9099159研究グループの調査は、2014年度に1部上場の製造業9社に在籍する主に20代の技術者1226人を対象に実施。出題した問題は「小学生の中学受験レベルで、計算問題においてはかなりやさしい問題」だという。その結果・・・



その結果、平均は56.66点(100点満点)。このうち「9-3÷1/3+1」という計算問題では、正答率が6割を切った。四則計算の優先順位がわかれば、正答を導き出せる初歩的な問題だが、技術者にはそれがわからなかった。

ネット上では「信じられない」という反応が続々。西村特命教授は、「現在、企業ではこうした基礎学力のある技術者とない技術者が共同で作業しているような状態で、企業側も学力不足の技術者の研修や授業に取り組んでいます。
基礎的学力については、年配のベテラン技術者のほうがもっていますから、その方々が辞めてからが大変になるでしょう」と、危機感を抱いている。

中部経済連合会の「日本のものづくりの競争力再生と産業構造転換の推進」(2012年2月)に若手労働者の学力・能力低下の事例として盛り込まれ、
その製造業企業の技術者の正答率は4割しかなかった。この企業では毎年、同様の算数テストを実施しており、1980年代の正答率は9割だったという。

(source: So-net - 「9-3÷1/3+1」が計算できなくて大丈夫なのか? 1部上場企業技術者「小学生以下」学力の実態

【小6 算数】 分数のわり算


   


   
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