YouTubeが映画やTVのストリーミング放送権を模索か
Netflix、Huluの競合となるか。
広告なし、オフライン/バックグラウンド再生などを搭載した有料サービス、「YouTube Red」が始まって数カ月。まだアメリカ限定ではありますが、ヘビーユーザーにとっては嬉しい機能追加となりました。
そして、そのYouTube Redにさらなる動きが。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じたところによると、YouTubeのスタッフは、この数カ月でハリウッドの映画関係者やテレビ業界の人々と頻繁に面会を行っているとのこと。そしてこれは、同サービスで映画やTV番組をストリーミング放送するための交渉ではないか、と見ています。
たしかに考えてみれば、月額料金を支払う動画サービスという意味では、YouTube RedはすでにNetflixをはじめとしたSVODと同じと言えるかもしれません。サービス開始以来長らく、一般ユーザの動画を流す、利用料無料の広告モデルを貫き通してきたYouTubeでしたが、はたして大きな転換点となるのでしょうか。
すでに世界最大の無料動画を抱えているYouTubeで映画や人気のTVシリーズが放映されるようになったら、SVOD界にとって超強力なプレイヤーになるのは間違いありません。何といっても、その知名度は抜群。「YouTubeで映画も見られるようになった」というのは、キャッチコピーとしても非常に分かりやすいですよね。
YouTube Redは、Google Play Music(日本では月額980円)を契約していれば追加料金無しで利用できますし、色々な要素を加味しても、もしかしたらあっという間に市場を牛耳ってしまうのかもしれません。
source: Wall Street Journal
Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)
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