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こちらはコメントにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！

[投稿日時] 2015年12月02日 01:35
■体験談
単なるペッタンコの私と違い兄はスケートの羽生君を男っぽくしたような超イケメン。
超イケメン故に今までヘンな女に狙われた経験も多い。
兄が攻略中の彼女未満の女友達へのプレゼント選びのために兄が私を繁華街に連れ出した時のこと。
「ひさしぶりー」と兄に声をかけてきた女（A子）。兄の大学時代のサークル仲間らしい。
「兄君の彼女？」「いや妹」「初めまして」「べらべらべらべらべら・・・・」
マシンガンの様にしゃべり続けるA子の横には男（B太）が。
「こちらは何方？彼氏？」「初めまして」「まあ彼氏って言うかなんちゅうか・・・」
この紹介にB太はムっとした反応。







「兄君、C子（大学のサークル仲間）と、まだ付き合ってるの？」「いやC子とは別れた」
「ね～、せっかくだから御昼一緒に食べない？」
「いいけどB太さんは？」「別に良いですよ」
と言うわけで御昼食べているとA子はC子のことを貶す貶す。
分かれたとは言え元彼女のことをボロカス言われるのは兄も不愉快だったらしく、その話は無視して兄はB太との話を盛り上げようとする。
しかしA子が話をさえぎって「じゃあ今、彼女なし～？」「彼女はいないけど良いカンジになっている女の子はいる」「じゃあ、相談乗るよ～？兄君、携帯番号教えてよ～」「別に相談することなんかないよ。順調だし」
彼氏が横にいるのに兄にガッつくA子に兄と私はドン引きしつつ可哀そうなのでB太と話そうと努力する。
偶然にもB太の趣味は私と兄の共通の趣味と同じだったので盛り上がる。
今回の兄との買い物は、兄の彼女候補へのプレゼント選びもあるが一緒に趣味の店に行くのも目的の一つだった。
兄が「僕達、この後、あの店に行くんですよ」と言うとB太が「良いですね。僕も行きたい」と言うと「いいじゃん。B太、私ちゃんと一緒に行っておいでよ。私、興味ないから」「A子はどうすんの？」「私は兄君と、もう少し話したいことがあるから？」「ハア？あの店には俺も行くぞ？」「せっかく久しぶりなんだから良いじゃ～ん」
さすがにB太が怒って「いい加減にしろ！彼氏の横で余所の男に鼻の下伸びすなんて！？」「ハア？そんなんじゃないよ～。昔の友達と話したいだけ～」「もう良いよ。もう俺は帰る」「なんで～久しぶりの友達と話したいだけじゃん。束縛強すぎ～」とケンカになった。
すると兄が「そう言わずに、あの店に一緒に行きましょうよ。俺もA子とは話したくない」と言って1万円札を置いて席を立った。
A子はギャーギャー言って追いかけてこようとしたがで御金を払わないわけにはいかないのでレジにいる間に撒いた。B太の携帯にA子からガンガン電話かかってきたが無視した。
私と兄とB太で趣味の店に行き晩御飯も一緒に食べた。
酒が入ったB太は「余り合わない娘だと思っていたけど猛烈にアッタクされて付き合ったが間違いだった。別れる」と強がっていたが「初めての彼女だったんだ」「こんな俺でも付き合ってくれて優しいところもあったのに・・・」などと愚痴大会。
兄とA子の関係は同じサークルではあったが自己中で嘘の言い逃れするA子を兄は嫌っており寧ろ仲が悪かったらしい。
すっかり兄とB太は意気投合。
兄は失恋して落ち込むB太を連れて遊ぶことが多くなった。
A子がB太と別れたくないと粘着したり、B太が兄とツルんでいることを知ったA子が兄の連絡先をゲットしようと益々粘着したりの修羅場があり、共に修羅場をくぐり抜けた兄とB太は、こいつらアーッ！？って思うほど仲が良かった。
兄は例の狙っていた彼女と付き合い結婚したがB太は結婚式で友人代表の挨拶をするほどの親友っぷりだった。
で、なんだかんだで私はB太と結婚。
B太は優しくて家族思いで仕事熱心で理想の旦那様なんだけど、時々、私は兄の代替品なんじゃないかと不安になる。


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