自然によるエンターテーメント!ノースダコタで見つけた川面を回る氷の円盤
巨大な氷の円盤
ここアメリカ・ノースダコタで不思議な氷の現象が見られました。
それは円盤のように丸い氷の塊で、川面をゆっくりと回転していたというのです。
この回転する氷の円盤を発見したジョージさんは、地元の有名ランド・アーティストAndy Goldsworthyが施した川に浮かぶ人工的アートだ勘違いしたほどです。
直径17メートルはある巨大な氷のディスク、「相当な時間をかけて完成されたであろう」と、アメリカ気象サービスの水文学者アレンさんは語っています。
氷の円盤が見られたファーゴという地域は、11月以前は気温も暖かく、川の水も暖かかったそうです。
しかし、11月になってからぐっと気温が下がり、その影響で川の水が凍り始めました。ところが、川の水は一気に凍らず少しづつ氷の粒が川面にでき始め、それが集まって回転し、固まり始めたということなのです。
この氷の円盤、見かけは硬そうに見えますが、握りこぶし程の石を投げたら割れてしまうそうです。硬く頑丈な氷の塊というよりは、寄り添ってできた氷の集まりといった感じです。
この氷の円盤現象は非常にまれで、あらゆる気象条件が完全に揃わないと見られないとのこと。カメラを持参していたジョージさんの運にも感謝といったところでしょうか。
自然には不思議な現象がたくさんありますね。氷の粒が回転しながら円盤のように
固まる姿には迫力を感じます。小さい円から徐々に大きくなっていく、その過程も見てみたいですね。
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