー・キャット・クリニックのLara Chan医師は警告してますよ。以下は、カナダのCBCニュースによるChan医師へのインタビューからの抜粋です。
あの長っ細い野菜を見ると、ネコは本能的にヘビを連想してしまうらしく、それは生まれてこのかた一度もヘビ見たことないネコにでも起こるのだとChan医師は語る。
「つまりは自衛本能ね。ネコは捕食者のイメージだけど、餌側になることもあるわけでして。あんなに小さいし。ヘビにやられたらひとたまりもないのよ」
あのいたずらを飼いネコにやった人は無意識のうちに、きゅうりを一生怖がるネコにしてしまった可能性もあるという。
「怖がらせてるんだから。あんなに慌てふためくのは、襲われるってビビるから。安全&安心なはずの家で、やることじゃないわ」
へ~。下手すると一生きゅうりがトラウマになって、そばにきゅうりは一生置けなくなるとのことです。この専門家の見方に米Gizmodo読者からは早速こんなコメントが集まってますよ。
・1行でまとめると「ネコが怖がるから怖がらせるな」ってことね。
・あと「動物・子ども怖がらせて喜ぶ外道になるな」ってこと。
・ネコ好きな人とも話したけど、これ暴論。ネコなんて四六時中お互い奇襲かけ合って遊んでるし、驚くと普通に飛び上がるでしょ。うちの年長のネコは小さい頃ひとりぼっちだったから、よく物影に隠れて驚かして遊び相手になってあげてたけど、別に今は世界一どっかり落ち着いたネコだよ。
・だね。ちょっと大げさに考えすぎ。 ネコなんてしょっちゅう驚いてる。本当にこれで害になるんなら、世の中トラウマのネコだらけになるけど、そうじゃない。
・いやほんと。うちも裏庭にヘビそっくりの棒が1本か2本あるけど、ネコはあったかい時は平気で外出てる。本当にヘビのかたちしたものが怖いなら、絶対出ないと思う。
・あーよかった、自分と同じ意見の人がいて。自分もしょっちゅうネコ驚かせて遊び相手になってるけど、どこもおかしいところない。みんなちょっと過保護なんじゃないかな。ちなみにきゅうりも試したけど、一瞥してこっちをジロッと睨んだだけだった。
・な~るほどね。怖がらせるのがダメなのはわかりました。でもじゃあ、きゅうりに順応させるのは構わないんですかね? というか、それって可能なもの?
・いいや。そんなことしたらヘビが怖くなくなって、いざ自然界で遭遇したときに「ああ、サラダの材料ね」とかなんとか思ってるうちに死ぬか、自然界の法則に逆らってヘビと仲良くなって裏庭がヘビネコの赤ん坊だらけになってしまうじゃないか。
・まあ、自分の場合、ストローでちょっかい出してるけど、鬼の敵みたいな勢いで反撃してくるよ。ちっちゃいヘビで慣らして、少しずつレベルアップしていけばいいんじゃないかな。
・最初はピクルスで慣らして、ゆくゆくは生きゅうりですね、了解。
などなど…日本の愛猫家のみなさん、どう思います?
source: CBC
George Dvorsky - Gizmodo US[原文]
(satomi)