「声にムラムラ」 117番12万回繰り返した男を逮捕 これは嘘ニュースです
押収された男の携帯電話
京都府警によると、男は今年6月から毎日1千回以上、携帯電話から理由のない117番を繰り返し、NTT時報お知らせセンターの業務を妨害した疑いがある。男が電話を頻繁に繰り返したことで、10月には担当する女性オペレーターがのどを痛め、一時深夜の案内サービスを中止するなど業務に支障をきたしたことから、男の逮捕に踏み切った。逮捕直前の11月28、29日には電話の回数が約2万回まで急増していた。
調べに対し、男は「時報の声にムラムラしてやった」と電話を繰り返しかけたことを認める一方、業務妨害の意図については「嫌がらせではなくオペレーターへの好意」と容疑を否認しているという。また11月末に回数が増えた理由については「これまで何度語りかけても不愛想な時報しか返ってこなかったが、ふと聞こえた気がした『ありがとう』という声を確かめたかったから」と供述している。女性オペレーターは「時刻以外に話したことはない」という。
今回の事件を受け、センターでは来年からオペレーターによる人力でのカウントを終了し、中性的な合成音声を採用した自動案内に切り替えると発表した。