クリフォード・A・ピックオーバーの新著『Death and the Afterlife: A Chronological Journey, from Cremation to Quantum Resurrection(死とあの世:火葬から量子的復活までの年代旅行)』は、私たち誰もをいずれ待ち受ける死をテーマとしている。
エジプト、シナイ山の麓にある聖カタリナ修道院所蔵の12世紀の絵画『The Ladder of Divine Ascent(聖なる上昇の梯子)』。悪魔に誘惑され、引き摺り下ろされようとする修道士たちを、天使がキリストの待つ梯子の頂上へ辿り着けるよう励ましている。絵画の底部には、修道士を飲み込もうとする悪魔の口が描かれている。
歩く死体症候群とも呼ばれるコタール症候群の患者は、内臓を失っていたり、動く死体であるという感覚に取り憑かれている。オランダ人の解剖学者ベルンハルト・ジークフリート・アルビヌス(1697〜1770年)作の『Tabulae sceleti et musculorum corporis humani(人体骨格筋肉図譜)』には、内臓がない歩く死体が描かれている。
コメント
1. 匿名処理班
仏教伝来前の日本の死後観というと、ヨモツクニ(黄泉国)なんだろうけど。
基本的には死んだ先でも体はあるんだよね。腐るけど。
2. 匿名処理班
最後の画像!完全に目が逝ってますがな!
3. 匿名処理班
輪廻転生思想は一部の人間の心の救いになってた面もあると思う
浄土や地獄行くより家族や友人のいる此岸の世界に戻ってきたいよ
4. 匿名処理班
これは科学ではない。個人的な文化人類学や社会心理学的考察。
つまりこのおっさんの勝手な「非科学」妄想。
死後の世界については医学者や科学者が研究したものを読むといい。
5. 匿名処理班
口から漢詩ビームがかっこいい
6. 匿名処理班
※4
そりゃ医学的に知りたければこっちの記事を読みますがな、分かりやすいし。
ttp://karapaia.livedoor.biz/archives/52205418.html
ここでのお題は死生観についてでしょ、生と死をどう捉えるかって哲学的な。
死ぬ事をしっかり認識するから、改めて生きる事も考えられるって話じゃないかね。
様々な価値観があって、それぞれに宗教、民族の持つ歴史や知恵が詰まってる。
どれが正しくてどれが間違ってるなんてレベルの話じゃないと思うよ。
7.
8. 匿名処理班
最後の写真、ドクロの方が怖くないように見えるのはなんでだろう・・・。
9. 匿名処理班
死とは何か?
それぞれの時代の考え方が垣間見え興味深い。
共通しているのはやはり恐怖の対象である事か。
10. 匿名処理班
他の絵画やモチーフはなんとなく各々の文化上の死の概念を表すというのはわかるが、口から漢詩ビームの鬼はどう解釈したらよいですか?死の概念(鬼)が唐様(漢詩)を大納言経信に影響させたってことかな?源経信に詳しくなくて申し訳ないけども。