4回目の長距離フェリー新造ブーム
1964(昭和39)年に始まった、本州と九州・北海道を結ぶ「長距離フェリー」。国内の海上輸送で大動脈となっている
この長距離フェリーにおいて、4度目となる船の新造ブームが始まりました。
長距離フェリーの船は、今年2015年に就航した4隻を皮切りに、2018年までに10隻の建造が確定。
ほかにも、いくつかのプロジェクトが検討中とされています。
これまで長距離フェリーといえば、利用するのは大型トラックとその運転手が中心で、その船内は「雑魚寝」というイメージが一般にはありました。
しかし今回の新造ブームで造られる船は、いずれも接客設備の快適さを追求。各船会社は、
そのサービスの豪華さを前面に打ち出して競っています。そこに、かつての「雑魚寝」イメージはありません。
過去3回のものとは様相を異にする、今回の長距離フェリーにおける新造ブーム。その現状と背景を探ってみました。
西日本に続々登場する豪華船
現在、長距離フェリーの新造ブームをリードしているのは、西日本に航路を持つ船会社。そこで生まれた新造船は、
2000年代の初めころまでに建造された「第3世代フェリー」の代替となるものです。これら新世代の長距離フェリーは、
時代の移り変わりに合わせた進化を遂げました。
まず「キャビンクラス」(個室や少人数で区分された上等客室)について見てみると、より豪華にグレードアップするトレンドが見られます。
北九州(新門司)と大阪(泉大津)・神戸を結ぶ阪九フェリーは、12年ぶりに「いずみ」「ひびき」(いずれも1万5897総トン、旅客定員643人)
を新造し、共に今年2015年に就航。その際、新たな客室グレードとして「ロイヤル」「スイート」を新設しました。
また神戸~大分間、大阪~別府・志布志(鹿児島)間の航路を持つ、フェリーさんふらわあ。同社は2018年の竣工予定で、
大阪~志布志航路の「さんふらわあ さつま」「さんふらわあ きりしま」の代替船を2隻建造します。
その2隻の新船は、いずれも1万3500総トンで旅客定員709人。22.9平米の大きさを持つ最上級の客室「スウィート」が
初めて導入されます。個室タイプのキャビンは、全客室の80%にあたる94室まで増やされ(現在は83室)、全室にシャワー・トイレが備えられる予定です。
雑魚寝」は減少 女性対応の充実も
一方、「ツーリストクラス」については、各社で2段ベッドの4人部屋が普及。従来は、上段ベッドへの昇り降りに“はしご”が
多く使われていましたが、ほぼ全ての新造船が安全確保のため階段を設けています。ベッドについては、
カプセルホテルのように1床ごとに包むことで独立性を向上。こうしたツーリストクラスの傾向は、今後の長距離フェリーでスタンダードとなることでしょう。
なお新造船では、10人から20人が並んで「雑魚寝」する大部屋も残っていますが、従来と比較すると、客室全体に占める割合は減少しています。
北九州(新門司)と大阪(南港)を結ぶ名門大洋フェリーは、「フェリーおおさかII」「フェリーきたきゅうしゅうII」
(いずれも1万5000総トン、旅客定員713人)を新造。その際、エコノミー(大部屋)の定員について、従来の「フェリーおおさか」
「フェリーきたきゅうしゅう」における262人から40人へと大幅に削減しました。設備面では、寝るときに頭を置く部分へ仕切りを設け、
プライバシーの確保に努められています。
さらに、女性だけが泊まれる大部屋やパウダールーム、授乳室など、“女性に優しい”船が目指されているのも、
今回の新造ブームで登場した船の特徴です。
攻める西日本のフェリー、北海道航路はどう出るか
飛行機や鉄道、クルマに比べて、長距離フェリーの旅は時間がかかります。
しかし一方で、長距離フェリーはその広いスペースを使い、多様な旅行者のニーズにきめ細かく対応できる特性があります。
今回の長距離フェリー新造ブームでは、こうしたフェリーの特性を積極的に活用し、
新たな客層を取り込もうという“攻め”の姿勢が見て取れます。そこがこれまでの新造ブームとは大いに異なるところです。
現時点で見えている長距離フェリーの新しいトレンドは西日本での動きだけですが、ほかにもまだ、
北海道航路が控えています。同航路には、エンターテイメント性の高いサービスで知られる太平洋フェリーや、
船内グルメに定評がある新日本海フェリーなどが就航。進んだ乗客サービスで従来から知られています。
北海道航路については、現時点では、茨城県の大洗と北海道の苫小牧を結ぶ商船三井フェリーの新造計画がある以外は、
明らかになっていません。西日本のトレンドを受けて、北海道航路の会社はどのような新造船の構想を打ち出してくるのでしょうか。期待が高まるところです。
隣の男と顔と顔がぶつかる。
雑魚寝の部屋なんてパーティー組んで交代で寝ずの番やらないと安心できんわ
あれはジワジワ効いてくる・・・
何処まで行っても、船は船。
快適には思えない。
貧乏旅行?すでにフェリーは時間を考えたら高い移動手段だぞ
ツーリストでも早割の新幹線、飛行機と変わらんし
シーズンでないならLCCには歯が立たない、車、オートバイ、自転車使わないなら
メリットはほとんどない
俺はよく、大阪高知特急フェリーを利用してたが
夜出て朝着く便だと宿代が浮くんだよな。
横になれるし。
個室でシャワー付き、車を除けばそんな高くなかったし
数年前に値上げしたままじゃねーか
2等寝台なら構わないけど。
一人旅の若者が押しの強い子連れおばさんに徐々に占有スペース
を侵食され、ついには起立してるだけのスペースしか無くなり
去って行ったのを見たことがある。彼はあの後どこで寝たんだろうw
いつも特等か一等で旅行してるわ。広くて快適だよw
現地で自分の車で移動したいからどうしてもフェリーが多くなるわ。
自販機の一番搾りが、免税で百円だったのが嬉しかった。
時間は有り余るほど(50時間)あるし、呑みまくってたわw
実際は1万、1.2万ぐらいな感じだからなあ
瀬戸内回るのなんて最高のコースだと思うわ
あの時間は本当に退屈で死にそうになる。
自分の車には行けないし、娯楽施設も大したものが無いし。
食うか風呂か寝るしか無いのは厳しいわ。
コミュニケーションは最大の娯楽の一つ
夜は天体観測とかやってたりする
あれ一度乗ってみたいと思うけど、時間が取れない・・・・。
20年くらい前、東京から原付バイクを運んで徳島まで行く時に乗ったな
その時は多分まだ古い船だったと思うけど、外を操舵室の真下まで移動できて
そこでずっと前を見続けてたのが懐かしいわ
それぐらいだとみんな忙しいから飛行機を使うと思う。
2泊でもしないとそんな施設使う気にならんぞ
頂点は名古屋~北海道の太平洋フェリーだろ
これを超えるもの作ってから偉そうな事言えや
俺は雑魚寝は確かに辛い物が有るので
カプセルホテル型式の物があれば良いのにと思っている。
北九州エコノミーきっぷ(人のみ)【関西発】 10月1日~
【2等自由席(スタンダード和室)利用】
*船内レストラン食事券(500円)付き
大人おひとり様 7,400円
http://www.venus-t.jp/manage/upload/pdf/20150904104034.pdf
結構安いな・・・しかし、スタンダード和室の写真がないのはなんでだw
まあなんだかんだ言っても、時間かかるしな
飛行機にしろ新幹線にしろバスにしろ、基本的に移動中は座席に縛り付けられるけど
あれって結構ストレスを感じる。
フェリーは船内を自由に移動できるから楽。
名古屋-苫小牧のフェリーで同じことが言えるかww
俺はさすがに帰りはキャンセルして飛行機で帰ったわww
何が往復割引を捨てさせるほど厳しかったんだ?
仙台まで快適だったが二泊目で嫌気が。船には滅茶苦茶強くて大しけでも
全く船酔いしないんだけど精神的に一泊で限界がきた。個室だったらまた
別かもしれんが当時カーテンだけの二段ベッドの二等寝台だったし神経が
参った。
そういうもんかぁ・・・
俺はけっこう船酔いしやすくて、上海まで48時間くらい
船代に含まれてる朝飯すらも食いに行けない状態があったが、その後も同じ船を使ってたw
船とか関係なくユースホステルみたいな空間が耐えられなかったのかも試練ww
ツナギ着たバイカーが臭くて臭くて仕方なかった
まだ大部屋で雑魚寝してる方がマシ
大人になって冬の日本海フェリーでもう絶対船には乗りたくないと思った
ウチからだと新潟しか使えない
目的地まで寝て行けるから楽だよ。
雑魚寝でも客がいないから、貸し切り状態。
女連れなら個室で行くしかない、少し高くなるけど。
桜島を背景に、陽光にきらめく錦光湾を進んでいるとイルカの群れがいつまでも追いかけているのをデッキで眺めた。
生涯忘れられない風景。
今あるか知らんが、すぐに2等寝台に申し込んだわ
あれ10人くらいのグループで一部屋占拠しちゃえば快適なんだろうけどなw
逆に一人でグループの居る部屋に入っちゃうと居場所がなくてこれなら大部屋のがいいってことに
俺は一人でカメラやらパソコンやら持ち込むので個室とったけどね
使ってみようか。外出だか冬の日本海はあまりお勧めしない。
下手すりゃ噴水ゲロ状態になるぞww
|
ヘッドラインニュース
|
むしろ遅い時間に出発してほしいわ。ほしたら金曜の仕事終わりのまま出発出来るのに。